I AM JACKIE CHAN: 初めて語られる香港帝王の素顔 僕はジャッキー・チェン
- 近代映画社 (1999年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
- / ISBN・EAN: 9784764818873
感想・レビュー・書評
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この本では、ジャッキー・チェン自らが、両親について、幼年時代、そして十代の頃を特に詳しく語っており、これまで知られていなかったジャッキー・チェンの素顔を知ることができます。
それらの話はどれも小説並みに波瀾万丈。中国戯劇学院での厳しい訓練、両親との別離、今も忘れられない初恋、スタントマン時代の苦労、もう一つのロマンス、そして結婚に繋がる出会い、役者として映画に出始めてからの数々の興味ある裏話などがジャッキーらしいまじめな口調で、しかしユーモアのセンスたっぷりに語られています。
ジャッキーの生き別れになった兄弟の話、ジャッキーに初めてカンフーを教えた父の壮絶な半生、喧嘩ばかりで学校でも持て余されたガキ大将時代、ジャッキーの一生を変える北京京劇学院でのカンフーやアクロバットなどスタントのスキルを学んだ「ドランクモンキー酔拳」の特訓シーンさながらの厳しい訓練の日々、京劇から映画に舞台を移してからの身体を張り続ける波瀾万丈な日々、初主演作でのほろ苦い経験、映画作りの楽しさを知った「少林寺木人拳」の現場での秘話、ジャッキーがスターになり調子に乗った時のしくじり、ジャッキーがロー・ウェイ監督とトラブルになったゴールデンハーヴェスト社との契約秘話、ロー・ウェイ監督との契約トラブルを解決するために貸を作ったジミー・ウォングとジャッキーの関係、サモハンやユン・ピョウと映画作りをするきっかけになったテレサ・テンとの失恋と「ドラゴンロード」の失敗、苦い経験となるが「ポリスストーリー」のアイデアが出来るきっかけになった「プロテクター」のほろ苦い経験など、自らのキャリアを赤裸々に語ったジャッキー・チェンの本格的自伝。
巻末のジャッキーが好きなスタント・ベスト10も、良い。
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ジャッキー・チェンのファンでなくても、1人のスターの半生を堪能できる。これはドラマだ。
京劇の学校、絶対私にはムリです。 -
これを読めば、ジャッキーのすべてがわかる!!・・・と思っていたが、
映画『失われた龍の系譜/トレース・オブ・ア・ドラゴン』で、新事実が明らかに!w
「怪我リスト」が載っているのは、ジャッキーならではww -
これを読めば、ジャッキーのすべてがわかる!!・・・と思っていたが、映画『失われた龍の系譜/トレース・オブ・ア・ドラゴン』で、新事実が明らかに!w 「怪我リスト」が載っているのは、ジャッキーならではww
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子供のころどうしようもなくやんちゃで、両親から京劇の学校に預けられ、マーシャルアーツの厳しい特訓を受ける。親の決断は間違ってはいなかった。
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ジャッキーの自伝。中学の時に読んで、ジャッキー子供時代の映画ばりの「修行」に衝撃を受けた。これを読んだらあなたもジャッキー通になれます!<内容>ジャッキー・チェン自らが、両親について、幼年時代、そして十代の頃を特に詳しく語っており、これまで知られていなかったジャッキー・チェンの素顔を知ることができます。それらの話はどれも小説並みに波瀾万丈。中国戯劇学院での厳しい訓練、両親との別離、今も忘れられない初恋、スタントマン時代の苦労、もう一つのロマンス、そして結婚に繋がる出会い、役者として映画に出始めてからの数々の興味ある裏話。ジャッキーらしいまじめな口調で、しかしユーモアのセンスたっぷりに語られています。