「空腹」こそ最強のクスリ

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776210191

作品紹介・あらすじ

【ガン、認知症、糖尿病、高血圧、内臓脂肪、疲れ・だるさ、老化にお悩みの方に朗報!】


【ノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた、健康的な食べ方の新常識!】

最新医学エビデンスに基づく
本当に正しい食事法は、
「何を食べるか」ではなく、
「食べない時間(空腹の時間)を増やす」
たったこれだけがルール!

睡眠時間を上手に組み合わせて
「1日16時間は食べない」だけで、
細胞内の悪いタンパク質や細菌が除去され、
全身の細胞がみるみる修復!

この食事法なら、
炭水化物も、脂肪も、甘い物も、お酒も、
ガマンせず好きなだけ食べられるから
ストレスなく健康になれます!

「1日3食しっかり食べているのに、
なぜか体がだるい、疲れている」

「健康に良いとされる食べ物を摂取しているのに、
ぜんぜん効果が現れない」

「カロリー計算や食事の種類に気を使うのは、
性格的にめんどくさい」

「クスリやサプリに頼らず、
怖い病気を予防し、持病を改善させたい」

そんな方はぜひ、
本書で紹介する「空腹パワー」を利用した食事法を試してみてください!


【具体的にはこんな効果が期待できます】

・血圧、血糖値、コレステロール値が正常に戻る
・クスリを使わず、ガン・認知症・糖尿病を予防・改善できる
・アレルギーや花粉症からラクになる
・慢性的な疲れやだるさが解消される
・集中力が伸び、仕事のパフォーマンスが上がる
・肌荒れ、便秘、生理不順、PMSが改善する
・おいしく食べながら、ダイエットに成功できる

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    もはやタイトルが、この本の内容の全て!!笑
    空腹がもたらすメリットについて、人体の構造と機能や医学的なアプローチをもって説明されていたので、非常に腹オチも良くかなり納得させられました(*^^*)
    ただ、先にネタバレすると、胡散臭い箇所も読んでいてちょこちょこ見受けられましたので、この本に書いてあることを鵜呑みにしすぎない方がイイかも・・・・


    まずは、「そもそも1日3食も食べすぎだ!!」という著者の主張について。
    幼き頃から教え込まれた「1日3食」、真面目さや「The 健康」の象徴でもあるこの習慣、なんと身体にとってはあまり良くない事だったらしいです・・・
    なぜ3食だと食べ過ぎなのか?
    理由は、人体の内臓の機能そのものにあると著者は指摘しています。

    そもそも内臓は、食べたものを何時間もかけて消化・吸収している為、本来処理できる量を超える食べ物がひっきりなしに運ばれてくると、当たり前ですが疲弊します。
    内臓の機能低下に伴い、
    →栄養素をきちんと吸収できない
    →老廃物を排出できない
    →免疫力が低下する
    などなど、様々な問題が生じてしまいます。
    そんな内臓たちを休ませるために適正な時間が、本著に書いてある「16時間」との事らしいです。

    また、「16時間」という時間の理由は他にもあります。
    それは、「オートファジーの促進」といった理由でございます。
    「オートファジー」とは、「古くなった細胞が新しく生まれ変わる体の仕組み」の事です。
    具体的な人体の機能について抜粋すると、
    "最後にものを食べてから10時間ほどたつと肝臓に蓄えられた糖がなくなり、脂肪や筋肉が分解されてエネルギーとして使われるようになる"、
    "16時間を超えると体に備わっている「オートファジー」が働くようになり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪が分解され減っていく"
    との事らしいです。

    他にもオートファジーの効果として、
    ・「がん」「高血圧」「認知症発症」のリスクも減らせる!
    ・「古くなった細胞を新しく生まれ変わらせる」という究極のアンチエイジングを可能にする!
    ・成長ホルモンの分泌を促し、疲れ知らずの体に!
    などなど、凄まじくイイことばかりが起こるらしいです。

    これらのオートファジーの恩恵を授かるためにも、「16時間の空腹時間を作る」といった必要性を感じますよね♪


    次に、具体的な時間の使い方について紹介いたします。
    本書で挙げられている具体的な手法は、「物を食べない時間(空腹の時間)を16時間作る」ということ、たったこれだけです。
    16時間と聞くと「かなり長いな」と思われる方も多いようですが、睡眠時間+αで考えるとそこまで長くないような気もしますね(*^^*)
    具体的なタイムスケジュールに落とし込むと・・・・
    ------------------------
    20:00 夕食を食べる
    23:00 就寝
    翌日7:00 起床、朝食は食べない
    翌日12:00 昼食を食べる
    ------------------------
    要するに、「夕飯を食べて寝て朝飯を我慢する」。たったこれだけで16時間は達成できますね♪

    また、この手法には抜け道もちょこちょこあります。
    1つ目は、「週に1回」行なうだけで良いこと。(※勿論、出来れば毎日行なう方が良い)
    2つ目は、どうしても空腹が我慢できないときは、ナッツ類ならOKとのことです。
    何故ナッツ類に関してはイイのかというと、低糖質で塩分も少ない反面、良質な脂肪やビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれているため、健康や美容にもいいらしいです。
    単純に、腹持ちもイイですしね♪
    ただ、「ナッツを食べたことによって内臓に負担かけないのかな?」「いくら身体にイイとはいえ、ナッツもオートファジーの妨げになるんじゃない?」などなど、少し疑問にも思いましたが・・・

    何はともあれ、週に一度で良くて、お腹減ったら美味しいミックスナッツを頬張れる。
    ・・・・めちゃくちゃ余裕じゃないですか!!笑
    16時間とだけ聞くと「ちょっとハードでしょ」と思う方も多いでしょうが、「週1回でイイ&お腹がすいたらナッツOK」とかでいいなら、誰でも出来るでしょ!!笑


    などなど。
    上記ではオートファジーのメリットと、手法そのものの実現容易さ&持続可能さを紹介しましたが、ここからは僕の意見です。


    正直、「この本は全体的にマユツバだな~」と、読んでいて強く感じました(笑)
    確かに空腹がもたらすメリットやオートファジーの説明などは勉強になりましたが、果たして本当に「16時間空腹を作る」というそれだけの作業で大丈夫なんか??そんなに簡単に人って痩せて健康になれるんか?!と読んでいて思いました。
    そしてついに、「16時間の空腹時間以外であれば、何をどれだけ食べてもOK!」というような文面を見た時、ついに僕のマユはツバでビチョビチョに!!!笑
    ネットで流れる胡散臭いダイエット製品の動画広告を彷彿とさせるくらい、一気にこの本全体の信用度がガタ落ちしました・・・・

    何か1つだけの簡単な方法で大丈夫と過信せず、適度なバランスが大切ですよね。
    ・適度な運動を心掛ける。
    ・早寝早起きをする。
    ・暴飲暴食をしない、栄養バランスの採れた食事
    ・プラスアルファで、16時間空腹(オートファジー)
    こうして書いてみると当たり前のことですが、こういった基本的な予防を組み合わせずにどれか1つに突出しても意味が無いのではないかなぁ?


    とまぁ、全体的に面白い本なのですが、一部はちょっと過大広告じゃないか?と疑ってしまっていました。
    楽して痩せる&健康になるという都合のイイ方法なんて、そもそも疑ってみた方が良いと個人的には思います。
    空腹時間を作るメリットやオートファジーの効果などについてはかなり興味深い1冊ではありましたが、上記の通りあまり鵜呑みにしすぎない方がイイかもしれませんね・・・


    とまぁ、終盤は結構厳しいReviewになりましたが、、、
    実際この本を読む前からオートファジーを実践してみて結構よさそうだな~と思いました(^^♪
    今のところ、効果が目に見えて表れているワケではなさそうですが(笑)
    読み物としても、まぁ面白くて読みやすい本でした!!


    【内容まとめ】
    1.「空腹」こそ最強のクスリ
    「ものを食べない時間」を作り、「空腹」を楽しむ。
    それだけで病気知らずの体が手に入ります。

    2.オートファジー
    →古くなった細胞が新しく生まれ変わる体の仕組みのこと。
    週に一度でもまとまった空腹の時間を作ると、食べすぎがもたらす害が取り除かれ、加齢や食生活によるダメージをリセットでき、オートファジーが活性化して体が内側から若々しく蘇る。

    3.1日3食というのは、それだけで「食べすぎ」である。
    内臓は食べたものを何時間もかけて消化しますが、本来処理できる量を超える食べ物がひっきりなしに運ばれてくると、内臓はフル回転で働き続けなければならず、疲弊します。
    結果、内臓の働きが低下し、
    →栄養素をきちんと吸収できない
    →老廃物を排出できない
    →免疫力が低下する
    など、様々な問題が生じてしまいます。

    4.物を食べない時間(空腹の時間)を作る
    空腹の時間を作ると、内臓がしっかりと休むことができ、血糖値も徐々に下がります。
    最後にものを食べてから10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくやるため、脂肪が分解されエネルギーとして使われるようになり、16時間を超えると体に備わっている「オートファジー」が働くようになる。

    5.やるのは週1回だけ!我慢が少ないダイエット法。
    空腹の時間以外は何を食べてもかまわないし、空腹の時間中でどうしてもお腹が空いた場合でもナッツ類であればOK。
    できれば毎日が理想的だが、週一回だけ実行するだけでもリセット効果アリ!

    6.究極の食事法のデメリットは、筋力が落ちてしまうこと。
    内臓脂肪の分解とともに、筋肉も分解されていく。
    減少した筋肉は筋トレで行うこと。

    7.・「睡眠8時間+8時間の空腹」で、体に奇跡が起きる
    睡眠時間と、起きたあとものを食べない時間の合計が、連続10時間以上になると脂肪の分解が始まり、16時間以上になるとオートファジーが働きだす。

    長時間ものを食べずにいると、外部から糖質を補給することができなくなるため、体はまず肝臓に蓄えられたグリコーゲンを利用してエネルギーを作ります。
    ものを食べてから10時間ほど経つと、肝臓のグリコーゲンもなくなり、体は次に脂肪を分解してエネルギー源に変えようとします。
    つまり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪が分解され減っていくのです。

    8.空腹で成長ホルモンの分泌を促し、疲れ知らずの体に。
    成長ホルモン4つの働きは以下の通り
    →代謝が高まる
    →筋肉量も増える
    →コラーゲンを作る
    →脂肪分解を促進する



    【引用】
    「空腹」こそ最強のクスリ


    「ものを食べない時間」を作り、「空腹」を楽しむ。
    それだけで病気知らずの体が手に入ります。


    p9★★
    ・オートファジー
    →古くなった細胞が新しく生まれ変わる体の仕組みのこと。
    週に一度でもまとまった空腹の時間を作ると、食べすぎがもたらす害が取り除かれ、加齢や食生活によるダメージをリセットでき、オートファジーが活性化して体が内側から若々しく蘇ります。


    p11
    ・「1日3食」「食べすぎ」が疲れやすい体をつくる
    1日3食というのは、それだけで「食べすぎ」の可能性がある。
    内臓は私たちが食べたものを何時間もかけて消化しますが、本来処理できる量を超える食べ物がひっきりなしに運ばれてくると、内臓はフル回転で働き続けなければならず、疲弊します。
    結果、内臓の働きが低下し、
    →栄養素をきちんと吸収できない
    →老廃物を排出できない
    →免疫力が低下する
    など、様々な問題が生じてしまいます。


    p21★★
    ・物を食べない時間(空腹の時間)を作る
    空腹の時間を作ると、内臓がしっかりと休むことができ、血糖値も徐々に下がります。
    最後にものを食べてから10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくやるため、脂肪が分解されエネルギーとして使われるようになり、16時間を超えると体に備わっている「オートファジー」が働くようになる。


    p23
    空腹の時間以外は何を食べてもかまわないし、空腹の時間中でどうしてもお腹が空いた場合でもナッツ類であればOK。
    できれば毎日が理想的だが、週一回だけ実行するだけでもリセット効果アリ!


    p25
    ・筆者の「空腹の時間」
    平日は朝7時に軽めの朝食を摂り、21時頃に夕食を摂る。その間はモノを食べない。
    土日のどちらか1日は、起床後朝食や昼食は食べず、夕食のみ食べる。

    平日は13~14時間、休日に24時間の空腹の時間を作り、体をリセットしている。


    p90★
    ・「睡眠8時間+8時間の空腹」で、体に奇跡が起きる
    睡眠時間と、起きたあとものを食べない時間の合計が、連続10時間以上になると脂肪の分解が始まり、16時間以上になるとオートファジーが働きだす。

    長時間ものを食べずにいると、外部から糖質を補給することができなくなるため、体はまず肝臓に蓄えられたグリコーゲンを利用してエネルギーを作ります。
    ものを食べてから10時間ほど経つと、肝臓のグリコーゲンもなくなり、体は次に脂肪を分解してエネルギー源に変えようとします。
    つまり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪が分解され減っていくのです。


    p110
    ・お腹がすいたら我慢せずにナッツ類などで空腹を満たす。
    低糖質で塩分も少ない反面、良質な脂肪が含まれている。
    また現代人に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれているため、健康や美容にもいい。


    p133
    ・究極の食事法のデメリットは、筋力が落ちてしまうこと。
    内臓脂肪の分解とともに、筋肉も分解されていく。
    減少した筋肉は筋トレで行うこと。


    p162
    ・「糖」がもたらす毒を、「空腹」というクスリで取り除く。
    糖尿病には、糖質制限よりも「空腹の時間」を増やすほうがいい。
    糖質制限すると、体は脂肪やタンパク質を構成しているアミノ酸を糖に作り替え、エネルギーにしようとして、その結果筋肉量が減ってしまう。


    p190
    ・空腹力は、「がん」「高血圧」「認知症発症」のリスクも減らせる!


    p206★
    ・空腹を楽しむのは究極のアンチエイジング
    オートファジーは、「古くなった細胞を新しく生まれ変わらせる」という究極のアンチエイジングを可能にする!

    ミトコンドリアの質と数の低下が、疲労や老化をもたらしている。
    質の良いミトコンドリアら抗酸化酵素が活発に働き、たくさんのエネルギーを作る割に活性酸素をあまり発生させない。
    しかし、加齢や運動不足によって細胞内のミトコンドリアの質や数が低下すると、得られるエネルギーが少ない上に、活性酸素のダメージを受けやすくなるため、疲労や老化の原因となる。

    16時間ものを食べない時間を作れば、オートファジーによって細胞内の古いミトコンドリアが一掃され、新しく生まれ変わる!

    p213
    ・空腹で成長ホルモンの分泌を促し、疲れ知らずの体に。
    成長ホルモン4つの働き
    →代謝が高まる
    →筋肉量も増える
    →コラーゲンを作る
    →脂肪分解を促進する

    • だいさん
      クスリの概念って広いんだなって思った
      クスリの概念って広いんだなって思った
      2021/09/21
  • 「満腹」は、リスク。
    「空腹」は、クスリ。

    16時間食事をしない時間を作れば、体調が良くなるらしい。常に何か食べてばかりの私だが、これからは空腹タイムを生活に取り入れてみようと思う。

  • 読みやすかった。

    とりあえずやってみようかな。

  • 著者が聖教新聞に寄せた記事を読んだので、ちょっと書いておく。
    なお、この本は読んではいない。

    簡単にまとめると、一日三食を規則正しく食べると、内臓を休める時間がないので、「一日16時間の空腹時間をつくる」のが、健康法として良いとのこと。
    で、毎日できない人は、週に1回でも十分。

  • 始める前にまず注意して欲しいのは「必ず軽めの運動も併用すること」ただご飯を抜くだけじゃダメです。筋肉が落ちます。

    私は元旦からスタートしたんですが、普段から毎日30分以上の運動を行っていた為か、HIITトレーニングでも一定以上から落ちなかった体重がスムーズに低下。スタート時から-2㎏前後を行き来しています。

    私は朝方の方で16時間断食を毎日しています。元々晩御飯はあまり食べないようにしていたこともあったのでちょうど16時間断食は合っていたようです。

    朝御飯は食べず10時過ぎの休憩時間にバナナやアーモンドを食べ、13時からお弁当。18時までにヨーグルトとスープ等の簡単なもので終わりです。3食食べていた頃は体が重く感じることがありましたが、最近はそれがないので効果は出ていると思います。

    時間さえ守れば全然難しくない方法なので、本気で体質改善/痩せたい方にはお勧めです。

  • 本書で言う「空腹」とは空腹感のことではなく、「ものを食べない状態」のこと。
    これを1日に16時間連続させるるだけで体内の「オートファジー」という仕組みが働きだし、これにより、

    内蔵機能の高まりによる、免疫力アップ
    血糖値の低下による血管障害の改善
    死亡の分解による肥満の解消
    細胞の生まれ変わりによる、廊下の進行の改善

    等の効果が期待できるとの事。
    ちなみに、残りの8時間内では特に食事の量や内容の制限はない。

    そもそも現在当たり前になっている1日3食を著者は「食べ過ぎ」と感じており、前の食事が完全に消化されないうちに次の食物が入ることにより、内臓が慢性的に披露していることが体の調子を狂わせていると主張。
    加えて、食事内容も糖質過多のため、それがさらに体へのダメージを与えているとの事。

    とは言っても、著者はよくある糖質制限をせよ、という事ではなく、糖質はある程度は必要で、それよりも16時間の空腹状態を作る事で、無理なく糖質リセットをした方が良い、としている。

    16時間、と聞くと長いな~と感じるが、本書では睡眠時間と組み合わせることで実行は難しくないし、また、平日の実行が難しいのであれば、週末だけでも実行することで体のリセットが可能としている。また、空腹状態時にどうしても我慢できなければ、ナッツであれば摂食可能ともしており、あまりストイックでないところは好感が持てた。

    なお、16時間法はあくまで予防目的のものなので、現在がんにかかっている、認知症になっている等既に病気になっている人にはNGとも記載されている。最長で24時間の空腹状態を作ることも可能であれば推奨されているが、24時間を超えての実行はNGともなっている。

    在宅勤務が中心の勤務体系の中、実行のハードルが低いように感じたので、さっそくやってみようと思った。

  • 1.知人が読んでいたので気になった。たべすが悪いことは知ってたのですが、細かく考えたことはなかったので読んでみたくなった。

    2.なぜ、人間がここまでアレルギーなどの体調不良が多発してしまうのか、栄養管理をしてもなお疲れが抜けなかったり、眠気が襲ってきたりしてしまうのか、本書では空腹時間を設定することで解決できると述べています。そもそも1日3食という生活は江戸時代の肉体労働者が原点です。2食では補えない栄養素を補うことで1日を乗り切っています。つまり、現代人の半分くらいは適切ではないということです。では、何が適切なのかを本書では述べています。

    3.昔読んだケトン体の話に通じる部分があったので、さらに理解が深まりました。昔は1日2食だったことは知っていたのですが、どうしても我慢できず3食食べてしまっています。そのかわり、間食せずにナッツ類で代替するといった取り組みはそのまま活かせそうなので継続していきたいです。ただ、問題点としては、どうやって筋肉を維持するかです。自分は筋トレマニアではないですが、ランニングや体幹をしており、ある程度のスタイルは維持したいと思ってます。今度は筋肉について勉強だなーって思いました。

    • 村上マシュマロさん
      はじめましてNAMI
      はじめましてNAMI
      2021/12/04
    • 村上マシュマロさん
      はじめましてNAMI さん。NAMIさんの感想を拝読させて頂き、私も読んでみたいと思いました。特に内容では、体調不良の多発です。体調を整える...
      はじめましてNAMI さん。NAMIさんの感想を拝読させて頂き、私も読んでみたいと思いました。特に内容では、体調不良の多発です。体調を整えるには、どうするかを考えさせられました。ありがとうございます。 追伸 先に誤って送信してしまったコメント、大変申し訳ございません。
      2021/12/04
  • 食事や健康やダイエットについての書籍。オートファジーやレプチンと用語が登場。
    ダイエットに関心のある読者にとって、特に真新しいことは無いかなぁ。
    それでも、最新の情報がコンパクトにまとまってるのは嬉しい。文量が少ないのでサラッと読めてしまう。
    やはりタイトルの通り。空腹の時間をもっと取ろう、という想いを強めた。

  • 数年前から1日朝晩の2食生活を実施してたけど、昨年10月からオートファジーを意識して朝抜きに変えている。
    特に朝にお腹が空くこともなく、忙しい時など昼も空腹にならない場合は抜くこともでてきた。
    糖尿病、高血圧、認知症、内臓脂肪、がん、疲れやだるさ、老化予防になるとのこと。実感はないけど、調子はいいのでこのまま続けたいな。
    174冊目読了。

  • 16時間なにも食べない時間を作ることで、いろいろな病気や老化を防ぐ効果があるらしい。

    1週間くらい続けてみたけど、案外無理なく実践出来てる。効果のほどは分からないけど、ちゃんとお腹がすいてから食べると食事が美味しく感じられて良い。

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著者プロフィール

青木 厚(あおき あつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病 クリニック院長。 自治医科大学附属さいたま医療セン ター内分泌代謝科などを経て、2015 年、 青木内科・リハビリテーション科(2019 年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、 高脂血症、生活習慣病が専門。 インスリン離脱やクスリを使わない治 療に成功するなど成果を挙げている。 自身も40歳のときに舌がんを患うも 完治。本書の健康法を実践し、がんの 再発を防いでいる。著書『「空腹」こそ 最強のクスリ』(アスコム刊)は40万 部を超えるベストセラーとなる。

「2022年 『青木式 すごい「感冷」健康法  細胞の活性化が健康と若返りを同時に叶える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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