東京の空の下オムレツのにおいは流れる

著者 :
  • 暮しの手帖社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766000221

感想・レビュー・書評

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  •  半年に一度は読み返す本です。特に手打ちパスタとホームパーティの話が好きで、読むたびにお腹がグーグー鳴っています
     何十年も前のお料理エッセイなのに、何度読み返しても美味しそうです
     「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」の続編ですが、私はこちらの方が好きです。装丁もおしゃれで素敵です

  • 2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載

  • 平松洋子さんのエッセーで知った本。読んでいると、パリで暮らしていたことや海外アーティストたちと交流する様子が、気負いなく自然体で描かれていて面白かった。自分で作った料理を出す、という信念はあるものの、それを他人に強要するでもなく、簡潔なレシピで未知のプレートに読者を誘う。感化されやすい私が早速作ったのは、かぼちゃのスープ。これで実家の骨董品のようなミキサーを発見したのを契機に、スモークサーモンのスフレも。簡単で美味しい。
    次に作りたいのは、オニオンスープ、じゃがいものおやき、卵サラダ…あとスネ肉の煮込み。他にも作りたいサラダがたくさんあったなあ。
    そう思いながら本を閉じたところで、本の発行が昭和60年と知って衝撃を受けた。全く時代を感じさせないメニューと生き方。

  • 文学

  • 美味しそう
    あまり馴染みのない料理もありますが、それでも知っている料理もあり、作りやすくアレンジされているレシピも載っています

  • 巴里の空の下~の続編。
    こちらにも変わらず美味しそうな料理がたくさん。
    オムレツは何度も挑戦してます。

  • 本当に食べること作ることが大好きなんだなと伝わってくる。本業はシャンソン歌手とのことで、海外に遠征に行くことも多く、外国の食材や調味料がめずらしい頃から洋食に慣れ親しんでいたことがうかがわれる。
    平松洋子がレシピ本として愛用しているという「巴里の空の下」編も読みたくなってきた。「巴里~」発行は昭和38年。海外情報が無に等しかったあの時代にどんな料理エッセイを書いていたんだろうと想像するだけでわくわくする。

  • おしゃれで可愛くて品もあって美味しいエッセイ。海外自慢、お料理自慢みたくなっても不思議はないのに全然嫌みじゃなくて、素直に憧れてしまいます。

  • 友人に借りている本。途中まで読んでいたのですが…
    パリの空の下~の続編、と言ったところでしょうか。それにしても生クリームとか良く使うなあ。今でこそ香草類も普通に手に入るようになりましたが昭和の時代にフランス料理を再現とか難しかったろうな、と思います。食いしん坊で良かった、料理が好きで良かったと思うことは自分も良くあります。やっぱり美味しいものを食べていきたいですから。

  • パリの空の下〜の続編にあたるような内容。やっぱり美味しそうなお料理が沢山出てきます。作り方からどんな食べ物か想像しながら楽しく読みました。

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著者プロフィール

1922年東京生まれ。52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。

「2020年 『いつも夢をみていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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