BTSとARMY わたしたちは連帯する

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781619552

感想・レビュー・書評

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  • 「推しの愛読書」からハマる人続出のK文学。コロナ禍でベストセラー続出(黒田 千穂) | FRaU
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83137?page=1&imp=0

    書籍詳細 - BTSとARMY わたしたちは連帯する|イースト・プレス
    https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781619552

  • この1年、単にハマるというより研究したと言った方がぴったりくるくらい、彼らと彼らに起因するさまざまなことを見聞きしながら、そのグローバルな社会ムーブメントとも言える一連に興味をかき立てられています。
    心理学、社会学、人種問題やカルチャー間の葛藤(日本におけるTシャツ問題はその最たる例)など、とくに私が関心を持ち、おぼろげながら浮かんでいた考えにとても近い内容がまとめられていた。
    単なる「消費者としてのアイドルファン」ではなく「それぞれに意見を持った社会に属する個人の集合」として、ARMYが音楽業界のシステムや評価基準を根本からひっくり返すまでに至った経緯は、改めて文章で読んでみて本当に凄い。時代の変化と呼応するように、次々と既存の価値観を覆していくさまは、彼ら(BTS/ARMY共に)から学ぶべきことがたくさんあることを示している。

  • BTSとARMYを巡る様々なトピックの中でも特に社会を照射するものが取り上げられていて私の個人的な興味と合致するのでとても有り難い!
    BTSを応援することで自分の中の歴史認識、社会的背景、価値観、差別意識を問い直す機会が幾度となくあり、ファンダム文化を通じて彼方/此方が浮かび上がる体験自体が新鮮だけれど、なぜそんなことが起こるのかを明瞭に解説している本書は楽しい

  • BTSが、様々な場面でしきりに「ARMYのおかげ」と言っている理由がよく分かる一冊。私自身、まさかK-POPアイドルにハマると思わなかったのだけど、この本を読んでハマった理由もなんとなく分かった気する。「BTSのために少しでも善き人でありたい」という一節がARMYの素晴らしさであり、そう思わせる7人の為人なんだろう。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/756960

  • ファンは推しのやることをなんでも受け止めてしまいそうだけど、間違っていることにはきちんと声をあげ、彼等も反省し、学んでいくと言う構図がなんというか凄い。お互いがお互いに対して、とても真摯なんだろうなと思った。

  • 最新のアイドルビジネスについて学習するために。

  • アガペーを説く、宗教本だった。(褒めている)

  • ラジオの話とかファンのひたむきさに泣いちゃった
    頑張ろう

  • BTSという現象をARMYというファンダムから考察する…ということ自体が、その関係性の強さを表していると思う。初期の頃の、特にアメリカのARMYたちのプロモーション活動を知ると、彼らが事あるごとにARMYに感謝を伝える意味がわかる。
    もちろん、そうしたくなる魅力が、彼らにあるからなんだけれど…。
    人は、物語が好きなんだ。彼らの物語を共有するために、ARMYたちは動いているのかもしれない。
    Dynamite以降さらに膨らんだであろうこのファンダムは、これからどう変化していくのだろうか。

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著者プロフィール

イ・ジヘン

梨花女子大学で理学士、米国カリフォルニア芸術大学で芸術学修士(映画演出)、中央大学先端映像大学院で映画学博士(映画理論)の学位を取得。 檀国大学や延世大学などの講師を経て、現在は中央大学で映画についての講義を担当。映像物等級委員会の委員も務める。博士学位論文のテーマは「破局と映画:21世紀の映画における破局の感情構造」(2015)。 ポストヒューマン、映像文化と現代性の関係、ニューメディア時代の大衆文化研究に関心を持っている。
研究論文:「韓国ファンタジードラマの現在:超人とタイムスリップモチーフの明暗」(2017)、「連鎖する災難の世界を渡る:黙示録的ポストモダン再現の様相」(2017)、「後期資本主義時代におけるハリウッド陰謀論映画の政治性」(2014)ほか多数。

「2021年 『BTSとARMY わたしたちは連帯する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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