人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766784633

感想・レビュー・書評

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  • 原マサヒコの人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれたを読みました。
    ストーリー展開はいまいち。もしどらを意識して作られたっぽい。全体のストーリとしてのパターンわかってしまう。とはいえ、あっという間に読みきっちゃいました。

    ディーラの整備士の成長と、技能オリンピックで優勝するための過程がノンフィクションで書かれています。

    本書で述べられているトピックはいわゆる自己啓発系でもよく言われている内容だったりします。しかし、それが、車のメンテナンスや、パーツや、チューンナップにたとえて、語っていく文章は、ちょっと面白いと同時に、自分の腹に落ちるところがあります。

    20代の熱い思いを感じる本でした。

    この本で、一番とっておきたい文句

    どんな小さいことでもいいから、何かを目指せ。
    何かを目指すその過程で、学べ。
    学び続けて、人間として大きくなれ。
    どんな人からも、どんなものからも学ぶことはあるはずだ。

    この主人公もすごいですが、この主人公をサポートした石田なる人物のようになりたいと思いました。

  • 人間が成長していくプロセスを見るのは
    感動するものです。


    本日ご紹介する本は、

    生まれつきの障害を持ち、
    失敗と挫折を繰り返してきた著者が
    メカニックの世界でNO.1を目指し
    トヨタ自動車に入社。

    整備技術を競う「トヨタ技能オリンピック」
    で最年少23歳での優勝を果たしトヨタNO.1の座に
    ついた実話を物語にした1冊。

    ポイントは
    「メンター」

    物語の中で
    著者は石田さんという先輩を
    メンターとして成長していきます。

    本書では、以下のような会話が出てきます。


    ■思ってることはもっと声に出していかなきゃダメだぞ。
     人間には口があんだからよ。

    ■何かをしようと思ったら、机上や頭の中で考えているだけではダメだ。
     まず行動すること。

    ■今までがダメなんだから、今までとは逆のことをすればいい。

    ■目先の仕事でラクしようとして、
     お客様を満足させることができずに信用を失っていくんだ。
     それでいいのか?

    ■1人の力は小さいもの。だから、目標を達成したいと思ったら、
     なるべく多くの人を巻き込むことだな。



    当たり前のことを言っていますが、
    物語の中では、すごく的を得た会話になっています。

    自分に置き換えてみても
    反省させられる言葉です。

    適切な状況で、このような言葉をかけてくれる人を
    見つけるのは大切なことです。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    自分がすることを、他人とか周囲から決めつけられたら面白くねえだろ
    思ってることはもっと声に出していかなきゃダメだぞ。人間には口があんだからよ。
    「捨てることで速く走れる」 車だけでなく、人間自身もそうかもしれない
    「目先の仕事でラクしようとして、お客様を満足させることができずに信用を失っていくんだ。それでいいのか?」
    お前の弱点なんてどうでもいい。そんなことよりも、自分の強みを活かすことを考えろ。
    初期投資=長い目で見たら、結局は安上がりってことだよ
    1人の力は小さいもの。だから、目標を達成したいと思ったら、なるべく多くの人を巻き込むことだな
    手をぬいてしまうと、今やっていることの結果が、未来の苦労を生み出してしまっている
    休日に出社して、以前から「やらなきゃ」とか「こうだったらいいのに」と思っていたことを一気にやってしまう。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    フォーメーション・ラップ
    第一章 550cc ―走り始めた「軽自動車」なボク
    第二章 1000cc ―ブレーキが掛かった「ヴィッツ」なボク
    第三章 1600cc ―峠を走り抜ける「レビン」なボク
    第四章 2500cc ―加速を増した「スープラ」なボク
    レース解説&あとがき ―その後、ボクはデルでもNo.1になった
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/f1661b11345e4fb6.png
     

  • 色弱や多汗症とか色々ハンデを抱えた著者が、どうやってトヨタの整備士として一人前になっていったか、の話。
    技術的な知識とか車の知識とかは特に無くても全然読める。そういう事より、もっと一般的?な人生訓がメイン。

    ・エンジニアではない、単なるチェンジニアになるな。常に頭を使え。
    ・ブレーキがかかっている時は「飛ばしすぎたかな?」と周りや自分を振り返るべし
    ・この世に生を受けたこと、それ自体が最大のチャンス
    ・チャンスが実際に訪れる前から、日々暖機をしておく事が大事
    ・シガーライターのように、ベースとなる思考があれば、どこにいっても通用する
    ・どんな小さな事でもいいから、何かを目指せ
     何かを目指すその過程で、学べ
     学びを続けて、人間として大きくなれ

  • トヨタ技術オリンピック優勝者
    思い込みで行動しないこと

  • 毎日の行動が未来を変える。って言葉が一番印象的であった。

  • 2011年132冊目。満足度★★★★★
    期待を裏切られた。いい意味で。感動。

  • 2010/06/05

  • この表紙で買うのをためらう人もいるだろうに。そういう意味で凄く損している。なにか一つのことを一生懸命にやるっていうのは素晴らしいこと。凄く人との巡り合わせが良い人だなと一瞬思ったが、それはこの人の素直な良いところがそうさせているんだろう。人から言われたことを素直に聞くことって大切な力。そしてそれはおそらく両親のお陰。高校生を家から出した両親の決断は凄い。

  • 【要約】


    【ノート】

  • 自己啓発的な内容の小説。 著者が整備士をしていた頃の実話を基にした小説ってことなんだとは思うけど、どの程度が脚色されてるのかよくわかんないので読んでいてモヤモヤする。 普通に考えればあり得ないようなものすごく安っぽい展開だったりするし、小説としては文章力も微妙。 小説としてではなく自己啓発本としてはなかなか良いとは思うけど。

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著者プロフィール

原マサヒコ(はら・まさひこ)
プラスドライブ代表取締役。1975年、神奈川県生まれ。96年、神奈川トヨタ自動車株式会社にメカニックとして入社。トヨタの現場独自のカイゼン手法やPDCAサイクルを叩き込まれ、技術力を競う「技能オリンピック」で最年少優勝に輝く。さらに、カイゼンのアイデアを競う「アイデアツールコンテスト」でも2年連続全国大会出場を果たす。その後、IT業界やインターネットベンチャーを経て、WEBマーケティングのサービスを提供するプラスドライブを創業。クライアント先のWEBサイト改善やマーケティング施策の推進業務に従事している。また、トヨタ式の思考法やカイゼン手法、PDCAなど、トヨタで学んだビジネススキルを社会に還元するための執筆・講演活動も行なっている。
主な著書に、『トヨタの自分で考える力』『トヨタ流「5S」最強のルール』『トヨタで学んだ動線思考』『入社1年目の心得』など多数。

「2021年 『トヨタの非常識な仕事のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

原マサヒコの作品

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