南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766426502

作品紹介・あらすじ

雑誌の国のKUMAGUSU
19世紀末、最先端の都市ロンドンに留学し、
国際学術誌『ネイチャー』『ノーツ・アンド・クエリーズ』『フラヘン』に376篇もの
英文論考を寄稿した南方熊楠の営為を捉えなおす、気鋭の力作。

イギリスと東洋が関係を深めつつあった19世紀末、
当時、最先端の都市だったロンドンに留学し、
大英博物館リーディング・ルームを主たる舞台として
世界各国の辞書や事典を渉猟し、学問的研鑽を積んだ熊楠は、
いかにして欧米の学術空間に受け入れられたのか。

国際学術誌『ネイチャー』『ノーツ・アンド・クエリーズ』『フラヘン』に
376篇もの英文論考を寄稿し、東洋からの知見の提供によって、
近代科学の発展を支えた南方熊楠の営為を
歴史的・国際的な視点から捉えなおす、気鋭の力作。

感想・レビュー・書評

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  • 志村 真幸『南方熊楠のロンドン ― 国際学術雑誌と近代科学の進歩』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞 サントリー文化財団
    https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/detail/202006.html

    慶應義塾大学出版会 | 南方熊楠のロンドン | 志村真幸
    https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426502/

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著者プロフィール

1977年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。南方熊楠顕彰会理事、慶應義塾大学非常勤講師。専攻は、比較文化研究。
著書に、『熊楠と幽霊』(集英社インターナショナル、2021)、『南方熊楠のロンドン』(慶應義塾大学出版会、2020)など。

「2021年 『日本の体罰 学校とスポーツの人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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