折口信夫 秘恋の道

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  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766425321

作品紹介・あらすじ

▼魂を乞う、〈恋〉の人――

学問と創作を稀有なかたちで一体化させた、折口信夫。
かれの思考とことばには、燃えさかる恋情が隠されていた。
大阪の少年時代から、若き教師時代、そして晩年まで、
歓びと悲しみに彩られた人生をたどる、渾身の評伝/物語。

「折口の主題には恋が大きくそびえ立つ。そのことばの隅々にも恋情がたゆたう。
思考にふくよかな実感と肉感がかよう。人生の大半を埋め尽くす、
烈しく純な恋慕の経験の影だ。
ならばぜひとも書かなければなるまい、折口信夫のひそかに望んだ折口信夫論を。
恋愛小説の形をとり、折口信夫の学問と創作の鍵をあきらかにする論を。」(「あとがき」より)

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著者プロフィール

近代文学研究者。慶應義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得退学。1995年より2000年まで『折口信夫全集』(中央公論社)の編集・解説を担当する。2008年春に世田谷文学館で催された「永井荷風のシングル・シンプルライフ」展の監修を務める。著書に、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)、『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年、第31回サントリー学芸賞)、『永井荷風の生活革命』(岩波書店、2009年)、『折口信夫 秘恋の道』(慶應義塾大学出版会、2018年)などがある。

「2023年 『おとめ座の荷風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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