茶の本 (講談社バイリンガル・ブックス)

  • 講談社インターナショナル
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本棚登録 : 143
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770023797

作品紹介・あらすじ

重要単語・表現法が一目で分かる段落対応レイアウト。楽しく読めて自然に英語が身に付くバイリンガル表記。実用から娯楽まで読者の興味に応える多彩なテーマ。茶道は内なる世界への扉。日本の心を英語で明かす不朽の名著。

感想・レビュー・書評

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  • 岡倉天心は茶について語るには情熱的すぎると思ったが、何かを極めるにはそれくらいの情熱が必要なのかもしれない。

  • 再読する本

  • 茶の本は皆が読んでいると思うが、千宗室の序と跋は読み応えがあり、茶道と岡倉天心の思想についての対応を理解する上でも読んでみるといい。

  • 岡倉天心という人を知ってから、一度読んでみようと前々から思っていた。
    英文がネイティブのように、同じことでも違う言葉で言い換えが達者で
    面白い文章である。

    茶の哲学は衛生学であり、経済学であり、精神幾何学でもある。
    これは面白い考えだと思わされた。

    桜は死を誇りとし、風に自分を任せて空を翔り、さようなら、「わたしたちは永遠への旅をつづけるのです」と去る。

    もっと英語を勉強してから、もう一度読んでみたいと思った。

  • 素晴らしい洞察力に脱帽。

  • 茶の湯によって精神を修養し、交際の礼法を極めるのが茶道です。この本は、そうした「茶」を西洋人に理解させるために岡倉天心が英文で書いたものです。しかし、お茶の本だけではなく、日本人の観点からの美術論と芸術論という感じです。とても素晴らしい本と思います。

    【九州大学】ペンネーム:楽希

  • 以前偶然みつけ、今でも大好きな本が、この本の要約と写真が載ったものだったので、「いつかは読もう」と手に取った。

  • 茶の本 (講談社バイリンガル・ブックス)

    著者:岡倉 天心,千 宗室 翻訳: 浅野 晃
    講談社インターナショナル / ペーパーバック / 1998-03-27

  • 右ページに原文(英語)、左ページに訳(日本語)という形になっているので、対比して読むことができる。訳も読みやすい。
    序文・跋文は鵬雲斉大宗匠。

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著者プロフィール

1863~1913年 美術評論家・思想家。本名は覚三。文明開化の風潮の中で、フェノロサとともに日本美術の復興に尽くした。東京美術学校開設に尽力し、のち校長となる。その後、日本美術院を創立し、明治日本画家の指導者として活躍、ボストン美術館中国日本美術部長などを務める。英文著書による日本文化の紹介者としても知られる。著書は本書を構成する『茶の本』『日本の覚醒』に加え、『東洋の理想』の三冊が代表作。

「2021年 『茶の本 日本の覚醒 矜持の深奥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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