洋画家たちの東京

著者 :
  • 彩流社
5.00
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779116315

作品紹介・あらすじ

明治・大正を経て昭和まで多くの才能ある若者たちが画家になる夢を抱いて地方から上京。彼らが生きた大都市「東京」を定点観測。洋画家(青木繁、中村彝、岸田劉生、長谷川利行など)が暮らした住居、学んだ画塾、歩いた道、美術展会場や美術館、画廊などを丹念に探り、その一つ一つを現在の東京地図に重ね合わせた画期的な試み。洋画家たちの生々しい生活者としての足跡を辿ることで、アカデミックな評論では窺い知ることのできない画家たちの生身の人間としての本質に触れ、また現在の東京と地続きの「場」で懸命に生きようとした内実を明らかにする建築家である著者ならではのアングルからの興味深い論功。

著者プロフィール

こんどう・ゆう
1958年、東京生まれ。建築家。
慶應義塾大学経済学部卒業。
アパレル企業企画部に勤務後、設計事務所での勤務を経て独立。
現在、建築デザイン事務所を運営している。
著書に
『物語としてのアパート』(2008年)、
『洋画家たちの東京』(2011年)、
『脳病院をめぐる人びと』(2013年)、
『生きられる都市を求めて』(2016年)、
『狭さの美学』(2017年)(すべて彩流社刊)。

「2019年 『呑川のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

近藤祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×