軽くなる生き方 (サンマーク文庫 ま 2-1)

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763160157

作品紹介・あらすじ

――老舗雑誌『暮しの手帖』編集長であり、
書店を営むかたわら文筆家としても人気を集める松浦弥太郎氏が、
これまでの人生の中から得た「シンプルに、軽やかに生きる知恵」を伝授します。

目に見えない「本当に大事なもの」だけをもつこと。「あたりまえのこと」をていねいにすること。
編集長の仕事や書店経営の仕事で得た、仕事で本当に大切なこと。
40歳を過ぎて気づいた、これからの人生を身軽に生きる方法……。
松浦氏の「人生の棚卸し」の過程の中から、あなたの人生のカバンに残すべきものが、きっと見つかります。

感想・レビュー・書評

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  • 松浦弥太郎さんの言葉はやさしいきびしさを持つが腑に落ちる。
    と思ったら、松浦さんが語る、たおやかで丁寧な暮らしとはかけ離れた過去があったわけだ。いや、その過去が在ったからこそ今のかみしめるような日常があるわけですね。たぶん。おそらく。きっと。

    松浦さんの暮らし論と仕事論は腑に落ちる。
    いくつになっても初々しさを忘れないことが大切、
    という言葉は、今、転職して2年目を迎えようとする
    私に強く響いた。
    そうだ。
    わたしもそうありたい。
    幾つになっても、率直で、正直で、かざらなく、
    初々しい人でありたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「初々しい人でありたい。 」
      松浦弥太郎の発する言葉が素敵なのは、その所為なんでしょうね。そして見る目が確かだから、良い部分を的確に掴まえる...
      「初々しい人でありたい。 」
      松浦弥太郎の発する言葉が素敵なのは、その所為なんでしょうね。そして見る目が確かだから、良い部分を的確に掴まえる。
      私も目を肥やしたいです!
      2013/04/10
  • 軽くなる、とは言うけれど実際には難しい。人生という旅はそういうものなんだろうな。

  • 営業車の中で少しずつ読み進めた。少しだけ勇気をくれるような本。題名だとハウツー本のようだが、松浦さんの重い過去についても非常に正直に書かれていて、読み応えがあった。

  • 【生き方】軽くなる生き方 / 松浦 弥太郎 / 20190130 / (6/738)<185/105967>
    ◆きっかけ
    ・八ヶ岳リゾナーレBookcafe

    ◆感想
    ・タイトルに惹かれたが、ちっとも軽くならない。
    ・そして、ちょっと綺麗事だけ過ぎる気が・・・

    ◆引用
    ・BOOK 高村光太郎詩集、北回帰線(ヘンリーミラー)、路上(ジャック・ケルアック)、考える練習をしよう
    ・足ることを知る=本当の満足を知りたい
    ・これまで、たくさんの人が自分が知らなかった持ち味を一生懸命見付けてくれた。どん場所ならその持ち味を生かせるかを、一緒になって考えてくれた。
    ・人間には正常と異常が混在しているのが常で、それが人間らしい。
    ・どこかほめるところはないかな?
    ・物思いにふける余裕を取り戻す方法=鏡を見ること。
    ・選らばれる人になるための3粒のサプリ=観察すること、察する力を持つこと、コミュニケーション力
    ・自分を好きになってもらうことからすべてが始める
    ・ゴールはドライ(合理的)、プロセスはウエット(感情的)に
    ・生活とは、納得の積み重ねで出来ている。
    ・40歳までは貯金、40歳からは運用の時期、そのための自分の棚卸を。見たくないものもしっかり対峙を。

  • 人生の棚卸しをしよう。

  • この本を職場近くで買ったとき、強烈に落ち込んでいたことを思い出します。
    しかし人のせいにばかりしていては、いつまでもそこから脱せないのですね。

    そういう考えに陥ってしまうのは、僕が本当に(著者のように)人を信じたことがないからかもしれないと思いました。
    だから仕事はもちろん、その他のこともうまくいかないのかもしれません。
    とはいえ信じることは、今後上に立つようなことがあれば、さらに必要になります。

    今さらですが、なるべくもっと意識して、人を信じるようにしようと思うのでした。
    この歳になって、ですが…。

    仕事で選ばれるための三要素、「観察すること」「察すること」「コミュニケーションを取ること」というのもよく分かります。
    常に視線を気にしているので(これも信じていないからかもと思います)、前の二つはそこそこ出来ていると思います。
    コミュニケーションがまだまだですが、だからこそ何とかやれてきている…かも。

    軽くなる生き方はつかめませんでしたが、いろいろと考える一冊でした。

  • 読み下しが必要

  • 自分に正直に、他者には親切に。良識と良心に従って生きることが生きやすさにつながる。

  • 『今日もていねいに。』が良かったし、タイトルにひかれたので、図書館で借りた(相互貸借)

    「暮らしの手帖」編集長・文筆家・書店店主である著者による、軽く生きるヒント

    なるほどと思ったのは、以下の通り
    ・「本当に大事なモノ」を少しだけもつ幸せ
    ・気まずいことでも正直に言う
    ・「選ばれる人」になる三粒のサプリ
    ・「思いつきを全部やる」思考のスイッチをオンにする
    ・「できること」と「できないこと」を自覚する覚悟
    ・使い走りのプロになろう
    ・無駄な時代の経験は、いつかきっと宝物になる
    ・問題の原因は、いつも自分の中にある

    松浦さんには本が三冊あれば良いというのには、驚いたと同時に、それをうらやましく思った
    何度も同じ本を読むというのはとても贅沢なこと、私もそんな本にであいたい
    そのためにも、「本当に大事なモノ」を見極められるようになる
    私には夢があって、それをできないことだとは、まだ思いたくない
    だからこそ、今の自分の状況(無駄ではないと思う)にくさらず、初々しさを大切に、思いついたことはどんどん試してみる

  • 何回読んでも大好きな一冊。
    毎回感動する部分が少しずつ違って、読み重ねるごとに少しずつ自分も弥太郎さんに近づけるような錯覚。
    丁寧に過ごしているつもりでも見直すところがたくさんあることに気づきます。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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