- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774137070
作品紹介・あらすじ
売り上げ予測や、商品の好みの要因分析など、ものごとの関係を統計で調査したいビジネスマン・学生は、この一冊から。あのデータとこのデータの「関係」はいったいどうなっているのかを知るための統計手法を解説。
感想・レビュー・書評
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データの相関を分析して関数式を作成することについて書かれた初歩的な本。仕事で重回帰式を作成する機会が増えたので、基礎固めのために読んだ。
Excelで何気なく計算している各種係数の算出方法をきちんと説明しているので、気づかされる点が多い。因子分析は使用頻度が少ないと思うが、重回帰分析のところで、一つ一つの式を示してくれている点が、評価できる。ネットで調べると、Excelの使用方法ばかりで、ここの数値の意味を式から示しているものが少ない。
因子分析はマーケティングなどで使うことが多そう。ただ、簡易に示されているとイメージがしにくい。便利であることは理解できたけど。。。
2冊の統計に関する入門書を読んだので、次はビジネスに直結するワンランク上の参考書を読もうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
統計学の実務への適用を、アイスクリームショップを題材にして分かりやすく説明した良書。統計の理論や数学的裏付けよりも、いかに正しく使いかに焦点が当てられており、改めて統計を確認するのにも適当。
この本では、「関数を調べる」際に統計をどう使うかが述べられているが、「違いを調べる」初編に続いて読むと統計の世界が広がる。
散布図と相関から始まり、相関係数が登場。無相関検定を行うことで、帰無仮説・対立仮説の概念が出て、統計検定量を求めて検定を行う。回帰直線で2変数時の整理をしながら、客数・最低気温・最高気温の3変数で、偏相関を確認し、重回帰の概念で整理する。最後に、因子分析が出てきて、新商品の評価を行うことに。
こうして見ると、普段の仕事で、もっと統計データを活用することで、過去からではあるが、物事の関係性を見出すことができるようになると思う。気づきを得られるいい機会だった。 -
久々という言葉が当てはまらないほど間を空けて数学に接した気がします。
この本の良いのは、統計学を学ぶ学部生があるバイト先の店長という一般人に原理を納得させながら、ストーリーが進んで行くことです。
要するに、ほぼ誰でもわかるように統計の利用方法が書かれています。
回帰分析だけできてれば、ざっくりと傾向分析ができて、対策できるんではないかと思いました。
なんとなくですが、統計学ってのは仮説の精度をあげるための学問なんだというのがわかりました。
昔数学が得意でしたが、統計分野になると拒否反応したのは、何に役立つかわからないまま学習していたからなんだと思います。
学習のきっかけとして、この本はオススメです。 -
単回帰分析、重回帰分析について知りたかったのですが良く分かりました。
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東2法経図・6F指定:417A/Ko26a/Usui
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河村壮一郎先生 おすすめ
36【教養】417-K
★ブックリストのコメント
統計の方法を用いることで、現象がより正確に理解できるようになることが具体的な例を通じて説明されています。統計の本ですが、数学の知識をあまり必要としません。 -
所蔵情報:
品川図書館,越中島図書館 417/Ko26 -
ハンバーガーショップの方を先に読んだ。
バリマックス回転って言葉が心理学の論文に書いていて何の事だかさっぱりだった。この本を読んでやっと分かった。