「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉

著者 :
  • アスコム
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本棚登録 : 294
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776211457

作品紹介・あらすじ

既存の価値観、古い常識、全部疑ってみよう。
問題設定と解決策は、すべてここからはじまる!
元マイクロソフト伝説のマネジャーが
新時代の働き方、生き方、
ビジネススキルを提案する1冊!

-----------
「なにか引っかかるな……」
「どうしてこうなるのだろう?」

世間の「あたりまえ」に対して疑問を持ったとき、
あなたはすでにおおいなる成長への一歩を踏み出しています。
この事実を、まずは共有しておきたいと思います。

「なぜそんなこともわからないんだ?」
「そんなことは常識だろう」
と怒られることもあるでしょう。
そんなとき、「失敗した」と思って、つい落ち込んでしまいがちですが、
僕に言わせればまったくちがいます。

「あたりまえ」に対して疑問を持つ
    ↓
一歩前へ進んだと考える

「あたりまえ」という思い込みに疑問を感じること。
それは、自分が変わっていく過程において、重要なシグナルなのです。
だから勇気を出して、あなたのなかに生まれた疑問を
大切にしなければなりません。
そんな自信と勇気を持つ方法についても、書きました。

本書に通底するメッセージはこれです。

常識に縛られたら、思考は停止する

本書は『あたりまえを疑う。』というタイトルで、
2018年11月に発刊されました。
その後、新型コロナウイルスが出現し、
社会も個人も急激な変化を強いられました。
僕たちのもとに、突然、「あたりまえ」の呪縛から
解き放たれるタイミングが訪れたのです。
だからこそ、「いま、ここから、はじめよう」という気持ちを込めて、
装いを新たに再刊しました。

思い込みを捨て、自分の頭で自由に思考し、
少しずつ行動に変えていきましょう。
そうすれば、あなたの人生はぐんぐん輝きを増していくはずです。
一歩足を踏み出すだけでも、結果はまったく変わっていきます。
世間で「あたりまえ」とされる常識や正解を探すのではなく、
あなただけの真の人生を探す旅へ──。

さあ、いまこそ「疑う」からはじめましょう。

感想・レビュー・書評

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  • ◯数えられるものからはじめる。(63p)

    ◯他人より絶対的に優れたところがなくても、3つ以上のいわば「小さな自信」を掛け合わせればいい(242p)

    ◯未来志向(268p)

    ★短いフレーズで印象的な言葉が多い。さすがプレゼンの名手。そのままスライドに出来そうです。

    ★時間の使い方、ルール・慣例への対応の仕方、コミュニケーション、マネジメント、自己投資について書かれていて参考になります。

    ★知っていること、自分でも思っていることでも、忘れているので、たまにこういう本を読んで思い出したい。

  • 働くことは自己実現。
    いつだってスタートラインに立てる。

  • アベプラで紹介されてたので読みました。
    https://www.youtube.com/watch?v=4KT2APj63e4

    個人的に好きな方向性の話なので、期待大で読んだのですがほとんど収穫はありませんでした。

    言いたいことはよくわかるし、内容自体には強く同意できます。ただ、本にするならもっと深掘りされた内容だと面白かったのになーと感じました。中〜終盤は内容が間伸びしてるので、流し読みでもいいと思います。

    ■よかったフレーズ
    ・仕事とは本来なんらかの価値を創造すること

    ・ベンチャーキャピタリスト「彼はとても優秀だしプランも悪くない。でもたいしてい狂ってない。」

    ・マネジメントは判断すること

    ・背中の名前のためにプレーするのではなく胸の名前のためにプレーしろ

    ・フォーカスすべきは「what」と「How」(whyとwhoは追求しない)

    ・自己投資最強のアプローチは絶対にやめないこと

  • 固定概念を疑うこと、変化を受け入れていくこと、アウトプットの大切さがわかった。

  • 勇気を与えてくれる本だった。著者の高いプレゼン力が発揮されており、分かりやすくも本質的な答えを教えてくれる。人生一度きり、3つの点を繋いで世界一、など、単語だけでは良くあるように思うが文脈の中で理解するととても心に沁みる。

  • どこかで聞いたようなことが多く書かれている。

  • 問題が起きたときにwho,whyを追及しない。
    というところ。
    前者はわかるが、後者ははじめて触れた価値観であった。

    whyを追及するまでもなく、責任区分が明確で、全員が自責の念で動いていれば良いのかもしれない。

  • ・「具体」とは、仕事を抽象化したうえで初めて成り立つ作業。どれだけ「具体的」に動こうとしても、本質をつかみ損ねたままでいると、まったく価値を生み出せない仕事になる
    ・結果を出せるビジネスパーソンに共通しているのは、「未来志向」を持っていること。過去に学ぶ必要はありますが、過去の出来事そのものが変わることはありません。過去に起きたことに一生懸命時間を使うのは、とてつもなく無駄なこと
    ・他人と時間の貸し借りをする。自分が得意なことを着実に行いながら、同じように他の人にも得意なことをしてもらい、ともに突っ走れる仲間を増やしていく
    ・時間とは、喜びとともに消費するもの。自分にとって苦痛な時間をどれだけ取り除くことができるか
    ・自分が言いたいことが、相手が聞きたいことではない
    ・うまくいくプレゼンの要諦は、聞き手に「行動してもらおう」、さらには「ハッピーになってもらおう」と考えることが最も大切なこと
    ・相手が満足している時は「相手が求めていること」や「気づけていない情報」を話せていた。相手の「期待」や「興味」に意識を向ける
    ・事実を説明すると、競合を想起してしまう。体験を話すとハッピーを伝えることができる
    ・価値=多くの人に伝える力。自分が属する会社や業界にとどまらず、「外の世界」とコミュニケーションすること。専門知識を持つ人はたくさんいますし、上には上がいます。しかし、ある程度の専門知識を持ちながら、それを多くの人にうまく説明できる人はとても少ない。知らない人がいる領域を味方につける能力があるほうが、はるかに市場での価値が上がります
    ・大事なことはミスした時に自責で考えられるかどうか。困ったり弱ったりしたら、どんどんアウトプットして助けを求めましょう
    ・他人より絶対的に優れたところがなくても、3つ以上の、いわば「小さな自信」をかけ合わせればいい
    ・人がハッピーになるような方向への気づきを与えること

  • 正しいおっさん社員の扱い方、同調圧力への対応、納得することの多いものです。

  • 「疑う」とは、既存の枠組みを守らなければいけないという固定観念を無くしてくれる言葉だと感じました。
    もっと自由に考えて、もっと自由な方法を選んで行動して良いのだと思わせてくれる1冊です。

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著者プロフィール

澤 円(さわ・まどか)
株式会社圓窓代表取締役。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て1997年にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社。情報コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任し、2011年にマイクロソフトテクノロジーセンターセンター長に就任。業務執行役員を経て、2020年に退社。2006年には、世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみビル・ゲイツ氏が授与する「Chairman's Award」受賞した。現在は、自身の法人の代表を務めながら、琉球大学客員教授、武蔵野大学客員教員の他にも、スタートアップ企業の顧問やNPOのメンター、またはセミナー・講演活動を行うなど幅広く活躍中。

「2021年 『「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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