- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776207290
作品紹介・あらすじ
人間関係が「フラットな集団」をひっぱるルフィ。家族的な「ピラミッド組織」のトップに立つ白ひげ。どんな逆境にも立ちむかう新旧二人の共通点と異なる点をひも解きながら、仲間に信頼される方法をさがす。
感想・レビュー・書評
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今流行りの、ワンピースを題材にしたリーダー論。
これはめちゃくちゃいいこと書いてある部分が多くて、読んでよかった!
関係動機型と課題動機型、信頼性と信頼感の違い、関係の推移性、など、おもしろい概念がいっぱいある。
こういう風に説明されると、ワンピースってなんでこんなにうまくできてるんやろうって思う。
類書もあると思いますが、そのなかでもよくまとまっていてめちゃくちゃいい本だと思います! -
「あたかも何”かのように”振る舞う」
→無能であっても、有能な人間”かのように”振る舞うと自然とそうなってくる。周りもそう見えてくる。っていうのは面白いし、そうだと思う。私ももっと自信持ってあたかもなりたいもののように振る舞って生きていこうと思う!
他にもたくさん良い!と思うとこもあったけど長くなるから別に残してあるのでここではいいか。しかしワンピースちょいちょいテレビで見た事はあるし実家にも漫画全巻あったけど、一切読んだ事なくて、分かってないと読みにくい(笑)え?どこの誰?って(笑)やから今日から見る。← -
白ひげが好きです。でも、ルフィのほうがもっと好きです。
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購入してから一年間以上積んでましたがやっと読了。
内容はタイトルの通り、ワンピースのルフィのリーダーシップと麦わら海賊団のメンバーそれぞれの組織の中でのあり方が書いてあります。
ワンピースをネタにしてありますが、これからの時代に必要とさせるリーダー像をわりやすく解説してあると思います。 -
ひさしぶりに温度の高い本を読んだ気がした。
漫画を取り扱っていることもあるが、非常にわかりやすい言葉やたとえで今の時代に求められているリーダーシップとはということに立ち向かった一冊だと思う。心臓が何度もざわざわした!
人格的に信頼されること。
未来の可能性を信頼されること。
そして、相手の全てを肯定し、相手を愛すこと。
なかなかできることではないかもしれない。
本を読んでいて、ルフィたちが羨ましくなるばかり。
自分の胸に手を当てて、最後に本気で努力したのはいつなのか、と思ってしまった。
本当の仲間は自分にいるのかとか。
とってもとっても考えさせられた。
できることから、はじめていきたい。 -
社会ネットワーク分析が専門の著者が、ONE PIECE を題材に旧来のリーダーシップ、フラットな集団の新しいリーダーシップについて解説。重要なテーマは「信頼」。
フラットな集団をまとめる大きな要素が「信頼」であること。自分は、上司、同僚をどれだけ信頼できているだろうか、後輩たちを信頼して任せることができているだろうか、考えた。