『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート: 「普通の人」を撮って、おもしろい映画ができるんか?

制作 : 原一男+疾走プロダクション 
  • 現代書館
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768476499

作品紹介・あらすじ

『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督、待望の最新作。
これまで国家や社会に闘争を挑んだ「尖がった」人に迫って撮ってきた原監督が、今回は「普通の生活者」を撮っておもしろいのか? と戸惑いながら、国賠訴訟に至る原告一人ひとりの背景とシステムで動く国家の対比を鮮やかに描き出す。ドキュメンタリー故に撮りこぼした、あるいは撮影後だから語れる被撮影者・監督自身の想いを綴った製作記録は、時代に対峙するドキュメンタリー映画論として、映画を観ていなくとも面白い。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画を見て、この本を読んだ。原告団の人の、出来上がった映画に対して削ってくれとは言わないっていう言葉に頭が下がった。自分が色々物申すシーンを写されて、そういう言葉は中々言えないよね。原監督の他の作品との比較もあって、興味深く読んだ。

  • 映画「ニッポン国VS泉南石綿村」 - facebook
    https://www.facebook.com/sennan.ishiwata/

    現代書館のPR
    ドキュメンタリーの鬼才・原一男監督が8年かけて描いた「大阪・泉南アスベスト国賠訴訟」の記録映画が3月公開。「普通の生活者」による裁判闘争エンターテインメント映画の製作者・撮られた側の想いを一挙公開。
    [著者紹介・編集担当者より]
    『さようならCP』『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』など、これまで国家や社会に闘争を挑んだ「尖がった」人に迫って撮ってきた原監督が、今回は「普通の生活者」を撮っておもしろいのか? と戸惑いながら、国賠訴訟に至る原告一人ひとりの背景とシステムで動く国家の対比を鮮やかに描き出す。ドキュメンタリー故に撮りこぼした、あるいは撮影後だから語れる被撮影者・監督自身の想いを綴った製作記録は、時代に対峙するドキュメンタリー映画論として、映画を観ていなくとも面白い。
    http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-7649-9.htm

全2件中 1 - 2件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×