お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs

  • くもん出版
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本棚登録 : 164
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774330945

作品紹介・あらすじ

★企業、自治体、学校で人気のSDGsの講座が書籍化★

「なんだか難しくて、よくわからない」
「結局、何をしたらいいの?」
「自分に関係あるの?」

政府、企業、学校などが取り組むSDGs(持続可能な開発目標)について、
このようにお感じになっていないでしょうか。

そんなあなたに、お笑い芸人のたかまつななさんがやさしく解説!
たかまつさんは「笑って学ぶSDGs」という講座を全国の学校や自治体などに届けています。

講座の内容を踏まえた本書は、単にSDGsを「知る」ための本ではありません。SDGsを自分ごととして「行動する」「議論する」という、アクティブに取り組める内容も含みます。

●知る
第1章は、地球の未来に警鐘を鳴らしています。
第2章では、「持続可能」について、3分読める分量で解説しています。
第3章は、17のゴールの解説です。
スッキリとした文章で、「自分ごと」に思えるよう工夫しています。

●行動する
第4章では、100個の身近なアクションを挙げています。
今日からSDGsのために行動できます。

●議論する
第5章では、現代の日本が抱える5つのテーマを挙げています。
答えのない問題を考える教材として最適です。

ビジネスでも受験でも必要なSDGs。
本書を学校や自宅、会社に置いて、新しい時代の教養を身につけよう!

感想・レビュー・書評

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  • SDGsをサクッと理解したいと思い、手に取った一冊。
    目的通りに初手の本として、説明・イラストが豊富で理解しやすい。
    子供にもおすすめ!(机の上に置いていたら、興味を持ったのか娘が読んでいました。)

  •  タイトルどおり,SDGsに関する入門書としてはいいんじゃないかな。語り手が世界を飛び回っているお笑い芸人(わたしは知らなかったが)だということもあり,SDGsの目標などについてわかりやすく書かれていると思います。
     巻末には,169のターゲットや指標を読むこともできます。ネットでも読めますが,こうしてすぐに開けるのは便利です。
     そうそう,著者のサイト株式会社笑下村塾もたのしそうな話題がありそうです。
     https://www.shoukasonjuku.com/
     SDGsババ抜きカードゲームもやってみたい。学校現場ではすでに活躍しているのかな。

    監修者の佐藤真久氏は,SDGsについて「あとがき」で次のようにまとめています。とてもシンプルでわかりやすいので転載しておきます。なお,改行はこっちで勝手に行いました。

     私は, SDGsの世界観には,
    (1) 地球の限界に配慮しなければならないという「地球惑星的世界観」
    (2) 誰ひとり取り残さないという人権と参加原理に基づく「社会包容的世界観」 変容という異なる未来社会を求める「変容の世界観」
    があると考えています。
     また,SDGsの特徴については,
    (1) 複雑な問題への対応 (テーマの統合性,同時解決性),
    (2) 共有された責任としての対応(万国万人に適用される普遍性・衡平性)
    を挙げています。今後,このような世界観・特徴といったSDGsの本質に対応をすることが求められていると言えるでしょう。

  • 2023.08.12 朝活読書サロンで紹介を受ける。

  • たかまつななさんの体験談を交えながら、SDGsが自分ごととして考えられるよう、よく作られた本。
    どうしても、外国の話が多くなってしまう中、日本国内でも取り組むべき「貧困」「飢餓」「教育」(子供の貧困)、「健康」(自殺)、など身近なテーマで理解しやすい。少し説教的だが、考えるきっかけになるかも。

  • SDGsという言葉、名前をフワッと聞いたことがあるだけで内容は詳しく知らなかった。概要をざっと把握出来てよかった。簡潔に、分かりやすく載っている。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00557223

  • 野口健さんの富士山ゴミ拾いに参加した小学生のときに、環境について皆に伝えたいと志したそうです。たかまつさんは学校でSDGs の伝道師をされています。
    17の目標について、3つずつトピックをあげる。

    第4章の100のアクションがよいな!と思った。
    事物が取り組めるものを探したり、取り組んだことのチェック表に出来そう。

    第5章は、イヌくんとネコくんのディベート。が、説明過多で少しわかりにくかった。もっとシンプルにして、読み手に任せてしまってもよかったかも。

    2冊目、3冊目に力を発揮する本に思いました。

  • まずは手始めに

     お笑いの要素はほぼ感じません。が、きちんと17の目標を理解できるでしょう。子供でも、大人でもまずは興味のあるページから読んでみれば良いと思います。現在もメディアで見るグレタさんのこと、絵本にもなったホセ・ムカヒ大統領のことも書いてありました。
     個人的には最後の監修者の言葉、「SDG sの自分ごと化」文脈的、批判的、統合的、変容的に行うことがとても重要であると考えている、というところが考えさせられました。事実を複眼的に捉え、自分の頭で判断し、できるところから変えていくことで、未来を希望あるものに変えていける子供を育てていきたいと思いました。

  • イラストとわかりやすい説明で、簡単にSDGsの概要を掴むことができる。

  • 入門編として、いいと思います。
    一つ一つのエピソードが、子どもにもわかるように書いてある。
    広く浅くと言う感じだと思います。

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著者プロフィール

時事YouTuberとして、政治や教育現場を中心に取材し、若者に社会問題をわかりやすく伝える。株式会社笑下村塾を設立し、出張授業「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶSDGs」を全国の学校や企業、自治体に届ける。著書に『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』『政治の絵本』。

「2022年 『お笑い芸人と学ぶSDGsババぬきカードゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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