3つの真実 (サンマーク文庫 の 1-1)

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763184849

感想・レビュー・書評

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  • 『鏡の法則』に感動しての、2冊目です。
    このジャンルの本は、好きで、少しずつ読んでいますが、『3つの真実』は、それらを網羅した読み応えのある内容でした。 わたしにとって、パーフェクト! これからの人生のバイブルにします。


    主人公・谷口亮は、「成功法則」という言葉に出会い、本気で実践し、トップ営業マンになる。ついに家庭も会社も手に入れることができた。一見成功したかのように思えたが・・・・・妻は軽度のうつ病、息子は学校に行けなくなり、更に社員の裏切り・・・・・。
    そんな時、謎の老人が現れ、『人生を変える"愛と幸せと豊かさの秘密" 3つの真実』を語り始める。
    そして、谷口亮は、本当の成功・幸せについて学んで行く・・・。

    この『3つの真実』は最強です。
    わくわくしながら、ストーリーを追っていると、突然、ふわっと不思議な気分に。
    ときにちょっと意地悪で我儘なあの人のこと、それによってモヤモヤ嫌な気分になる自分のことをもう"許そう"と不意に想いました。
    その気持ちは、わたしに驚きと喜びもたらしてくれました。


    この『3つの真実』で、学んだこと、
    (全て、老人の台詞です。全て素晴らしいのですが、ここでは極々一部を。)

    『幸せは求めるものではなく、今ここに見出すものなのじゃ』

    『与える気持ちで生きていれば、自分が多くを与えられる。これが豊かになる秘訣じゃ。』

    『多くの人間は、自分の感情に気づいてないために、感情に振り回かれておる。逆に、自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなるのじゃ。』

    『・・・相手の感じていることを尊重することができれば、相手をコントロールしたくなる気持ちも手放せる。・・・人は、自分のことを変えられたくない。わかってほしいのじゃ。尊重してほしいのじゃ。』

    『ひとは、自分の中のネガティブな感情に付き合っていないと、他人のネガティブな感情を受け止めることができない。たとえば、自分の中の悲しみを抑圧している者は、他人が悲しみを感じることも抑圧したくなるのじゃ。本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそのまま味わうのじゃ。』


    物語も終盤のころ、谷口亮は、
    『優先順位を間違えていたのだ。・・・家族三人で、「どんな家庭を築いていきたいか」を話し合うこともできた。それをやらなかったのは、自分にとって最も大切なことがわかっていなかったからだ。・・・』
    と考えます。

    それは、この著書の中では『中心軸を定める』と表現されています。

    物語の序盤のころ、老人の語り、
    『君がそこまで混乱している根本的な理由は一つ。自分の中心軸が定まっておらんことじゃ』
    『よいかね、真の豊かさを実現するためには、まず自分の中心軸を定めることが不可欠なのじゃ。』

    そして、老人は、『中心軸とは』等等と、知りたかったことを次々に惜しみなく語ってくれました。

    『その知るべきことを、今から教えよう。それは三つの真実じゃ。その真実は、君が自尊心を満たし、本当の幸せにいたるのを助けてくれる。そして、その三つの真実を自分のものにしたとき、君は愛を動機に生きることができるようになる。そのとき、君は揺るぎない中心軸を確立したことになるのじゃ。
    まず、第一の真実は、・・・。』

  • チェック項目10箇所。「目標を持たずに生きている人たちはどうなんですか? 愚痴や不満ばかり言っている人たちです。彼らは幸せをあきらめているんじゃないですか?」「目標に向かって、さまざまな壁を乗り越えながら生きるくらいなら、愚痴や不満を言いながら生きるほうが、よほど気楽で幸せだ。そう信じているのじゃろうな」。「人に認められることを目指すということは、周りの人間の価値観に振り回されることになる。たとえば、もし君が戦国時代に武士として殿様に仕えていたとする。周りから認められるために、君はどうすればいい?」……「では君が平安時代の帰属だったらどうする?」。「『人から認められたい』という衝動も、怖れからきていたのじゃ。その怖れとは、人から見限られることへの怖れ、相手にされなくなることの怖れ、つまり、つながりを失ってしまうことへの怖れじゃ」。「怖れに支配されないためには、まず自分の中の怖れを認めることが必要じゃ」。「人間は怖れによって行動するとき、本当の幸せから遠ざかっていく。本当の幸せは、愛に生きるとき、もたらされる。われわれは、愛に生きるとき、幸せに人とつながることができるのじゃ」。「人を見るときの極意を教えよう。第一の真実にもとづいて人を見る、ということじゃ。つまり、肉体を超えた素晴らしい存在として、宇宙に愛されている存在として、その人を見るということじゃ」。「自分のことも裁かんようにな。君が悪いのではない。君が引き寄せただけじゃ。『自分が悪かったのだ』などと、自分を責めんことじゃ」。「真に賢い人間は、『自分にとってなにが一番大切なのか』を知り、『その一番大切なものを大切にするためにはどうすればよいのか』を考える。一番大切なものを一番大切にするためには、目標や計画を修正しなければならんこともある。それも勇気が必要じゃがな」。「本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそのまま味わうのじゃ」。「『何々さえ幸せであればいい』と愛の対象を限定してしまうと、それはエゴになるのじゃ。それは本当の愛の姿ではない。宇宙はすべての人間、すべての生物、すべての存在に合いを注いでいる。これが愛の姿じゃ」。

  • 【小説形式の書籍】

    ・感情をコントロールするコツ
    【考えているこ】とではなく、【感じているこ
    と】が何かを自問自答する
    怒り/憎しみ/嫉妬などは、自分の怖れ や 不安
    から湧き上がるもの
    →自分が何を怖れ/不安に思っているか、考える
    ことで、冷静になれる
    →怖れや不安を誰かのせい・自分のせいにする
    のではなく、単純に受け入れることが大切

    ・引き寄せ/鏡の法則
    心の底で思っていることが起こるようになって
    いる
    →誰かに不幸になれと思えば、自分が不幸にな
    ることがおきる=巡り巡って自分に返ってくる

    ・【幸せ】についての考え方
    幸せになりたい=現状、幸せではないことになる
    【生きていること/存在していること】を幸せだ
    と思 うとともに、当たり前のこと/大切な人/周
    りの人たちにも感謝をすること


  • 分かりやすくて、気付きがたくさん。
    読みやすかった。
    素晴らしい本!!!
    何回も読み返したい。
    出会えてよかった一冊。

  • 今必要なことを知りたくて読書。

    12年ぶりに手にした本書。当時は、中国を拠点としてフリーランス。現在は起業して諸規模企業を経営すると状況が変わったこともあり抱える課題、見えている世界もまったく違うので得られる氣づきも違う。

    いわゆる成功哲学のダークサイド、陥る罠、次の坂道を登るために経験する一時的な坂道のときに学ぶべきノウハウと言える。

    補足で、久家邦彦氏の『なぜ、あなたの思考は現実化しないのか?』を読むといいかもしれない。

    宇宙とつながった1つの存在。サムシンググレートを意識する。
    感謝するものを探し感謝する習慣をつける。
    自分の都度感じる感情を理解する。

    他人や周りを大切にするためには、まず自分を大切にし、自分を喜ばせることを意識する。セルフイメージを上げるため自分の中での仕組みを作り、1つずつ積み重ねる。

    他人や周りと比較しない、競争しない。比較するのは自分。自分の成長へ集中し昨日の自分と競争する。

    自分を大切にして初めて周りを大切にすることができ、素直に感謝できる。

    以上をリマインド。

    読書時間:約1時間10分

  • 会話形式で、人生を生きていく上で必要なことを教えてくれる冊子。

    自分は目に見えない大きな力から愛されている。
    鏡の法則。
    感情を味わう。

    この三つを知ることによって、素敵な人生を送れるというものだ。

    まさにその直後に、後輩が会社を抜けるという話を聞いたから、すごくタイムリーだった。

    自分の人生の軸がなんなのか。
    それを得ることによって、様々なことの判断軸ができるという話も良かった。

  • 人生を楽しむために役に立つね!

  • 老人と悩める中年男性の物語。家庭の悩み、仕事の悩み、成功法則を信じてきた男が壁にぶつかり、老人から知恵を得ます。対話形式で物語が進んでいき、読みやすいです。

  • さて私が大好きな野口さんシリーズの紹介です。
    これは学生のときに読みましたが。なかなか難しい感じの内容でした。
    なので社会人になったら再読してみようということで再読しました、

    さて内容なんですが・・・
    内容は学生にはちょっと難しい大人向けの内容で主にうまくいかないときや、仕事の内容です。
    私は仕事を最近始めたのでちょっぴり野口さんが書いたこの本が好きです。
    特に今回は(目標)をたててのお話なので
    私にちょうどいいかなと思って再読しました。
    内容はもっと詳しく紹介したいのですが・・・
    つまらないと思うので、読みたかったら本屋さんか図書館で読めますよー。

  • 働くことで家族は幸せにできると思っていた男性のお話。

    本当の幸せとはなにか。

    なぜ人は働くのか。

    どこを目指すことが幸せなのか。

    教えてくれるSTORYです。

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著者プロフィール

心の専門家、ベストセラー作家。
高校時代は対人恐怖症に悩むが、大学入学後、心理学や東洋哲学、人生の法則の研究と実践によって克服。(株)リクルート勤務を経て、メンタルマネジメントの講師として独立。1999年に心理カウンセラーとしての活動を始める。2003年にはメンタルコーチとしての活動も始め、心理学の手法を使ったコーチングの第一人者となる。また現在、インターネット上で「オンライン自己実現塾」を開講している。著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』の解説部分に大幅加筆した『完全版 鏡の法則』の他、『「これでいい」と心から思える生き方』、文庫版として『3つの真実』『心眼力』(サンマーク出版)などがある。

「2021年 『マンガでわかる 鏡の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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