- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777820542
作品紹介・あらすじ
今テレビで話題の生物学者・五箇公一氏による“大人”向け生物学入門書!
感想・レビュー・書評
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<目次>
まえがき
第1章 性のしくみ
第2章 生物学からみる人間社会
第3章 遺伝
第4章 遺伝子優性論
第5章 生物の多様性
第6章 生物学と未来
第7章 私と生物学
あとがき
2020.09.26 読書開始
2020.10.19 読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビでのビジュアルが衝撃的過ぎて、その解説がなかなかすんなり頭に入ってこないというSNSでのコメント多数。カリスマ的な先生の生い立ちを知る一冊。こんな先生が身近にいたら、きっとみんな生物学に興味が湧くと思う。生き物ぞっこんのオタクではなく、人が好きだというところに好感が持てる。
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面白いが、誰に向けた本なのかよくわからなかった。
基礎的なことも簡単な言葉で丁寧に説明されているためはじめは子ども向けかと思ったが、たとえが古すぎるし時事ニュースは当然知っている前提で違和感があった。耳障りのいい言い方が多く価値観が固定される懸念もある。
生物学を全く知らない大人向けとしても偏った情報が多くこの本だけで完結すべきではない。口述筆記がもとになっているということで、まるで居酒屋で雑談しているように感じた。
だが、最終章を読んでそれも「環境問題への間口を広げるため」という信念があってのことだと納得した。
くしくもコロナ禍を予言した形になっているのも興味深い。 -
外来種のくだりで、生物多様性の保全についての記載があるが、色々な人たちのエゴで生物多様性という概念が形成されているというのは、ホントそれって感じ。
人間本位の考えであることを前提にするしかないが、地域性にもとめるというのは腹落ちする理解だと思った。 -
大学の研究室の先輩の五箇さんの本。
と言っても在学期間はかぶってないけど。でも自分が学生の時もちょくちょく顔見せてくださった。
この本の最終章で知ったのだけど、博士号取って国立環境研究所に移られた直後くらいかな。
生物学そのものよりヒトに興味がある、という言説には納得。
自分にとっては割と共感できる、というか半ば当たり前の感覚のことが綴られていたけど、一般向けの書籍としてはいいんじゃないかと思う。
進化に対する説明は比喩を使いつつも誤読がないように注釈を入れてて、実はかなり気を使ってるように感じた。 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC02442212 -
生物学の基礎から学べました。
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TV界の著名人とは知らずに読み始め、諸々の事柄についてとかく断定調で喋っており居心地の悪さを感じていたが、やおら最終章で語りだした個人伝が面白くて、他の部分(コロナ禍を「予測」した章を除き)はどうでもよくなった。
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ニュースにもなるトピックを
平易に、わかりやすく書いた好著