わたしは哺乳類です: 母乳から知能まで、進化の鍵はなにか
- インターシフト (合同出版) (2019年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772695640
作品紹介・あらすじ
◎哺乳類はどこから来て、どのようにわれわれの姿になったのか?◎
母乳・セックス・受胎・子育て・
体毛と内温性・歯と骨・五感・知能・・・・
・母乳が汗から進化したわけ
・精巣が体外に出たのは冷却のためではなかった!?
・胎内で父母の遺伝子は対立している
・顎(食べる)と耳(聞く)はともに進化した
・いかに新皮質は発達したのか?
・進化の謎を明かす鍵、カモノハシ
etc.
絡みあいループする進化の視点を重視し、
驚きの最新研究を満載した「決定版・哺乳類入門」!
★じつに素晴らしい進化の探究だ! ー『ネイチャー』
★絶え間なく変化する科学への深い理解と、自然への愛にあふれた本!
ー『サイエンス』
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::目次::
はじめに: 哺乳類らしさって、なに?
第1章: なぜ精巣は体外に出たのか
第2章: カモノハシに学ぶ
第3章: 性を決める新たな発明
第4章: 風変わりな生殖器
第5章: 受胎と発生——細胞進化のイノベーション
第6章: 胎内で対立する父母の遺伝子
第7章: ミルキーウェイ
第8章: 夫婦が先か、子育てが先か
第9章: 歯と骨と恐竜
第10章: 高速で燃える生命
第11章: 夜につちかわれた感覚
第12章: 悩ましきは多層の脳
第13章: 絡みあいループする進化
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::著者:: リアム・ドリュー
サイエンスライター。神経生物学博士。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジとコロンビア大学で、
12年間、哺乳類の脳の研究などに従事。
::訳者:: 梅田智世
翻訳家。訳書は、リチャード・メイビー 『イースト・アングリアへ:わたしは自然に救われた』、
ダレン・ナッシュ博士『恐竜:驚きの世界』など。
感想・レビュー・書評
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50176206詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても興味深かった。生物系の本はけっこういろいろ読んでいるけれど、この本は冗長な説明も多い分、知らなかったこともいっぱい書いてあった。
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わたしたちもその一員である「哺乳類」。どこから来て、どのようにしてこの姿になったのだろうか。母乳、セックス、子育て、知能、体毛などをテーマに進化の謎に迫る。「精巣が体外にあるのは冷却のためとはいえない」など、目からウロコの最新知見が満載。
(一般担当/あほうどり) -
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書評です
★目からウロコの楽しい進化論ーー竹内薫『日本経済新聞』
★すべてのヒトが、自らの起源を知るために読んでおくべき1冊ーー平山瑞穂『週刊朝日』
https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2019072600087.html?page=1
★なるほどと感心したーー瀬名秀明『週刊ダイヤモンド』
★筆は柔らかいが、中身は濃いーー『BOOKウォッチ』
https://www.j-cast.com/bookwatch/2019/07/16009391.html