宇宙のはじまり (イースト新書Q)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 303
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680033

作品紹介・あらすじ

宇宙はどのように誕生し、今の姿になったのか?140億年後を生きる人類は、加速器という装置を作り出し、宇宙が生まれた瞬間-100兆分の1秒後にまで迫っている。なぜそんなことができるのか、人気素粒子物理学者がその仕組みをわかりやすく解説。ラーメンをフーフーする理由とは?人類はマカダミアナッツチョコのナッツだけを食べることができない?スキーに行った修学旅行生は夜、何をしているのか?-宇宙誕生の謎を巧みな比喩と共に描きだす。

感想・レビュー・書評

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  • 素粒子物理学をとても分かりやすく紹介する本。

    多田将さんのパンクな見た目からは想像できない優しい文体です。

  • 喩えがわかりやすかった。
    喩えだとすんなりわかるけど、やはり専門用語が出てくるとわからなくなるので、再出してきたときに、「専門用語→喩え→専門用語」の変換が必要になる。こういう変換、受験勉強の時にしてたなぁ〜と懐かしくなった。
    こういう風に喩えて考えると、物理も身近に感じることができた。
    あんなに理科嫌いだった学生のわたしに読ませてあげたい。

  • 国立科学博物館に行った時にワクワクした事を本で読もう企画第一弾。
    「難しいことをわかりやすく説明する」の極み!
    内容が興味あるからだけでなく、その説明のうまさによって楽しくスイスイ読めた。
    しかも内容はしっかり専門的という。
    こういう新書をいっぱい読みたい!

  • 宇宙のはじまりってなんだろう?に答えた一冊。宇宙人はいるのか、生まれ変わりってあるのかなど普遍的な問いにアプローチします。一方で、吐く息は温かいのに、ラーメンを冷ますときの息が冷たいのはなぜ?エアコンで部屋の空気が冷たくなるのはなぜ?など言われてみれば確かに不思議なあらゆる日常の疑問を科学的に解明。実に面白い。原子が集合したり、散ったりするのをスキーをしに来て疲れ果てた修学旅行生に例えてるのは笑う。

  • 娘の夏休み課題図書を借りて読んでみた。 
    宇宙の話は嫌いじゃないけど、やはり難しかった。

    けれど、自分の生活には関係ない内容だけど、地球規模、宇宙規模で物事を研究している人がいるんだなーと知ると、私も視野を広げて物事を見ていきたいと思いました。

  • 知識のない人にでも分かりやすそうな本かなと思って購入しましたが、さっぱり理解できなかった…

  • 素粒子や宇宙に関する本は今までたくさん読んできたけど、片っ端から忘れていってる。定期的に読むことで記憶に定着させたい。

  • 面白くて宇宙の魅力に惹きつけられる。
    よくこのような話し方、書き方ができるなぁと尊敬するする。

    著者を検索したらイメージと全然違う人だった!

  • 読みやすく面白かったです。

    日常の不思議を知ることから、宇宙のはじまりを知ることに繋がっていきます。

    知るって面白い。

  • 読みやすくわかりやすい。今まで読んだ宇宙や素粒子の本で一番わかりやすかった!!初めて知ったこといっぱい。ワクワクが止まらず一気に読めた。俄然宇宙と素粒子に興味が湧き、違う本も頼みましたー
    読んで良かった一冊!!あぁ、面白かった。

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著者プロフィール

京都大学理学研究科博士課程修了。理学博士。高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所、准教授。著書に『すごい実験』『すごい宇宙講義』『宇宙のはじまり』『ミリタリーテクノロジーの物理学』『ニュートリノ』(以上イースト・プレス)、『放射線について考えよう。』『核兵器』(以上明幸堂)がある。

「2020年 『弾道弾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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