小さな宇宙ベンチャーが起こしたキセキ

著者 :
  • アスコム
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776210962

作品紹介・あらすじ

こんなあなたに読んでほしい!!

●新しいことをやりたいけど、踏ん切りがつかない。
●失敗続きで自信をなくしている。
●任された仕事にプレッシャーを感じる。
●人間関係がうまくいかず悩んでいる。
●思うように結果が出せない。

この本は、
「スターウォーズ」すら見たことがない
宇宙知識ゼロのド文系ベンチャー社長が
「誰もやったことがない仕事をする!」という思いだけで、
日本初の「宇宙商社」を作り、
社員3人から始めてたった3年で
NASA やJAXAと
協業までしてしまった実話をベースにした小説です。

著者の波乱万丈の人生に
手に汗握りながら、胸を熱くするシーンが満載。
先の見えない時代を生きるビジネスマンの
羅針盤になる一冊です。


読めば勇気が湧いてくる。
きっとあなたも挑戦したくなる!!

……………
■ストーリー
大手商社、日ノ本物産の営業社員であった永崎将利は
「大企業病」に冒された会社に見切りをつけ独立。
しかし、独立後は思うように仕事を得られないばかりか
怪しいインドビジネスの話に振り回されるなど
散々なありさま。やがて、貯金も底をつき、
先が見ない日々が続いていた。
「何者かになりたい」「一花咲かせたい」という
焦りばかりが募るなか、ある日、人伝に紹介された
投資家から一本の電話が入る。
「永崎さん、ロケットをやりましょう」
「ロケットというのは、あの宇宙を飛ぶロケットですか?」
「そう、宇宙産業です」
経産省が、世界を相手に日本の宇宙技術を
アピールできるビジネスマンを探しているという。
「人類の英知を集結させた宇宙という分野に
とうてい太刀打ちできるとは思えない」
一度はそう思った永崎。
しかし、心がこれまでになく高揚するのを
感じた永崎は自らの心に導かれるかのように、
宇宙産業に参入することを決意する。
社員は自分も含めてわずか3人。
コネもカネもない、マイナスからのスタートだった――。

感想・レビュー・書評

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  • ベンチャー魂が清々しく語られていて、読むと心がリフレッシュするような気分になります。

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著者プロフィール

日本初の「宇宙商社」Space BD株式会社代表取締役社長。
1980年、福岡県北九州市生まれ。2003年、早稲田大学教育学部卒業、三井物産株式会社入社。人事(採用・研修)、鉄鋼製品貿易事業、鉄鉱石資源開発(投資)事業に従事し、その間ブラジル、オーストラリアに計4年間勤務。
2013年に独立、1年間の無職期間を経てナガサキ・アンド・カンパニー株式会社を設立。教育領域における事業開発を中心に手掛け、主なプロジェクトはAOKI起業家育成プロジェクト、経済産業省起業家教育普及促進事業他。2017年9月、Space BD株式会社設立。設立から9カ月でJAXA初の国際宇宙ステーション「きぼう」利用民間開放案件「超小型衛星放出事業」の事業者に選定されるなど、事業開発のプロとして宇宙産業に挑んでいる。早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員、横浜国立大学成長戦略教育研究センター連携研究員。

「2020年 『小さな宇宙ベンチャーが起こしたキセキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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