「新しい働き方」の経済学: アダム・スミス『国富論』を読み直す (いま読む!名著)

著者 :
  • 現代書館
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768410110

作品紹介・あらすじ

アダム・スミスの『国富論』は、「神の見えざる手」というフレーズのインパクトもあいまって常に注目され続けている。本書は、グローバル社会における経済、貿易、政治を検討する際のアイデアとして『国富論』を参照すると同時に、「労働」を考え直すことに最大の比重を置いた。「働き方」が官民挙げて見直されている昨今、本書では企業(株式会社)という形態を経済学史的視点から考え、従来とは違った発想による「新しい企業」の可能性にまで踏み込んでいる。また、「競争」が持つ複雑な仕組みを考えながら、資本主義経済の矛盾をつき、企業のあり方、そしてそこで働き方まで考察の範囲を広げた「経済学をベースとした労働論」となっている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3月9日 1776年 アダム・スミスの国富論が刊行した日

  • 東2法経図・開架 331.42A/I57a//K

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1962年、千葉県生まれ。経済学者。中央大学商学部教授。千葉大学人文学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。著書に『二つの「戦争」ー競争観をめぐる現代経済思想』(講談社現代新書)、『市場経済学の源流ーマーシャル、ケインズ、ヒックス』(中公新書)、『コア・テキスト経済学史』(新世社)等多数。

「2017年 『「新しい働き方」の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上義朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×