- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774143842
作品紹介・あらすじ
「35歳定年説」が常識としてまかり通っている事実が示すように、我が国ではプログラミングは「若く、給料の安い人がやる仕事」とされている。しかし、世界の常識はそうではなく、40代、50代でも現役としてプログラミングを続けている技術者も少なくない。50代の現在もなお現役プログラマーとして活躍する著者が、生涯プログラマーとして活躍するための心得を説く。『プログラマー現役続行』の内容に加筆・修正し、ますます充実した最新版。
感想・レビュー・書評
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筆者のソフトウェアエンジニアとしての生き様を惜しげも無く披露してくれている。プログラミングが好きな中堅のエンジニアで、これからの行く末に迷っている人におすすめな本。(まさに自分もそうなのだが。)
常々、周りのマネージャ指向にはうんざりしていて、「プログラミングを捨てて」マネージャになるしか生き残る道はない、みたいな人の話には漠然と疑問を感じていたが、本書を通してその霧が晴れた思いだ。これからは、何歳になってもコードを書き、専門性を高め、若手の指導、育成を行う、(筆者のような)かっこいいエンジニアを目指していきたいと強く感じた。
しかし、一方で自分のスキル不足も痛感した。
本書では推薦図書が多く紹介されていたが、読んだ事があったのは2、3冊であった。(!)
これから、一流のソフトウェアエンジニアを目指そうという人間が、これでは寂しい。これから、本書で紹介されている本を最低ラインとして、自分に課し、身につけていこうと思う。(死ぬまでに読み切れるといいが。)
そういう意味では、本書で定義されている職人の段階からすると、自分はまだまだ「初級職人」といったところか。
これからもっともっと知識を増やし、若手に影響を与えられるエンジニアになっていきたい。
ソフトウェア開発プロジェクトは年々難易度が増してきている。そういった一流の職人が引っ張る強い開発チームこそ、生き残っていく時代になっていくと思うのだ。(というか、既にそういう時代かも。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
継続的学習、基礎的なコンピューターサイエンス、英語。
Jolt Awardsについて以前t_wadaさんがポッドキャストでお話されていたが、本書でも触れられていた。
Jolt Awardsがなくなってしまったのがつくづく残念だ。 -
初版と、ほぼ同じ内容でガッカリ…
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プログラムとは職人的であるということがわかった。
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50代の現役プログラマーの柴田さん.
Java界隈では上級者向けのEffective Javaの翻訳を手がけていたりする専門家です.
ご自身の経験から新しい知識を継続して学習する重要性をメインテーマに語られています.
管理職となられた後もご自身が習慣として身につけて来られた内容を元に語られており,誇張しないことに好感が持てます.
コードとテスト駆動開発や,レビューの重要性とソフトウェアの根源の部分を重視した内容は特に興味深いです. -
原典に近い本はあまり読んで来なかったこと気づき、今、にわかオライリーフリークになっています。
Jolt Awards これからは気にします。 -
プログラマーとして成り上がっていく難しさを教えてくれる本です。
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とても良かった!
3冊ぐらい購入する予定。 -
これからプログラマーになろうと考えている人はまず読むべき。
既にプログラマーの人も自分を振り返る意味で読むべき。
プログラマーになりたかったけどなれ(ら)なかった人は、いつかプログラマーになるために最低限何が必要かを理解するために読むべき。 -
プログラマとして一度は読んだ方がいいですね。
プログラミングは誰にでもできることではなく、その道を追求した巨匠の技だということを認識できます。
そのためにも、日々勉強あるのみ!!