病気を診ずして病人を診よ 新・患者学

著者 :
  • 現代書林
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774517353

作品紹介・あらすじ

「患者は医師が決めた治療方針に従う」
約40年前は当たり前のことで、
だれも疑問にすら感じることがありませんでした。

しかし当時、著者は、医師が患者の立場に立って医療を考えて、
そして患者にも医療を積極的に理解してもらう、
医師と患者の対話を促す「患者学」を提唱しました。

本書では、がん、心臓病、糖尿病、アレルギー、子どもの病気など、
多くの症状について解説しています。

また、子供の急な発熱で慌てないための心得や、
大人のはしかの危険性も述べているため、
一家に一冊あれば安心できる健康書といえるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 昭和17年生まれ、前納宏章(まえの ひろあき)氏は、昭和63年に「患者学」という概念(医療は患者と医師の共同作業で、両者の相互理解が肝要)を発表されたとのこと、当時は斬新な考え方だったそうです。上下関係でなく、はたまた患者がお客様でもなく、共同作業で病気を予防し治療する、有難いことですね。「新・患者学」、2019.1発行、知っておきたい病気や薬の基礎知識が充実しています。

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著者プロフィール

昭和17年 東京・赤羽にて出生

昭和36年 私立・開成高校卒業

昭和42年 東京慈恵会医科大学卒業

母校にて臨床研究(主任・阿部正和教授)

昭和51年 医学博士受領

昭和52年 川口にて内科・小児科「マエノ医院」開業

平成8年~16年 川口医師会理事



主な著書

平成元年 『ホームドクターからのメッセージ』(近代文芸社)

平成3年 『患者学』(池田書店)

平成7年 『医療と対話』(エコー印刷)

平成17年『ホームドクターからのメッセージ』(現代書林)

平成18年『患者学』(現代書林)



主な執筆原稿

平成26年 『埼玉県から風疹を根絶しよう』(埼玉県医師会雑誌6月号)

平成30年 『特定健診におけるHbA1cの基準値について』(川口市医学会総会)

「2019年 『病気を診ずして病人を診よ 新・患者学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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