南方からの帰還:日本軍兵士の抑留と復員

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  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766426090

作品紹介・あらすじ

▼なぜ、南方日本軍兵士の復員への道のりは遠かったのか?
抑留や強制労働の実態は、イギリス、オランダ、オーストラリア、アメリカなど各国軍の管轄下で異なっていた。
それはなぜだったのか?

▼シベリア抑留の実に2倍の120万人が関わりながら、未だ謎の多い東南アジアでの日本軍兵士の抑留と復員。
これまで個人史のかたちで広く伝えられてきたその実態は、
近年旧連合国の資料公開が進むなかで、全体像が明らかになってきた。

▼本書は、最新史料をもとに、抑留の実態と当時の国際関係が抑留・強制労働・復員に及ぼした影響を解き明かしていく。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:391A/Ma66n//K

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著者プロフィール

立正大学名誉教授、前東洋英和女学院大学教授、平和祈念展示資料館名誉館長。
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。
専門分野:日本政治外交史。
主要著作:
『石橋湛山研究―「小日本主義者」の国際認識』(東洋経済新報社、1990年)、
『公職追放―三大政治パージの研究』(東京大学出版会、1996年)、
『自衛隊の誕生―日本の再軍備とアメリカ』(中公新書、2004年)、
『マッカーサー―フィリピン統治から日本占領へ』(中公新書、2009年)、
『ニクソン訪中と冷戦構造の変容―米中接近の衝撃と周辺諸国』 (編著、慶應義塾大学出版会、2006年)、
『大日本帝国の崩壊と引揚・復員』(編著、慶應義塾大学出版会、2012年)、
『周恩来キッシンジャー機密会談録』(共監訳、岩波書店、2004年)、ほか多数。

「2019年 『南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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