『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート: 「普通の人」を撮って、おもしろい映画ができるんか?
- 現代書館 (2018年3月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768476499
作品紹介・あらすじ
『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督、待望の最新作。
これまで国家や社会に闘争を挑んだ「尖がった」人に迫って撮ってきた原監督が、今回は「普通の生活者」を撮っておもしろいのか? と戸惑いながら、国賠訴訟に至る原告一人ひとりの背景とシステムで動く国家の対比を鮮やかに描き出す。ドキュメンタリー故に撮りこぼした、あるいは撮影後だから語れる被撮影者・監督自身の想いを綴った製作記録は、時代に対峙するドキュメンタリー映画論として、映画を観ていなくとも面白い。
感想・レビュー・書評
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映画を見て、この本を読んだ。原告団の人の、出来上がった映画に対して削ってくれとは言わないっていう言葉に頭が下がった。自分が色々物申すシーンを写されて、そういう言葉は中々言えないよね。原監督の他の作品との比較もあって、興味深く読んだ。
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