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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766428896
作品紹介・あらすじ
オリエンタリズムに抗し、アジア独自の「美術史」を打ち立てようとした、日印共闘のドラマ――。
日本美術の父・岡倉天心(1863‒1913)
インド宗教改革運動の革命児・ヴィヴェーカーナンダ(1863‒1902)
西洋が美術の基準とされた植民地時代のインドで、岡倉天心はインドの民族的・文化的独立を目指すヴィヴェーカーナンダや芸術家、宗教家、学者たち革命児たちと邂逅し、その過程で代表的な英文著作を執筆した。
本書は、岡倉がインド滞在中に執筆した『東洋の理想』の有名な冒頭の言葉「アジアは一つ(Asia is One)」を軸にして、日本とインドの文化的復興運動を連動させ、国境を越えた知的変革の軌跡を日印の資料を紐解いて描き出す、意欲的な一冊。
感想・レビュー・書評
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