ジュラ紀の生物 (生物ミステリー(生物ミステリー プロ))

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774174068

感想・レビュー・書評

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  • 超大陸パンゲアが分裂し始めた時代。
    小型ながらも意外と哺乳類も中生代で多様化を遂げていたのが印象的。モモンガやビーバーに似た種が報告されている。メアリー・アニングの化石発掘など、発見者や研究者の逸話も興味深い。
    三畳紀にも出産中の魚竜化石が紹介されていたが、ジュラ紀のものでもステノプテリギウスのケースが紹介されている。 ベレムナイトの軟体部分の化石など、貴重な発見をフルカラーの写真で見ることができる。
    海棲クビナガリュウや翼竜以外に、ワニ類の多様化も紹介されており、海棲タイプもいたことは初見だった。テチス海の多様性を想像するのはロマン。
    ページが多くさかれているのは有名な産地ゾルンホーフェンの良質化石や、始祖鳥の特集。

  • ジュラ紀読了

    ティラノサウルスはジュラ紀じゃないんだよ

    死の行進やら寄生虫やら始祖鳥やら楽しいですね

  • 翻ってカンブリア紀に思いを馳せると安定感のジュラ紀。身体を大きくするしかなかった図は、PCやケータイ、スマホなどで価格競争をするしかなかった図と重なるような気がした。

  • 本命、恐竜の登場。最新の研究では羽毛も色も付き始めた。アロサウルス、ステゴサウルス。ブロントサウルス、ブラキオサウルスの名称問題。

  • 請求記号 457.355/Ts 32

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著者プロフィール

著者:土屋健
オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『怪獣古生物大襲撃』(技術評論社)、『前恐竜時代』(ブックマン社)、『生命の大進化40億年史 中生代編』(講談社)など多数。

「2023年 『も~っと! 恐竜・古生物ビフォーアフター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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