受け継ぐ暮らし より子式・四季を愉しむ家しごと (COMODO ライフブック)
- 技術評論社 (2015年10月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774177106
作品紹介・あらすじ
-家族3世帯で住み暮らしながら、主婦業をこなして40年。「季節の収穫をふんだんに取り入れた料理」をはじめ、「たのしむ家事」「知恵と工夫のハウスキーピング」など明日が待ち遠しくなる段取り生活の実践。
感想・レビュー・書評
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この本は、ふと図書館で借りたけれど、
夢物語みたいな世界でなく、
現実感がちゃんとありながら、
お洒落で、色々なヒントがちりばめられていて良かった。
服装のところも、
大人が似合う服装でそして個性的、と言うのが
見ていて楽しい。
大概、地味過ぎたり、無理していたり、
が多いから。
しかし、家事と言うのは
手間をかけよう、と思えばいくらでもかけられるもの、
と言うことが改めてわかった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
より子さんは、「主婦業」が楽しくて仕方がないという方で、ご近所の方から請われてお料理教室を始めたという経歴の持ち主。
本書は、正社員として働くの私の主婦業に、多大な影響を与えた一冊です。
初めて読んでから十年弱が経ち、本棚の整理をする中で読み返してみると当時のような衝撃はありませんでしたが、なんとも肩の力が抜けた暮らしぶりで、やはり良い本です。
見栄というものがなく、気軽にできる楽しいこと、美味しいことの紹介で、読んでいて疲れない。(これ、すごく大事。)
写真が多く、あちこちに気楽に主婦業を楽しめるヒントが書かれていて、頑張らずに、四季を取り入れた暮らしの紹介です。なんと言ったって、お孫さんと一緒に作るデザートがあんみつとババロアですよ。等身大で楽しそうです。
大きな竹ザルで、収穫された野菜や、梅干しをつくる姿がとても素敵で、このような毎日の過ごし方、年のとり方にとても憧れます。(現実的にはザルの置き場がなく梅干しや干し野菜は作れませんが。笑)
レシピ本としては、工程の写真が少ないですし、好みもあるので私はつくっていませんが、料理を作る上で大事なコツが絞って本編の文章の中に散りばめられており、読み返していて自分の血肉となっていることを感じました。
楽しそうな写真ばかりでお孫さんも一緒に映っていて、流れている空気感がとても良い。
何より編集・構成が素晴らしく、より子さんの良さが存分に引き出されたライフスタイル本です。「スーパー主婦」みたいな売り出し方がされなくて本当に良かった! -
著者は自分の母と同年代。読んでいると忘れていた子供時代の思い出がよみがえってくるようだった。
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時々動画などで拝見して素敵な方だと思っていました。
家事を楽しく気持ちよくこなされているところが伝わってきて何度も読み返したくなります。
「洗濯は夜干して朝には取り込む」
これ、真似しようと思います。 -
坂井より子 著「受け継ぐ暮らし 四季を愉しむ家しごと」、20165.11発行。葉山での春夏秋冬、海の幸、山の幸に恵まれた暮らしを紹介されています。「幸せは自分自身がそれを感じられるかどうかによるもの」、同感です!「あれこれ考えなくても、心で感じ、手を動かしていれば、毎日は豊かなものになる」、そうありたいですw。ふつうの暮らし、それが尊いですね!
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”妻へ。”
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とてもよかったです。かつての祖母、母や叔母たちは皆こんな感じでした。
季節のものを食べ、保存食をつくり、ブランド品より自分が似合うもので装い、子どもが小さい頃は共に昼寝をしてのびのびと子育てを楽しみ、成長すれば自分の時間を楽しむ。
共働き残業有フルタイムで消耗なんかしないで、ちょうどいい程度に働いたり、人が来れば無理なくもてなす。見栄でなく自分が行きたければ海外にだって旅行するし、子どもが留学したいと言えばどうにか都合をつけて送り出し。
こんな素敵な普通の暮らし、現代の総活躍ばかり期待される若い女性達は受け継ぐことはできるのでしょうか?
北欧に憧れなくても ヒュッゲな暮らしはここにずっと前からあったのに、と少し切なくなってしまうような本でした。
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図書館で借りたけど買おうかな
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手許に置いておきたい。
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ステキな おばあちゃま♪ こんな 歳の とり方を したいな…