生き抜くための恋愛相談

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 311
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781615684

作品紹介・あらすじ

「よくある悩み相談とは一線を画す、理論派の論理的思考。
平匡さんが書いてるのかと思いました。」
海野つなみ(漫画家/『逃げるは恥だが役に立つ』作者)


ズバっと言わないけど、読むとスッキリ!
16年で1000人以上の女性の悩みに寄り添う「恋愛相談のプロ」が、あなたのモヤモヤの核心に迫る!
「日経ウーマンオンライン」人気連載、待望の書籍化。


いま、私たちには桃山商事が必要だ。
桃山商事を“激推し"します!
上野千鶴子(社会学者)/一徹(AV男優)/アルテイシア(作家)/トミヤマユキコ(ライター・大学講師)/熊谷晋一郎(医師)/信田さよ子(臨床心理士)/川崎貴子(女性マネジメントのプロ)/二村ヒトシ(AV監督)/田房永子(漫画家)/斎藤哲也(編集者・ライター) ※敬称略


第1章 なんで私じゃダメなの?
・付き合う前にセックスの誘い…「友だち→セフレ」は昇格? 降格?
・誘っても曖昧な態度の彼…これって脈あり? 脈なし?
・もう自分から言うしかない…成功しやすい告白の方法とは?
・ネットで出会う→片思い→音信不通…どこで間違えた?

第2章 本当にこの人でいいのかな?
・マトモな男性とのデート、直前でイヤになるのはなぜ?
・好みじゃない人と「ひとまず付き合ってみる」はアリ?
・もういっそ、不倫かセフレが一番ラクかも…?
・彼氏いるけど「コレジャナイ感」 別れず解決できる?

第3章 男ってなんなの?
・男の人ってなんですぐ不機嫌になるの?
・男にとって〝重い女〟ってなんですか?
・男の「嫉妬」っていったいなんなの?
・男が思う「エロい女」って、どういう人?

第4章 好きな人すら見つからない
・〝普通の結婚教〟に入信しないと幸せになれないの?
・デートしても友だち止まり…色気とムードの正体とは?
・イケメン好きでもないのに…「妥協しろ」と言われるのはなぜ?
・元カレが忘れられない…次に進むためにはどうすれば?

感想・レビュー・書評

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  • すごくよかった!
    悩み相談特有の「それはわかってるけどそううまくもいかないんだよ!」みたいな回答が全くなくて、とても真摯に受け止めてくれている感じが伝わってきた

  • エネルギーの枯渇している恋愛者たちに常識を思い出させる桃山商事が読めます
    男性って生きものの解像度が粗すぎて知性の低さを感じさせる相談者たちに、離乳食レベルに噛み砕いて男性を教えてゆきます
    桃山商事さんの父性が回答文に滲んでおり、相談者の気持ち悪さが浮き彫りになっています
    頭使って男に向き合えに要約されるのですが、とにかく優しさに溢れています

  • 元カノっち!あぁ、わかる。たしかに良い感じに育ってそれ自体を大切に思ってたのか。脱帽いたしました

  • 面白い活動!他の本も読んでみたくなった。

  • 恋愛相談の本
    問題のフレーム化が上手い、まあキレイにフレーム化ができたものだから載ってるのかもしれないけど、考え方の参考にはなる。

    主体的に動く、決められるのは自分がどうするかだけ
    AllorNotiong思考、グラデーション思考:会う、LINE、過ごす、・・・
    しがらみと誠実度は比例、しがらみに守られながら観察して判断
    問題が起きる恋愛が面白い、受動的だと楽しいことがやってこない。自己を開示していく
    一人の人間として興味を向けられる。センス、目の付け所、知識、アイディア、言葉遣い、行動
    お互いのよって立つところの違い、性別、地元、会社、趣味の世界、思想信条
    重い女、自分自身を乗っける
    恋愛観、時間の使い方、仕事、趣味、人間関係、
    大事なことを話しているという感覚、自己開示、打ち明ける際に勇気がいること。

  • 記録。

  • 悩みごとととして語られることに対して答えるのではなく、相談者の本当の悩みに寄り添う姿勢はすごいなぁ。相談してみたい。

  • 恋愛相談のビジネス本?ロジカルシンキングの恋愛相談?ジャンルの同定は難しいがとにかくおもしろい。「恋愛相談」という金の鉱脈をみつけた著者を尊敬します。

  • 恋愛指南本ではありません!
    人の話をどう聞くか、悩みをどう解決するかを教えてくれる本だと思います。
    適当に同意されるだけでもモヤるし、ただ正論を述べられてもモヤる。
    この本のように振る舞えれば、自分含め悩んでる人に手を差し伸べられる人になれるのではないかと思いました。

  • 徹底してズバッと言わない!をモットーとした恋愛相談。
    桃山商事は恋愛相談をきく男性ユニットで1冊目の「二軍男子が恋バナはじめました」はそんなに面白くなかったから、
    今回もそんなに期待してなかったんだけど。
    だって恋愛相談ってさー結局男の人に聞いてもらってスッキリすることなんてないじゃん?!
    だけどちょろっと読みに遭遇したら面白くて一冊まるまる読んじゃった。

    具体性のない恋愛相談を仮説を立ててロジカルに状況整理して、選択肢をいくつか示してからその中でもこれはどうでしょう、というやり方のテンプレート化が読みやすかったし面白かった。

    いや、その仮説なんか見当違いじゃない?って部分もめっちゃあったけどそれはそれで男と女の考え方の違いが明確になって参考になるし、感情を他人に整理してもらうのってすごくスッとする体験はできるからいいなーって思った。

    どんなにロジカルシンキングが身についてる人でも恋愛に関しては感情多めになってるところをスルスルっと本人の感情も守りつつ整理するの優しいよー。

    相談を聞くってコーチングの技術もバリバリに使えるし人生相談よりも内容が絞られるしコーチング的技術を磨くのにも恋愛相談をロジカルに聞くっていい訓練になりそう。

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著者プロフィール

清田隆之(代表)、森田雄飛、ワッコの3人からなる恋バナ収集ユニット。2001年の結成以来、「失恋ホスト」として1200人以上の悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで紹介している。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』、『生き抜くための恋愛相談』、『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』がある。

「2021年 『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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