小林秀雄と河上徹太郎

著者 :
  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766424225

作品紹介・あらすじ

近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄(1902-83)と河上徹太郎(1902-80)。1959年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、14年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.7.2
    小林秀雄については色々と勉強して来たので、驚くやうな話はなかつたが、大岡昇平との師弟関係については、学ぶところがあつた。河上徹太郎については、吉田健一との関係など、興味深い話が多く、『自然と純粋』を読んで見ようと思つた。
    新しい読者が二人について学ぶための本としてどうか、といふ評価は自分には出来ない。

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著者プロフィール

1935年生れ。慶應義塾大学文学部独文科卒。1959年、新潮社に入社。元「新潮」編集長(1981年から14年間)。著書に『文学の器―現代作家と語る昭和文学の光芒―』(扶桑社、2009年)がある。

「2017年 『小林秀雄と河上徹太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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