MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真

  • 玄光社
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本棚登録 : 85
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768311295

作品紹介・あらすじ

フィルム写真で残された、美しき宇宙と、人類の足跡。

2019年は1969年7月20日のアポロ11号月面着陸から50年という節目の年。
本書では、NASAが宇宙探査時にハッセルブラッドのカメラでとらえた美しい宇宙の写真を200点超収録しています。
ジェミニ、アポロ、スペースシャトル、ISS(国際宇宙ステーション)の宇宙飛行士が撮影した月、宇宙、宇宙から見た地球、宇宙船内、ロケット打ち上げ、国際宇宙ステーションの建設などの写真とともに、NASA宇宙探査の歴史を振り返ることができる大変貴重な永久保存版の写真集。

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙飛行士たちの、これまで知らなかった生々しい?人間臭いエピソードもかなり盛り込まれている、月を知りたい宇宙好きには興味深い一冊でした。

    危険しかない中をまさに奇跡のようなチームワークと技術の緻密さ、臨機応変の判断の速さなどで乗り越えていくそれぞれのエピソードは、真実であるということの重さでぐっと迫ってきます。とってもスリリングそしてエキサイティングです。チャレンジャー号の事故については知っていましたが、その他にもよく知らなかった事故が沢山ありました。
    奇跡の偉業を成していく宇宙飛行士の中で事故でどんどん人々の記憶から風化していく宇宙飛行士のことを知ることが出来て良かったと感じました。
    32人に一人の割合で宇宙飛行士が亡くなっているとか。
    かっこいいところばかり強調されますが、その陰で偉業を支えて亡くなっていった人たちのことも覚えておきたいと感じました。
    写真もダイナミックで、写真集としてみるだけでも素晴らしい一冊です。

  • 7/20は月面着陸の日
    2019年はアポロ11号月面着陸から50年の節目の年。
    NASAが宇宙探査時にとらえた写真集を。

  • 7月20日 月面着陸の日 にちなんで選書

    1969年(昭和44年)7月20日、16日に打ち上げられたアメリカ有人宇宙飛行船「アポロ11号」が月面の「静かの海」に着陸し、人類が初めて月面に降り立った(日本時間では7月21日早朝)。

    ニール・アームストロング船長は「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」(That's one small step for man, one giant leap for mankind.)とのメッセージを地球に送った。アポロ計画は1961年(昭和36年)から1972年(昭和47年)にかけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功した。

  • ハッセルブラッドとかコックピットとか、こんな感じなんすね。へ〜。

  • こんなに鮮明な月の写真は、初めて見た。以前の写真をデジタル処理してあるのだが、全く別の写真を見ているようだ。この写真をリアルタイムで見ていたら、人類の月への思いが違っていたかもしれない。

  • 1961年、ソ連のガガーリンが人類初の宇宙旅行を成功させた後、アメリカ、そして当時の大統領ケネディが、どう反応したか(p.17)から始まり、1986年のスペースシャトル・チャレンジャー号の事故と著名な物理学者リチャード・ファインマンによる事故調査(p.213)までの記録写真集と言えよう。ソ連側の記録である「バイコヌール宇宙基地の廃墟」とあわせて読むことを強く薦める。

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著者プロフィール

科学ジャーナリスト、宇宙歴史学者、作家。宇宙に関する特殊効果や特殊技術に造詣が深く、『BBCフォーカス』や『ワイアード』などの雑誌に寄稿。アポロ計画や宇宙に関する著書多数。

「2019年 『MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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