いちばんやさしいネットワークの本 (技評SE選書 10)

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774141183

作品紹介・あらすじ

本書はネットワークの教科書ではなく「攻略本」である。単なる技術解説ではなく、実際の現場でどう役に立つのか、なぜその知識が必要なのか、具体的な観点から「実務で使うためのネットワークの捉え方」を伝授する。実務で活かすための知識を学びたい人、手っ取り早くネットワークを攻略するための視点を養いたい人、既存の教科書本では内容が頭に入ってこなかった人に自信を持っておすすめする。

感想・レビュー・書評

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  • 「いちばんやさしいネットワークの本」というタイトルに惹かれて手に取った。
    普段インターネットは使うけど、専門的な事になるとよく分からないな〜、「ネットワーク」の基本くらいは知っておくか…という思いだったが、結論から言うと、初心者には難しかった。

    冒頭はLANとWANの違いなど、図解入りで分かりやすく説明されている。プロトコル、デフォルトゲートウェイなど、耳にはするが意味を知らない用語について何となく理解できたのは良かった。

    しかし内容がだんだん難解になっていき、読み進めることが苦痛になってきたためギブアップ。
    ちょっと専門的すぎました。

  • ネットワーク分野をよく理解できていない私にとっては、「インターネットを理解するために身に着けるべき三つのめがね」
    の発想を得られるだけで本書を読む価値があったと思う。

  • ネットワークというのはエンジニアになる人に
    最初の壁となるものです。

    「使う側」としてしか意識していないものの
    内部をどのように理解するのか?
    これはとても難しい問題です。

    本書はとてもわかりやすく、ネットワークの
    構造を説明してくれます。

  • 4〜5

  • ネットワークの教科書的な技術書はプロの目線で書かれており、プロにとっては重宝する内容。しかし素人には内容が理解できず、そのような本から勉強をはじめたがために挫折する人は多い。それはプロにネットワークがどのように見えているか、その視点を持っていないからである。
    ということが前書きに書かれている。自分のことだ!と思った人には役に立つ内容がだと思う。
    ネットワークってそういうものか、というのがわかる上に、巻末にオススメの本を10冊紹介しているので、自分にとってはいい本だった。

  • ☆$$イマイチ。導入はかなり良さそうだったが、$$内容は期待外れ。$$でもテーマは良いはずだから、再読すると良いかも・・・。

  • セキュリティ勉強してたらネットワークが全然わからないことに気づき読んでみましたー
    基本情報・応用情報で丸暗記したあたりの内容がわりとすっきり整理できてきたかな?
    大枠をざっくりーな感じで、いろいろ省略されているそうです。で、暗記とかで困ってるのはそういった細かいところです。でも、そういうのもやっぱり基本的な大枠がちゃんとつかめてないと頭に入らないと考えると、読んでよかったなと思います。

  • 本当に浅く広く書いてあるので、ネットワークに興味があるくらいのレベルで読むにはいいかもしれない。
    一冊でも読んだことがあるなら浅すぎる。

  •  今更言うまでもないことだが、インターネットとは実に摩訶不思議なネットワークではないだろうか。そのシステムについて詳細な知識などなくてもそれなりの環境を整えさえすれば瞬時にして地球の裏側にまでテキスト、画像をはじめとする情報とコンテンツを届けることができる。実生活においては今や必要不可欠な存在でもある。
     ところが、いざそのシステムをスキルとして習得を試みたとしても、どうやって勉強すればよいか?その糸口さえつかむのに容易でない、これまた摩訶不思議な世界でもある。特にどのように動いているのか仕組みまでは知らないものの業務上必要に迫られたエンジニア初心者やIT業界で営業や企画に携わらざる得なくなった人々にとっては、眼前に立ちはだかる得体の知れない壁のようなものである。
     この本は、そんな「必要に迫られた人々」にとっての入門書である。ネットワークを捉える上での3つの着眼点(単純化・個別化・関係性)はまさに白眉であり、本書のタイトルでもある「いちばんやさしい」にたがわぬテーマでもある。若干の説明不足を補って余りある本質点での丁寧な説明とともに、擬人化した説明は著者の言うイメージ作りに非常に役立つものである。相手がネットワークだけに一読で理解できるものではないが、回数を重ねるごとに理解が深まることは間違いない。また、以前に購入したTCP/IP関連の書籍にあらためて目を通すことによって理解の深化とともに実用としてのイメージ作りができる。
     おそらくこの本を手にする読者の多くは、前述のように「必要に迫られた人々」であろう。よってネットワークの全く初学者の入門書として、一般教養書としては「いちばんやさしい」とは受け取られないであろう。しかし、少なからずエンジニアを志す人には何度も読む価値はあると思う。そして、巻末にある読書ガイドにある書籍を読み進めば、著者の言う幹が太く枝葉が繁茂した読者なりのネットワークの木が育つであろう。
     何より著者のネットワークエンジニアとして、ネットワークエンジニア教育者としての今までのご苦労ぶりと、少々大袈裟ではあるが多くの人々にわかりやすさを提供したいという熱い思いが伝わる本である。

  • たしかに平易な文章で書いてあるが、Pythonスタートブックのような印象。遠回りというか、書いてある内容が実技に及ばせないというか
    余計な例えもかえって本質がわかりづらくなる気がした。
    『コンピュータはなぜ動くのか』の一節のほうが短くまとめてあって、しかもわかりやすいと思った。
    なんといってもこっちは図説が少ない。あっちは図説が豊富だし、実際のコンピューターのプロンプトを用いて解説してる分やはり理解度が増すんだと思う。
    この書籍では知識が不足の気がするので、『ネットワークはなぜ繋がるのか』で補充しようと思う。予想だと、たぶんそっち一冊買うだけで事足りたんだろうな。
    ということで星3つ。

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