幸せな人は「お金」と「働く」を知っている

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781615622

作品紹介・あらすじ

高校生が感動した
魂の「お金」の授業

外資系金融で数兆円を運用、難病を発症、
金融ベンチャー立ち上げ、リーマン・ショック……

金融に人生を捧げてきた、異色の金融マンだから語れる、
次世代を生きる人のための、「お金」と「働く」の本当のこと


日本では、お年玉やお小遣いなど、幼い頃からお金に触れるのに、ちゃんとした「お金」に関する教育がありません。また、家庭で子供とお金の話をすることがタブーのように扱われていることも少なくないようです。
多くの子供たちはお金についての教育をほとんど受けずに大人になります。結果大人になっても、お金に対してきちんとした価値観ができないままです。そのような状態で働き始めたらどうなるでしょうか。働けば当然お金を得るようになります。しかし、お金との距離感が分からないために、結果として、お金の奴隷となり、お金に人生を振り回されるようになります。生きていくためには、もちろんお金が必要ですが、お金は幸せになるための手段であって目的ではありません。
数兆円を運用する外資系金融機関に勤務中に難病を発症、退職後に社会を豊かにする「いい会社」を応援するという理念のもと、金融ベンチャーを立ち上げるなど、20年以上お金と向き合ってきた著者だからこそ語れる、これからの時代を生きる人に知ってほしい「お金」と「働く」、そして「幸せ」の本質。さあ、自分らしい幸せを見つけるために、社会を知り、お金を知り、働く意味を知る旅に出かけましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 本を読み始めたばかりのひとや、学生さん向けに。
    誠実なお金の使い方について説かれています。
    ひいては、何をどう学んで、どう生きるかというのにもつながる、
    「お金ってなんだろう?」な本。

    花の拠点”はなふる”センターハウスの蔵書です。

    【本文より】
    ・答えがないというのは楽しいということでもあるのです。

    ・人の身体がその人が毎日食べているものからできているように、
    人の心は毎日出会っている人や本からできているのです。

    ・山登りは時に孤独です。この道であっているのだろうかと心細くなることもあるでしょう。(中略)しかし、山を登り続け、山頂までたどりつけば、ようやく別の業種で同じ志を持って頑張ってきた人に出会うことできます。

  • 大学のときにめっちゃ研究してた「マズローの欲求階層説」が働く上で、自分の感情をコントロールするのにも役立つとは目から鱗だった!
    就活生とか社会人2年目くらいの人はめちゃくちゃタメになると思うな〜
    目先の渡された仕事をこなすことは作業だけど、これが社会を豊かにできるのか?どうかって視点を持つと視野が変わるなあ
    作業のゴールは達成することだけど、仕事のゴールはお客様に必要とされて社会に必要とされていると感じる充足感なのかな

  • やっぱ今の仕事辞めるべきという思いを強くした

  • 金融マンの立場の色と手前味噌がやや多めなのがマイナス。サクッと読めるので考える材料/入門的な読み物としては使える。Kindleで長く読みかけだったので片付けた。

  • 若い世代が読むことを想定された本だと思うのでとても読みやすかった。
    お金や会社の意義、働くことなど社会に出る前の人が読むといい本でした。


    著者の歩んできた人生にもとても興味がある。
    エリートとして歩んできた人生が病により一転。よくある話ではあるけど、そういう事が無ければ本質的なところには気づけない。
    なかなか、自分では体験する事がなさそうな人生なので、その中で培った思考や信念に惹かれた。

  • お金と幸せが、決して同じではないことを学びました。良書です!

  • どちをかといえば、読書に慣れていない高校生や大学生、社会人向けかなと。とても言葉を噛み砕き、重要なファクターを繰り返し伝えてくれる。お金と働くを通じて、個人の幸せの価値観の考え方を変えてくれる本だと思いました。

  • 投資信託を始めた時にお勧めされた本。
    お金の話というより生き方の話。
    物を買うとき「お得だから」だけじゃなく、
    それが自分の手元に来るまでの過程を考えたら
    深みの増したお金の使い方になるみたい。
    お金に余裕があればね。

  • この本から新しく学べたものはあまりなかったが、私の人生観とマッチする部分が多く、著者の考えに強く共感することができた。

    お金は幸せになるための手段ではあるが目的ではないという言葉は、元々わかっていたことではあったが、実際に文字に起こして見てみることで改めて共感する価値観だった。

    会社からの推薦図書で読んでみたのだが、やはり私の勤める会社の理念にも合っているようなことが書かれており、それと同時に私の価値観にもあっているなと感じたためこれから働くのが楽しみになった。

  • 投資会社である著者が、仕事のこと、幸せのことについて、いままでの経験から思ったことを綴る内容。ビジネス書かな?

    幸せとはなんぞや、とよく考えることがあります。社会的に成功している人の本を読んで、このままじゃいけないとあせったり、今の仕事で、今の収入で満足していてよいのかなと。でもこの本には、幸せは自分基準と、お金はあればよいけれど多いことが正解ではないということに、静かに納得したように思います。
    あせらず、自分にとっての幸せを見つける。そのために行動する。これが大切なのかと感じました。

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