わたしは哺乳類です: 母乳から知能まで、進化の鍵はなにか

  • インターシフト (合同出版)
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本棚登録 : 128
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772695640

作品紹介・あらすじ

◎哺乳類はどこから来て、どのようにわれわれの姿になったのか?◎

母乳・セックス・受胎・子育て・
体毛と内温性・歯と骨・五感・知能・・・・

・母乳が汗から進化したわけ
・精巣が体外に出たのは冷却のためではなかった!?
・胎内で父母の遺伝子は対立している
・顎(食べる)と耳(聞く)はともに進化した 
・いかに新皮質は発達したのか?
・進化の謎を明かす鍵、カモノハシ
 etc.

絡みあいループする進化の視点を重視し、
驚きの最新研究を満載した「決定版・哺乳類入門」!

★じつに素晴らしい進化の探究だ! ー『ネイチャー』
★絶え間なく変化する科学への深い理解と、自然への愛にあふれた本!
 ー『サイエンス』 

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::目次::

はじめに: 哺乳類らしさって、なに?
第1章: なぜ精巣は体外に出たのか
第2章: カモノハシに学ぶ
第3章: 性を決める新たな発明
第4章: 風変わりな生殖器
第5章: 受胎と発生——細胞進化のイノベーション
第6章: 胎内で対立する父母の遺伝子
第7章: ミルキーウェイ
第8章: 夫婦が先か、子育てが先か
第9章: 歯と骨と恐竜
第10章: 高速で燃える生命
第11章: 夜につちかわれた感覚
第12章: 悩ましきは多層の脳
第13章: 絡みあいループする進化

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::著者:: リアム・ドリュー
サイエンスライター。神経生物学博士。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジとコロンビア大学で、
12年間、哺乳類の脳の研究などに従事。

::訳者:: 梅田智世
翻訳家。訳書は、リチャード・メイビー 『イースト・アングリアへ:わたしは自然に救われた』、
ダレン・ナッシュ博士『恐竜:驚きの世界』など。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50176206

  • とても興味深かった。生物系の本はけっこういろいろ読んでいるけれど、この本は冗長な説明も多い分、知らなかったこともいっぱい書いてあった。

  • 哺乳類の進化の歴史について。
    生殖器官の歴史についてページが多い。
    そのあたりに興味のある方はぜひ。

  •  わたしたちもその一員である「哺乳類」。どこから来て、どのようにしてこの姿になったのだろうか。母乳、セックス、子育て、知能、体毛などをテーマに進化の謎に迫る。「精巣が体外にあるのは冷却のためとはいえない」など、目からウロコの最新知見が満載。
    (一般担当/あほうどり)

  • ふむ

  • 書評です

    ★目からウロコの楽しい進化論ーー竹内薫『日本経済新聞』
    ★すべてのヒトが、自らの起源を知るために読んでおくべき1冊ーー平山瑞穂『週刊朝日』
    https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2019072600087.html?page=1
    ★なるほどと感心したーー瀬名秀明『週刊ダイヤモンド』
    ★筆は柔らかいが、中身は濃いーー『BOOKウォッチ』
    https://www.j-cast.com/bookwatch/2019/07/16009391.html

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著者プロフィール

サイエンスライター。神経生物学博士。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジとコロンビア大学で、12年間、哺乳類の脳の研究などに従事。

「2019年 『わたしは哺乳類です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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