- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777827565
作品紹介・あらすじ
いま、広告やメディアに引っ張りだこの人気イラストレーター、
山田全自動による、ユニークかつ斬新な落語演目のコミカライズ本!
感想・レビュー・書評
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落語が聞いてみたくなりました。
落語のことがよくわかります。
落語初心者にわかりやすいように、登場人物や昔のものなどの解説がしてあります。
落語への理解に役立ちます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
落語を聞いてみたくなりました。
音声ダウンロードみたいなのもついてるとよかったのに! -
現在の「高輪ゲートウェイ駅」付近。駅名の公募では「芝浜駅」が公募数3位だったのだとか。 今は、渋いお茶が怖い! そりゃイカン!秋刀魚は目黒に限る! 花魁には教養も必要とされ 高尾太夫は実在した遊女の源氏名で 作業しながら聴けるからちょうどいい
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こういうものをきっかけに
今まで食指が動かなかったジャンルに手を出すのはとても楽しい -
”はじめに”に書かれていた「内容を知ってた方が歌のような感覚で楽しめる」「落語は音楽のように気軽に聴くといいと思う」がまさに落語の良さ!
「漫画であらすじ紹介」はイントロとして最高にとっつきやすいし、山田全自動さんの絵が雰囲気ぴったりで一気に読めちゃいます。
今回はメジャーなネタが続いてさながら「落語オールスターズ」みたいな感じだったので、次はもう少しマニアックなネタも取り上げてほしいです(続編がでることを超期待!) -
こういう落語の漫画化は、すごいおもしろいのと、全然わけ分かんないのとあるけど、これはおもしろかった!
豆知識とかも分かりやすくておもしろい。 -
落語に対するハードルが下がった感じ。そういう楽しみ方でいいんだなと。
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落語に興味を持つための入門書としては良いと思います。個人的にはもう少し1話1話が深い方がより良いように感じました。
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う~ん
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著者の山田全自動は、日常生活の中のさまざまな「あるあるネタ」を、浮世絵調のイラストで一コマ・マンガにしたシリーズで知られる。
元はツイッターで発表したそれらのシリーズが人気となり、『山田全自動でござる』『またもや山田全自動でござる』というまとめ本も出ている。私もその2冊を読んだことがある。
筋金入りの落語好きでもある山田全自動が、定番古典落語29演目を、各4ページ(一部は2ページ・8ページ)・オールカラーでコミカライズしたのが本書。
元々浮世絵調のイラストで知られる人だから、落語のマンガ化にはうってつけといえる。
古典落語をマンガ化した本は、本書以前にもいろいろ出ている。それらの類書の中でも、本書はわりとよくできている。
あらすじや聴きどころ、代表的名演などは別枠で紹介されているので、「基本のき」からの落語入門として読むことができる。
古典落語のマンガ化で一頭地を抜く名作といえるのが、『滝田ゆう落語劇場』。これは単なるあらすじ紹介に終わらず、ちゃんと「滝田ゆうの世界」になっている逸品である。
本書は、さすがに滝田ゆうのものと比べると見劣りがする。
とはいえ、「一冊だけで落語の基本が大づかみでわかる」手軽な入門書としてよくできている。今後、ロングセラーになり得る一冊だ。