- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780801972
作品紹介・あらすじ
大の大人が、なぜアイドルにハマるのか?
本書は、アイドルムーブメントを支える現場のファン10人に聞いた、「踊って騒いで」だけじゃない、アイドルの楽しみ方をまとめた本です。
年齢は20代から50代まで。既婚者が4人、離婚経験者が1人、子供を持つ人も2人。社長が1人、会社員が6人、自営業が1人、隠居が1人、職業不詳が1人。それぞれに違った考え方を持つ10人の大人のアイドルファンが語る、「大の大人がアイドルにハマっている理由」。
2012年5月から12月までTOWER RECORDS ONLINEで連載していた全9回に加筆・修正を加え、単行本のみの内容として、タワーレコード社長 嶺脇育夫の「アイドルのいる暮らし」と、ももいろクローバーファン座談会を収録。
表紙には2013年ブレイク必至のソロアイドル「いずこねこ」を起用し、アイドル専門レーベル「T-Palette Records」を立ち上げるなど、アイドル・ミュージックを積極的に発信し続けるタワーレコードの新宿店にて撮影を行ないました。
感想・レビュー・書評
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2月のアメリカヒューストンにおけるアニメマツリでのモーニング娘。16のライブがyoutubeに速攻でUPされていましたが、その映像でメンバーカラーに合わせたサイリウムを振っている観客の後ろ姿を見ているとアメリカにおいても「アイドルのいる暮らし」が拡がっていることを実感します。「アイドルのいる暮らし」が本書でも繰り返し取り上げられる「アイドルとの距離感」だとすれば海外のオタク達はどんな距離感を楽しんでいるんだろう?「アイドルのいる暮らし」は決して「コンテンツを楽しむ暮らし」じゃないことを知りました。
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ひとえに「オタク」と言っても十人十色だというのがよくわかってとても面白い。なぜそこまでのめり込むのか。どこにモチベーションがあるのか。距離の取り方。何を与えられて、何を与えているのか。
傍から見て褒められる趣味ではないかもしれないが、対象が「人」だけあって非常に奥が深い世界であることよ。 -
アイドルのおいかけは聞いてたけど、
握手会も聞いてたけど、
けっこうディープな世界だと言うことがわかりました。
ちょっとおもしろかったかな。 -
10人のエリートオタク。アイドルオタのなかで、クリエイティブな才能を持つひと握りの人。一人目のインタビューはリスペクトもあったが、他9人はまったく理解できないわ、すまん、キモって、思っちゃった。
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20代から50代までのアイドルファンが語るアイドルと自分。熱心なアイドルファンでありながら客観的に自分を語れる“大人”が多いせいか、オタク特有のイタさは皆無。加護亜依の熱心なファンだった(なんだかんだあっても今も好きだけど)私はピストルさんが語る加護亜依に対する思いに激しく同意。Wの単独ライブが私も観たかった(>人<;)
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すごく面白かった。
一人一人アイドルとの距離の取り方は様々で、それぞれ私と全く違う視点なり考え方を持ってる人たちばかりで、私なんて全然だな、と思いました。
最後のももクロファン座談会が1番興味深かったけど、Z新規の私には分からない世界。ほとんど皆離れてしまったっていうのが寂しいな…。古参オタと呼ばれる人達のメンタリティはなかなか分かりそうにないです。