- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763138606
作品紹介・あらすじ
(編集中)
感想・レビュー・書評
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自分のブクログレビューのどの本だったか思い出せないが、「ネットニュースのコメント欄を見るのはやめようと思う」というようなことを書いた覚えはある。
しかし、実際はやめられなかった。
本書を読んで、コメント欄どころか、ネットニュースそのものを見ることをやめようと思う。
今度こそ。
そうは言っても、往生際が悪いので、ヤ○ーニュースのアイコンを消し去ることはできなかった。
ただ、スマホのトップ画面に置いていたのだが、それを後ろ〜の方へ追いやるということはした。
本書が提唱しているニュースダイエットそのものは確かに重要だろうけれど、私の場合どう考えてもヤ○ーニュースや○フコメを見ることに費やしている無駄な時間をまずは無くすことが最重要ポイントだろう。
(元々インスタ・X・Facebookなどは何もやっていないので、見ることもできないから、そこには時間を使っていない。
ただ、ブクログを開いている時間も相当多い。
でも趣味の読書(とブクログ)はOK。
それは減らさなくても良いと解釈した次第。)
自分のスマホ使用時間のグラフを見ると恐ろしくなる。
これをガクンと減らすぞ〜。
無駄にしていた時間を、他のことに回す。
「あなたのエネルギーは、自分で影響を及ぼせるものに向けたほうがずっと合理的だ。」(197ページ)
しがない主婦にできることなど、たかが知れている。
リフォームしてから半年以上は頑張っていた風呂上がり後の拭き拭き作業を手抜きするようになったら、天井周りのコーキング部分に赤カビが発生した。
漂白剤を湿布状にするという大変な作業をやった。
もうこりごり。
だからまた地道に都度、水滴を拭きあげる(10分はかかる)ことを再開しているのだが、自分で自分を楽にすること(カビが発生してからの除去作業の方がよっぽど大変)、自分が快適に暮らすことに時間を回せばよいのだ。
無駄な時間の断捨離ということで、「片付け・断捨離」のカテゴリに入れる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私たちは、食べ過ぎには気をつけるのにも関わらず、ニュースを取り入れることに関しては、多いに越したことはない、と貪るように消費しているのではないのだろうか。
世の中は、情報に溢れている。情報過多の時代なんて言葉が聞こえてから久しいけれども、もはやそんな言葉を聞こえてくる頃以上に、打ちのめされるように流れてくる。
確かに、情報「量」は増えているけれども、情報の「質」の部分では、むしろどんどん落ちている。
ここ1年の、新型コロナウイルスにまつわるニュースは、ニュースを見ることが、もしかしたら馬鹿げているのかもしれない、という事実を丸裸にした気がする。
そんな最中に出版されたのが、この『News Diet』である。
ニュースを見ることを減らすのではなく、「ゼロにする」という極端な意見は、なかなか受け入れられ難いかもしれないが、そもそもニュースをあまりみない自分にとっては、それほど難しいことではなく、ニュースを見なくなったおかげで、余暇ができた。
ニュースを断つということは、結果的に、自分の知っていることと、知らないことの境界線が、はっきりさせることになる。
相手の話を聞くときに、知識を持っていると、どうしても聞きながら頭の中では別のことを考えてしまう。相手の話をきちんと聞く、という意味でも、知らないことをはっきりさせることは、重要なような気がする。
この本でも書いてある通り、本当に必要な情報を見逃していたら、周りが教えてくれるのだ。 -
ニュースと本、どちらが人生に影響を与えたか考えさせられた一冊
思えば日常生活はニュースだらけです。ニュース見ますよね?テレビでも、スマホでも。その数は年間2万本だそうです。そのうち自分の行動に絵影響を与えたニュースはありますか?読書好きな方なら行動や考えに影響を与えた本のほうが浮かびませんか?それなのになぜ毎日あたり前のようにニュースをみてしまうのでしょうか。それは、言葉や映像などあたり前に見てしまうようにニュースが作られているからです。
●本書で提案された大変興味深い実験
これをやれば自分の人生とニュースの関連性の薄さが実感できます。やり方は簡単。年表を書いてその年に自分に起こったこととと思い出せるニュースを書いて関連することを線で引きます。・・どうでしょうか?線が引けたでしょうか?わたしはまず年表を書いてその年に起こったニュースを思い出すところでいつだったかあまり思い出せませんでした。毎日「ニュース」を見ているのに!!
●ニュースはテロリズムを助長する
これは本文中でも引用もされていますがユヴァル・ノア・ハラリさんの著書でも書かれていたこと。また、有名な本、ファクトフルネスでも書かれていたと思います。テロリズムの犠牲になる人数と交通事故でなくなる方の人数はどちらが多いのか?ニュースは人々を引きつけるように印象的・衝撃的なものがあえて選ばれているというのを「ニュース」ではなく「本」で知るというのは考えさせられませんか?
●ニュースダイエットはじめました
本書を読んでスマホのニュースサイトのブックマークを消しました。本書ではいきなり始めるのは抵抗あるかたへ「ゆるやかニュースダイエット」という始めやすい方法も紹介されています。
●ホリエモンさんは「情報を浴びろ派」ですが
意見の違いを楽しむのも読書の楽しみ方。どちらも読んだ時は納得してしまうのですが、今のわたしにはニュースダイエットがあっているようです。ちなみにニュースダイエットをすると年間1ヶ月の時間の余裕ができるそうです。 -
これまでの常識を覆す理念を語る一冊。
会社の研修などでも、社会人として複数の新聞を購読し、アンテナを高くし情報を得ることが推奨されてきたが、本著では、溢れるニュースは害でしかないという。
ニュースを見なければ、1ヶ月の時間が手に入るという内容はまさに目から鱗。確かに、気づけばラインニュースやスマートニュースなどをあさってしまい、時間を無駄にしてしまうことはこれまで何度も経験した。
ニュースを完全に断つことは不可能に近いけど、著者の意図を理解し、ニュースとの関わり方を見直してみることは有用だと思う。まずは自分に身近な情報だけに限定するなど少しずつスリム化をしていきたい。 -
めちゃくちゃ面白かった。読む前は触れる情報を減らしたいな〜くらいにしか思ってなかったけど、まさか著者がニュース「断ち」をしているとは。
情報が溢れすぎてて目の前が曇った感じがする、というか頭の中が晴れない感じがしていたのは質の悪いニュースに触れすぎていたせいなのかも知れない。
年も変わる良いタイミングだし2024年はニュースダイエットしてみよ(友達と話す時も話題にできそう)
情報の豊かさは、注意力の貧困を招く
テロリズムが効果を発揮するのはメディアのおかげ。テロリストの本当の武器は爆弾そのものではなく、「爆発が起きるが知れないという人々の不安」
ニュースランチのすすめ -
こんなにも説得力があり、納得させられる本が今まであっただろうか。
この本の読む人は3パターンに分けられると思う。
ニュースが大好きな人
ニュースを使命感によって見てる人
全く興味のない人
この3パターンしかないとすると、ニュースを使命感によって見ている人は必ず読むべき本だと思う。
大人を意識、あるいは周りの人を意識しているのならこの本から学ぶことが多いと思う。
ニュースからの脱却だ。
しかし、間違ってはいけないことがある。
著者が言いたいのは活字を読まないことでも、考えたり、知識をつけないことを推奨しているわけではない。
ニュースによる意見に惑わされ、メディアにより人格がおかしくなってしまうことに疑問を呈しているのだ。
メディアが作り出すニュースなど、人生にとって不要なのかもしれない。
良書です。-
ホントにいい本でしたね!
ドベリ本大好きなんで今回も正解でした♪
むくすけさんのオススメ読んでみますね!
いいねありますがとうございますホントにいい本でしたね!
ドベリ本大好きなんで今回も正解でした♪
むくすけさんのオススメ読んでみますね!
いいねありますがとうございます2021/03/10
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一気に読める内容でした。と同時に、自分もこのニュース中毒にいつの間にか陥っていたと思います。特にテロのところは納得でき、私たちが流されず、惑わされずに、そして自覚を持ってこの世の中で生きていく事を改めて考えました。コロナ禍ですが、ニュースランチ、いつか実現して欲しいです!
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一気に読みました。
自分自身、数年前ニュース中毒だった時期があり、セーブするようになりました。今思えばNews Dietだったのだなと。
読書や自分で考えることの大切さを再認識しました。 -
ものすごく新鮮でおもしろい発想。さっそくスマホブラウザーのお気に入りからニュースサイトをダイエットした。特にヤフーニュースは時間を奪う猛毒だったと再認識。
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勝間和代さんが紹介されていたので読んだが面白かったー。
2022年に読んだ本で今のところベスト3に入るかも。
ファクトフルネスを読んだ時と同じように、当たり前にしていたことや感じていたことに対してハッとし考えさせられた。
元々テレビは見ないが、スマホの検索をYahooアプリにしていたのでニュースが目について見てしまうことが多かった。
YahooアプリではなくGoogle Chromeにしたことでニュースを見る時間はかなり減ったと思う。
ニュースを断つことで1年で1ヶ月分増える、ということが衝撃だった。
また、過去のニュースで自分の人生に影響を与えたことは?という質問に、パッと思い浮かぶことがなかったので、ニュースを見る必要はないとあらためて実感することが出来た。
この本があまりに面白かったので、ニュースを見るのではなく読書をした方が良い、ということを身をもって体感した。
本当に読書は面白い。