- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766410785
作品紹介・あらすじ
「保守」と「リベラル」を超えて。アメリカ最古で最上の名門家族である「ボストンのバラモン」。アメリカン・ドリームを体現したアイルランド系移民家族の「ボストン・アイリッシュ」。2つの世界を通してアメリカ市民社会の最深部を浮き彫りにした新進気鋭の文化人類学者による画期的論考。
感想・レビュー・書評
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公共の先生におすすめされたので読んだ。著者が、アメリカの由緒正しい?伝統的な家系にインタビューしてまわることで、アメリカ社会の形成のされ方というか、今の政治体制がなぜこうなっているのかを解き明かしていく感じ。自分は、この本を読んでなぜアメリカがイスラエルと良好な外交関係を結んでいるのかという謎を解決できた。おそらくインターネットで調べれば解決できる問いであるが、、しかし、フィールドワークをしたという前提で話は進んでいくので、〇〇さんがこう言ってたからこういうことが言えるよねみたいな、結論に文脈があるのでネットよりも飲み込みやすかった。個人的に。
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ボストンに興味があることもあり、サントリー文芸賞をとっていることもあり、また著者の2020大統領選についてのニュースでの説明がよかったこともあり、手に取ってみたが、ボストンバラモン・ボストンアイリッシュについていくつか知識を得た以外、アメリカを知る、と言う意味では特に興味深い視点はなかった。
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ボストンのバラモンとも言われるアメリカ最古の名門とアイルランド系移民の末裔たち
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数年前に読んだとき、いまいち価値が分からなかったのですが
今もう一度改めて読み返してみたいと思います。 -
著者が日本人ゆえか、アメリカのフィールドワーク研究なのだけれども、そこで扱っている問題は現代日本においても当てはまりうる、参照できる問題だと感じた。
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2種類のボストニアン、ブラーミン(WASPの旧家)とアイリッシュについてフィールドワークを行った結果をまとめた本。
ボストンに留学する前に読んでおくことができれば、ボストンという町をもっと深く味わうことができたかもしれない、と思った。 -
究極の井戸端会議本