しあわせになった猫 しあわせをくれた猫

著者 :
  • 辰巳出版
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本棚登録 : 47
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777814794

作品紹介・あらすじ

フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として書籍化!猫に出逢えてほんとうによかった。

感想・レビュー・書評

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  • 写真とエピソードのバランスが良く、少しずつ楽しみながら読めた。いろんな猫生があるんだな

  • 通販サイト・フェリシモの一部コンテンツの書籍化です。というのはあとがき読んでから知ったんですが、書店の平積みをチラリと見たら、こちらを見上げている表紙のネコに一発でやられてしまい、手に取りました。立ち読みしたら、あぁ、こりゃ泣きそうだと確信して購入に切り換え。
    いわゆる捨て猫・保護猫たちが家猫になって幸せになった現在がいろいろ語られているんです。猫を愛する人たちの優しさに涙する一方、簡単に命を捨てる身勝手な人間に憤死しそうになります。
    よく猫は気まぐれで、なつかないなどと思われがちですが、そんなことありません。
    飼い主が病んでいる時は寄り添ってくれます。猫も愛してくれる人たちには心を開いてくれるんです。
    この本を読めばわかりますよ。

  • 猫が好きでこの本を手に取りましたが
    いろいろなネコちゃんの成長の様子だったり、
    捨て猫から人間に懐くまでの過程だったりのブログが
    まとめてありとても心が温かくなりました。
    うちも保護ネコを飼っているので自然と重ねて読んでいて気付いたら涙を流していました。

  • 佐竹茉莉子 著「しあわせになった猫 しあわせをくれた猫」、2015.4発行。22のストーリー、どれもいい話です。私は、「森で生きぬいた猫」「町に生きる」「アタシたちの母さん」「ミーコとの約束」が特に気に入りました。

  • 漁港で干した網を齧るネズミを追う「ネズミ番」をしていた自由猫せいいち。彼はひょんなことから、観光地で「恋招き猫」と呼ばれるように……。
    夜逃げをした飼い主一家に外に置き去りにされた後、村はずれの森に入って生き延びたグレース。彼女は今、捨てられた悲しみも、森で過ごした孤独も受容して気高く生きている。
    デイサービスでアニマルセラピー。周囲の人を笑顔にする3匹のスタッフ猫、茶めし、おでん、そして福太郎。
    福島県、原発事故による帰還困難地域で保護されたけれど、その凶暴さゆえに里親探しを絶望視されたまさはるの、穏やかな現在。

    人間に意地悪をされて、捨てられて、放っておかれて、でも、それ以上に優しい、親切な人たちに出会うことができて、今、とってもしあわせな猫たちは、わたしたちに幸せをくれる猫たち。
    どんな子でも「出逢えてよかった」、どんな子たちでも「しあわせになってほしい」。そんな願いがいっぱい詰まった本。

    これからも、人間と猫の、幸せな物語がたくさん生まれますように。

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