石炭紀・ペルム紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))

著者 :
  • 技術評論社
4.05
  • (5)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 96
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774165882

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 石炭紀とペルム紀。まずは石炭紀。
    40メートルのシダ植物! 2メートルの多足類! トンボもでかい(正確には原トンボ類)。ゴキブリの仲間もこの頃にはいたんだって。すごいねゴキブリ。

    ペルム紀は爬虫類が空に水にとすみかを広げたそう。また、後に哺乳類へとつながっていく生き物たちも紹介されてます。あまり哺乳類感(?)なくて面白い。

  • 地質年表の折り返し点ともなる石炭紀・ペルム紀
    石炭紀はなんといっても巨大な昆虫が印象的。ナイジェル博士のドキュメンタリーでアースロプレウラに抱きつくトラウマ回が思い出される。 甲虫類が完全変態を達成したのはペルム紀に遡るという。超大陸パンゲアもついに完成。
    その他、両生類の繁栄やサメ類の多様化、最古の爬虫類として知られるヒロノムスなどを紹介。
    シカゴのメゾンクリークはプロ・アマ共に発掘を進める理想的な環境で羨ましい限り。つい最近、タリーモンスターがまさかの脊椎動物だったとしてニュースになり、注目を集めている。
    つい最近まで恐竜は哺乳類型爬虫類と形容されていたが、今では使われていないという。両生類からそれぞれ爬虫類(双弓類)と哺乳類(単弓類)が枝分かれしてきているというのは新しい見解。史上最大のペルム紀末大絶滅は原因が不明で学説が乱立。最後の動物相としては、ディメトロドン・エダフォサウルス・ゴルゴノプスなど、単弓類の繁栄を感じされるが、恐竜とは別系統というのが印象的。 そして三葉虫が滅びてしまう悲しい時代でもある

  • 読了
    3回目の大量絶滅までたどり着いた
    両生類の次は爬虫類でその次が哺乳類に進化したって今は習わないんだと
    両生類から爬虫類と単弓類がわかれて単弓類が哺乳類になったんだって
    でもその方が納得いくなー 両生類が地上の主役だったころがあるんですねぇ デカかったんですって

  • ヘリコプリオンの想像図がすごい
     あとペルム紀末期の大絶滅に関する説が、いろいろあって面白い。

  • そして超大陸が完成する。次はいよいよ恐竜の登場。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

著者:土屋健
オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『怪獣古生物大襲撃』(技術評論社)、『前恐竜時代』(ブックマン社)、『生命の大進化40億年史 中生代編』(講談社)など多数。

「2023年 『も~っと! 恐竜・古生物ビフォーアフター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

土屋健の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×