NOを言える人になる 他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法
- アスコム (2020年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776210504
作品紹介・あらすじ
「今こそ、あなたから自由を奪うすべてにNOを言い、
自分の人生を取り戻すときだ――」
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社会、会社の同僚、上司、
パートナー、家族といった人間関係。
仕事のノルマ、会社から求められる成功、
不利な労働環境や取引先からのプレッシャー。
好ましくない人間関係や職場は
他人のルールであなたを縛りつけ、
あなたの価値を勝手にジャッジし、
あなたの時間やエネルギーをひたすら奪い続ける。
彼らにNOをつきつけ、
本当の人生を生きるときがきた。
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誰でもNOを言うのは怖い。
仕事がなくなったら。
友人やパートナーに嫌われたら。
会社でほされたらと考えれば考えるほど、
あなたから時間も自由も奪うものに
NOを言えなくなる。
それを繰り返していくうちに、
いつの間にか、自分は何をしているんだろうと気がつく。
心も身体も疲弊しきったあとに。
しかし、今、あなたが多大な時間を割いているもの、
巨大なストレスを受けながら我慢しているものは、
本当にあなたの人生に必要なものだろうか。
それらにNOを言い、
解放され、自分のルールで生きた方が楽しいはずだ。
自分のルールで生きるために
あなたがすぐにNOを言うべきものは、
日常にあふれている。
・職場の不毛な人間関係
・嫉妬、足の引っ張り合い
・他人のせいにする人間
・境界線を踏み越えてくる人
・人とは仲良くすべきという思い込み
・「自分はダメだ」という思い込み
・会社が求める成功像
本書では、こうした人々、会社、社会にどうNOを言うべきか。
そして、どうすればあなたがあなただけのルールで
生きられるようになるかを解説している。
例えば、
他者との境界線をどう引くか。
こちらの事情を無視し、土足で上がり込み、
不利な取引を持ち掛ける相手に、どうNOを伝えるか。
自分の価値を自分で決める方法。
会社が求めてくる成功像やアイデンティティの無意味さ。
他人のルールに時間を奪わせず、
自分のルールで楽しくハッピーに暮らす方法。
など、多くの考え方、人生のヒントが書かれている。
そして、
「人間関係の基本編」「職場の人間関係編」
「自分のルールで生きるためのエネルギーと時間の再分配法」など
誰にとっても身近なテーマ、事例を取り上げながら解説した。
生きづらさを抱えた多くの人々と
医師である著者が作り上げた
現代の生存戦略ともいえるこの方法をぜひ試してほしい。
感想・レビュー・書評
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疲れていた時に読んでよかった本
アドラー的思想を感じた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正直,やる気を出そうと思ってもだせなくて,毎日がしんどくなっていて,なんとかできないかとと思って探したときに出会ったのが著者のインタビュー記事。著者の病院に訪問しようと思ったけれど,予約がいつ取れるかわからない状況だったので別の病院に行くことに。その後なんとか回復してきたのだけれど,そういう状況で手にとった本。著者の魅力はゲームとかが好きでそういう文脈を交えながら語ってくれるのがいい。アドラーの言う課題の分離に似た「ラインオーバー」の概念を中心にいろいろ語っているけれど,どちらかというと具体的なノウハウというよりは抽象的な感じ。それは具体的ではいという点で役に立たたなさそうだけれど,必要なときには,これくらい抽象的な語りの方がむしろ良かったりする。
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他者との線引きが弱くなっていると自分を責めてしまう傾向があるのは納得した。
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自分の許せる範囲が曖昧であり、どうやって
見極めるかわからないため買ったのだが
自己肯定感を上げることの大切さでほとんど内容が埋まっており
実践的な方法はあまり書かれてなかった気がする。 -
「まじめに、正しいことしてるはずなのになんか満たされない」と感じている人に読んでほしい。そのメジャー、実は自分ではなく刷り込まれたものかもしれない。
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無理しなくていいよ、嫌なことはNOって言っていいんだよと、自己肯定感を促す本です。
なるほど・・と思って読んでいたんですが、読後には自分の中に残ってる内容が少なかったように感じます。
その中で、
(1)他人からのラインオーバーに敏感になる(自分のテリトリーと他人とテリトリーをはっきりさせて、自分のテリトリーには入らせないし、他人のテリトリーには入らないを守る)
(2)思考を外在化する(失敗とかしても、頭だけで考えずに紙などに書き出すことで客観的になれる)
・・というのはなるほど・・と思った。これからに活かせるかなあ。 -
めちゃくちゃ読みやすい。
そして自分の心にスッと入ってくる言葉が多くて、読書メモがえらい枚数になりました。
みんな、それぞれが、それぞれのラインを大切にできる世の中になってほしい。 -
#flier
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2020.2.28