歌舞伎の101演目 解剖図鑑(イラストで知る見るわかる歌舞伎名場面)

著者 :
  • エクスナレッジ
4.05
  • (5)
  • (10)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 174
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767827544

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この世界を見つけてからまだ日が浅い&知識ゼロのままではあるけれど、やっぱり雰囲気だけでもカッコいいしどうせならもっと知りたい。衣装やセット、小道具へのこだわりも含めて。
    これまで観に行くたびに演目の予習を繰り返していたけど少しは頭に入れておきたい…

    有名だったり聞いたことのある演目を中心に見た。注目していた役者さんが役者紹介のページでいい感じにクローズアップされており、「ちゃんと認めてもらえている!」と知れたのが何より嬉しかった。

    さすがに演目は全部覚えきれない笑
    筆者(/イラストレーター)の解説が細かくて正直読んだだけでは頭が追いつかない…それでもいい意味でイラストよりも実物を読みたいという気にさせてくれた。

    理解への助けになったし、『白浪五人男』(実際セリフを聞いたらシビれそう!)とか『京鹿子娘道成寺』(単に衣装チェンジを見たい)とかいくつか観たい作品を見つけることもできた。いくら音声ガイドや解説書に頼っても観ない限り面白さ/見どころは見出せない。予習よりも一回鑑賞した直後に読む方が理解が早いかも…

    演出が大胆な分(日本人にしては)ほぼストレートに感情表現していてそんなに小難しくないはずだから、ルールとかコツさえ掴めば馴染める日が来るのもそう遠くないかもしれない。

  • 演劇界と見比べながら、写真を見ながら読んだのが私にとってよかった。
    索引で引きながら、話題に上った演目がどんなものか調べるのにちょうど良くて、そうやって読むとどちらも面白くなって。まさに図鑑。
    ほんとにいろんな演目があるのだなぁ…
    そしてイラストもすごい!愛を感じるな〜
    歌舞伎を観たくなる。

    これが良かったので思わず前作も買ってしまいました。

  •  

  • 歌舞伎の見どころ、解説が図解で解りやすい、初心者には興味深く読める本

  • 歌舞伎関係の方々には申し訳ないですが、本物の歌舞伎には食指が伸びないにも関わらず、辻和子さんの書かれる歌舞伎本は宝物のような愛おしさを感じます。こういうのはいけないのでしょうけど。図解と説明がぎっしりという本が大好きです。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

兵庫県西宮市生まれ。嵯峨美術短期大学ビジュアルデザイン科卒業。
以降イラストレーターとして広告・出版物・カレンダーなどを中心に活躍中。
子供の頃より歌舞伎好きの親の影響で劇場に通う。
孝夫時代の十五代目片岡仁左衛門と十三代目の親子共演による『沼津』で、本格的に歌舞伎に開眼する。
東京新聞「幕の内外」「かぶき彩時記」、フリーペーパー MEG「世渡り歌舞伎講座」、
松竹「歌舞伎美人」メールマガジンなどの歌舞伎イラストエッセイや
食と映画の新聞イラストエッセイ「味なシネマ紀行」などを連載。
本書のほか、『歌舞伎の101演目解剖図鑑』(エクスナレッジ)
『スミからスミまで! 絵で知る歌舞伎の玉手箱』『歌舞伎にすと入門』(東京新聞出版部)
『ヒマラヤ旅の玉手箱』(双葉社)『一番わかりやすい歌舞伎イラスト読本』『恋するKABUKI』(実業之日本社)など著書多数。

「2022年 『最新版 歌舞伎の解剖図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×