- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772613538
作品紹介・あらすじ
2016年末、世界の難民・避難民は約6560万人、
その4分の3は女性と18歳未満の子どもたち。
難民生活の実際、当事者の声を通じて、
難民問題を理解し、
支援の具体的なアクションを起こすための
世界と日本の難民支援を
知る・考える・調べるための30のヒント。
感想・レビュー・書評
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3.7/79
内容(「BOOK」データベースより)
『2016年末、世界の難民・避難民は約6560万人、その4分の3は女性と18歳未満の子どもたち。難民生活の実際、当事者の声を通じて、難民問題を理解し、支援の具体的なアクションを起こすための世界と日本の難民支援を知る・考える・調べるための30のヒント。』
『世界の難民をたすける30の方法』
出版社 : 合同出版
単行本 : 143ページ
発売日 : 2018/5/30
ISBN : 9784772613538
#難民 #シリア難民 #ロヒンギャ #UNHCR #パレスチナ難民 #難民支援 #難民認定申請 #東京マラソン・チャリティーランナー #難民ナウ
ー抜粋ー
『世界では迫害や紛争によって家を追われた人が6560万人(16年末現在)…難民の出身国で最も多いのはシリアの560万人』11p
『世界では今も1分間に20人が住む家を追われています。』13p
『国際法上では、1951年にできた「難民の地位に関する条約」と1967年にできた 「難民の地位に関する議定書」(難民条約)によって、次の4つの条件をすべて満たす人が「難民」と定義されています。
①人種、宗教、国籍、政治的意見、特定の社会集団に属するという理由で
②迫害を受けるという恐怖があるために
③自国の外にいて
④自国の保護を受けることができない、または受けることを望まない人』14p
『日本が難民条約に加入した1982年から2016年末まで、難民認定制度を通じて受け入れた難民は、わずか688人です。17年には1万9629人の難民認定申請に対し、認められたのは20人だけです。』58p詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本に住んでいる人にとって難民問題は遠い存在のように思いがちであり、自分達には何もできないのではないか、、となりがちであるが、できることはたくさんあることを気づかせてくれる本。
例えば、ユニクロやジーユーで着なくなった服を店舗に持っていくことによって難民に寄付できる。また、チャリティーマラソンに参加することでも間接的に寄付ができる。できないのではなく、なにができるかを探すことが大切。 -
難民をたすける仕事をしている人の多くが
その姿を目にし、自分の姿勢をふり返り、
「私は難民をたすけると同時に、難民にたすけられた」
という思いを持っています。 -
開発目標10:人や国の不平等をなくそう
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50165107 -
多様なアクターの視点が含まれており、また非常に読みやすい。今日本にいる自分に何ができるか、改めて考えさせられた。
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【新着図書ピックアップ!】著者は総勢30人で、日本政府関係者、NGO職員、国連UNHCR協会、メディア、研究者、学生、企業、難民自身。 UNHCR協会理事長の編著。昨年逝去された 、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんは、かつてICUで教鞭を執っていたことを知っていますか?ICU生なら読んでおきたい(?)。手に取ると、誰でも当たり前に、隣の誰かや遠くのこどもを応援できるんだと気づくことのできる本です!
[New Book!]The title means ”Thirty methods to save refugees in the world“. -
多くはNPOなど支援側の方の文章なのだけれど、受け入れる機関のものもあり、配慮はされていると思う。
日本が難民に対してどれだけ閉鎖的かというのがよくわかる内容だった。個人それぞれができることもあり、ときどき読み返し、支援を続けたい。 -
東2法経図・6F開架 369.3A/Ta73s//K