おでんさむらい (こぶまきのまき)

著者 :
  • くもん出版
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本棚登録 : 210
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774311326

感想・レビュー・書評

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  •  巷で噂のへんてこ侍、ひらた・おでん。カブトムシのかぶへいをお供に雪もよいの江戸の町を歩いていると、酔った侍が傘おばけの子供に絡んでいるところに遭遇する。


     図書館本。
     内田麟太郎の妙なギャグが利いた、桃太郎侍(古い……)みたいなお助け侍のシリーズ。「おれたち、ともだち!」よりは直接的な表現でかなりわかりやすい。
     カブトムシが冬に出歩いて大丈夫なのかはこの際スルー。
     1作目ということだからか、ひらたの活躍は控え目。傘おばけの切った啖呵の方が格好いい。

     こぶまきと何の関係が?と思ったら、なるほど。昆布巻きは元々好きじゃないんだけど、このこぶまきは全っ然ほしくないわ~(笑)。

  • "かたな"や"みね"、"ちょんまげ"など、昔話でないと聞けない言葉にふれることができ、いいなと思いました。

    テンポもよく、設定も楽しいので、読み聞かせにはいい絵本だと思います。

  • 人間が悪者でおばけを助けます。その恩返しがなんともらしくて笑えます。

  • 6分
    低学年から。遠目がきく。
    おもしろい。江戸言葉。冬に読みたい。人情もの。

  • へんてこ侍・ひらたおでんのキャラが最高! 困っていた傘おばけを助けたら、おばけならではの恩返し、というのが微笑ましいですね。

  • よかった

  • 息子6歳11ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    さむらい・かたな・ようかい・かぶとむし。
    息子の大好きなものが揃い踏み。
    おでんの刀さばきを熱心に研究していました。

    こまっている人をたすけるのって、大事。

  • 2016/ 7/11 5-2(12)5年

  • ひらた・おでんが にやりとわらえば おにのはなにも はながさく

    面白かった

  • 2016/2/16 4-3

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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