- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768457627
感想・レビュー・書評
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1946/7/16 ニューメキシコで核実験 7/17 近くでキャンプをしていた女子学生が14人死の灰を浴びる11人がガンで死に、2人がガンで苦しみ、がんにかかっていないのは一人のみ
すべてわかりやすく解説してしまう人がひたら、疑ったほうがいい
お前はただの現在にすぎない 今野勉
アメリカで地方紙がつぶれて何が起こっているかというと、悪質な汚職事件や、お手盛りで市長や市議会議員の給料が大統領並みになっているみたいなことが起こっている
ドイツ 憲法にあたる基本法を変える時に国民はそれに直接投票しないしくみになっている
「なぜ直接投票しないのか?」「我々は自分たちに絶望したからだ」
ドイツは歴史の教訓から、国民の判断を信用していない。ときに国民は熱狂してとんでもないことをやる
キーワードは過剰な忖度
日本でもテロはあった
1974 三菱重工爆破事件 1971 新宿3丁目交番横クリスマスツリー爆弾 1971 土田邸爆弾事件 1969 日石ピース缶爆弾事件 1970 よど号ハイジャック
限定され、閉ざされた中でなにか議論すると、強硬な意見をいった者がかならず勝つ
リテラシーは、かならず違う視点を想像するということがまず大前提
ISの人質の殺害 人間とは思えない 人間だからこそこんな酷いことをやってしまう
セウォル号沈没事故 S30 宇高連絡船同士衝突事故
キリング・フィールド詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジャーナリストやジャーナリストになりたい人、必読の本。
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真実はあるのかもしれないけど、それは神の視点。人間にたった1つの真実gあ、わかるわけがない。私たちができるのは、断片的な字汁を伝えること。
メディアが視聴者や読者を増やすのは戦争報道。 -
池上氏と森氏の対談。それに尽きる感じですが
なかなか面白い内容です。
ジャーナリズムやマスコミを職業とする、その覚悟
矜持が語られていると思いますが、それは一般的に
大事なことだと思います。
また、物事の特異性と普遍性やその多面性について
さらに、アーレントも取り上げられている凡庸な悪
についてなども認識しておくことが大事なことがらだと
思います。 -
おふたりの立ち位置は共通点が多いと思うので、そういう対談は、"それはちょっと違う"と発言しているところを読むのが面白い。
最初は森さんが多く話して、池上さんが聞く方に回っている感じだけど、だんだんヒートアップ(?)して自分が知らなかった池上さんの経歴も読めた(テレビで見るイメージとは違う)。森さんは著書を何冊か読んでいるので、主張することに馴染みがあった。
2015年に出版された本書は、その内容から時事問題が多く取り上げられている。そうなると、今まではそのような本は"これ、古いなぁ"と感じて敬遠してたけど、本書を読んで語られていることは"古くない、現在だって問題を全然残している!"と気付かされた。
後藤さんと湯川さんの誘拐事件、ISの問題、またもっと前の出来事をおふたりが掘り下げていく過程が、"どのように理解し考えるべきか"を教えてくれる。古いから、と忘れていくことなく、こういう本を時に読み直して考えることの大切さがここにはあった。 -
2021/07/13
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今のメディアはだめだと批判するだけでなく、どう付き合っていくかを自分で考えてうまく利用していくことが重要。結局は受け取る側の問題になる。笑うときに手を叩く若者が増えてきているという指摘は、言われてみればそうかも。私の周りでは見かけないけれど、田舎だからかな。
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メディアについてちょっと知れる本
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マスコミ出身のお二人だからこその読み応えある対談でした。自分も薄々感じていましたが、マスコミは視聴者が求めるものを提供するので報道の質は国民や政治の質と直結するということが強調されていました。
また、政府や省庁が報道に圧力をかけてくるのはどの時代のどの国でもあることなので、だからこそマスコミ側が毅然として対応しなければならない、とも仰っており、たしかになと思いました。
日本とアメリカのマスコミの違いとして、日本のマスコミ(大手テレビ局、新聞社)はあくまで営利企業であり組織の論理が優先されるということが述べられていました。これは結構深刻で、営利企業だからこそマスコミ同士の足の引っ張り合いがあるし(アメリカの場合、公権力に対抗するときは団結する)危険を冒した取材ができないという欠点があり、それをお二人は憂慮していました -
対談形式だがあまり面白くない。途中で返却。