芸能人と新宗教 (イースト新書)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650845

作品紹介・あらすじ

清水富美加が出家したのは必然だったのか
宗教学者が徹底分析する、芸能界と宗教の知られざる関係性

清水富美加が幸福の科学に出家すると宣言したことで、改めてクローズアップされることとなった新宗教の存在。
過去にも、オウム真理教や統一教会などに入信した女優やスポーツ選手の騒動が世間を騒がせてきた。
ほかにも、多くの芸能人たちが創価学会や真如苑などの信者ではないかと噂され、関心を集めてきた。
なぜ、人々は新宗教の芸能人信者に注目するのか。そもそも新宗教とはどんなものなのか。なぜ、芸能人は新宗教にはまるのか。
芸能界と新宗教はどんなかかわりがあるのか。
宗教学者・島田裕巳が新宗教と芸能人にまつわる歴史と事件をふり返りながら、徹底分析する。


信仰を求める芸能人の「孤独」と「不安」

第一章 芸能人と新宗教の知られざる関係性
第二章 なぜ芸能人は新宗教にはまるのか
第三章 海外の芸能人も新宗教にはまる
第四章 芸能人は新宗教の広告塔なのか
第五章 新宗教はなぜトラブルを起こすのか

感想・レビュー・書評

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  • ●やはり島田先生は安定感があって読みやすい。
    ●不安定な芸能人ほど、宗教にはまりやすいのか
    ●周りにはあんまりいないからあれだけど、やっぱり警戒してしまうし、隙が多いんだろうなあ
    ●とはいえ、こういう中間団体を排除してしまうと、そこから溢れてしまった人の行き場、吸収先がないから、それはそれで大問題。孤立よりはまだましなんかね、知らんけど

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  • 結構、新宗教と芸能人の結びつきが多いのを初めて知った。芸能人にとっては新規ファン獲得の要素は無いというのも理由を知ると納得できる。

  • 芸能人が新宗教にはまってしまう理由が、わかりやすく書いてある。

  • 読みやすい。

  • 新宗教が競争の激しい芸能人の不安を解消する術であると推測されながら論じられていた。過去の著作における記述との重複もいくつか散見された。

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著者プロフィール

島田裕巳(しまだ・ひろみ):1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている。 著書に、『日本人の神道』『神も仏も大好きな日本人』『京都がなぜいちばんなのか』(ちくま新書)『戦後日本の宗教史――天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『神社崩壊』(新潮新書)『宗教にはなぜ金が集まるのか』(祥伝社新書)『教養としての世界宗教史』(宝島社)『新宗教 戦後政争史』(朝日新書)等多数あり。

「2023年 『大還暦 人生に年齢の「壁」はない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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