もっとあの世に聞いた、この世の仕組み

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133106

作品紹介・あらすじ

「さとり」「カルマ」「輪廻転生」「アセンション」…の仕組みに目からウロコ、間違いなし!知れば、人生が楽しくなる!「一番わかりやすい」見えない世界の話。

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 「誕生」という思い込み
    第2章 こんにちは、赤ちゃん
    第3章 人生は「苦」なり
    第4章 オープン・ユア・ハート
    第5章 超訳『般若心経』
    第6章 人生という名のスクリーン
    第7章 意味と価値のありか
    第8章 「うつ」にまつわるエトセトラ
    第9章 アセンション後の新世界
    第10章 スプリング・ハズ・カム

  • 読みやすく分かりやすい。
    この世は神による神のための遊び。

  • 【キーアイデア】
    『この世はゲーム』

    【目的】
    人生の意味を精神世界の観点から考察する材料とするため

    【引用】
    ・「身ごもる」っていうのは、胎内に新しい命が宿ることじゃない。新しいカルマが宿るということなんだ。肉体も、個別意識も、個性や気質も、すべてはカルマによって形成される。
    ・誰かの「誕生」の際、この記憶データの一部が、意識とともに“小さな膨らみ”に流入されるんだ。そのデータが、生まれながらの性格や気質、才能、趣味嗜好、また、性別や肉体の形状などといった特徴を決定づける。これが先天的なプログラムとしてありながら、後天的環境との組み合わせでさまざまな個性が形づくられるんだ。
    ・また、逆に、「誰か」が死を迎えると、その個別意識が抱えていた全記憶が大きな風船へ取り込まれ、他の記憶データと統合され、蓄積される。
    ・誰かが肉体を失うたびにデータ(カルマ)が集まるのだから、ソースには莫大な記憶(あるとあらゆる経験や知識、感情など)が集積されている。この生命活動の記録、全宇宙の記憶を総称して「アカシック・レコード」と呼ぶ人もいるね。
    ・この世は、神があえて「思いどおりにならないようにつくった場」だからね。
    ・この世は「神の、神による、神のための遊技場」だ。
    ・この世は「神が人間を育成する場」ではない。「神が人間として遊ぶ場」だ。
    ・おまえ自身が全宇宙を創造した神、その張本人だという話をしてるんだよ。
    ・将棋や囲碁などの古典的ゲームから、各種スポーツ、ビデオゲームに至るまで、ありとあらゆるゲームには必ず決めたルール、(フィールドの有限性・行動の不自由性・先行きの不透明性・制限・想定など)がある。その中で幾多の障害を乗り越え、そこで得られる達成感や開放感などを味わうというのがゲームの醍醐味だ。「思いどおりにならない」のは、ゲームがゲームであるがゆえ。
    ・その前提は「罰」でも「更生」でも「意地悪」でもない。
    ・「人生は幻想である」ということを受け入れる必要が出てくるんだ。自分がゲームキャラクターではないという自覚が必要なんだ。しかし、人間にはその自覚がほとんどない。
    ・そしてそれまでのプレイ内容(人生)を振り返り、壮絶な後悔に見舞われるんだ。「あぁ、畜生!最初からゲームだとわかってたら、あのときああしてたのに、こうしてたのに!」って。
    ・ゲームをしていたという自覚を失っていたからこそ生じる後悔、未練。それが次なる人生(輪廻転生)の原動力となる。
    ・「さとりを開く」という言葉を、難解にとらえる必要はない。それは「ハートを開く」のと同義だ。
    ・ハートを開くのは単に、それを閉ざしているエネルギー(恐れ・不満・不安・不信感・怒り・傲慢・罪悪感・劣等感・差別・軽蔑)を手放せばいいだけの話だ。
    ・その、「ハートが開かれている状態」が、「愛」と呼ばれるもの。「私とあなたの間に壁がない」、それが愛だ。「愛」は「行為」ではない。「状態」のことだ。
    ・瞑想は手段でもツールでもない。「結果」なんだよ。
    ・瞑想は、するものではなく起こるもの。「恋に落ちる」のと同じように、「瞑想に落ちる」んだよ。
    ・意識からを「思考の次元(幻想世界)」から「体感の次元(現実世界)」に合わせるんだよ。
    ・単純にフィーリングの世界に移行すればいい。五感を研ぎ澄ませて「感じる」ことに帰るんだ。
    ・「いま」にある自分を感じなさい。人生におけるあれこれを考えるより、いまを味わいなさい。
    ・実は怒りも悲しみも、外側から訪れるのではありません。生まれた時ときからすでに内在しているものなんです。
    ・僕たち人間は、この現象界へ現れる際、たくさんの感情を抱えてやってきます。それらを人生の中で解放するために。
    ・解放しようともってきたものを、「怒りを出してはならない」「悲しんではいけない」と、そのまま外に出さずに心に閉じ込め、押し殺してしまうからこそ、ゆがみが生まれてしまうんです。

    【感想】
    ゲームに夢中になって、ゲームオーバーになったときに当たり前のようにコンティニューを選択してゲームを続ける。筆者によれば、これが輪廻転生とのこと。ゲームを終えるときは、飽きるとき。つまり人生を味わい尽くすことがゴール。というのは斬新な発想で感動すら覚える。納得。
    でもそのためには「人生は苦である」ということを受け入れることから始まるということを理解する必要がある。

    【学んだこと】
    心かき乱されることが生じた場合は、そのことについてあれこれ考えるのではなく、その感情を見つめること。

    【行動】
    思い通りにならない事態に遭遇したら、これは「ゲーム」と思うようにする。その上でチャレンジする。
    とにかく人生を楽しむという気持ちと姿勢を全面に出していく。

  • この本はスピ本のなかでもたとえがすごくおもしろいです。
    さすが『うんこくさい』さん

    人生は『忍天道』
    人はうまれてこない

    などの例題つきのお話が深い理解へと繋がります。

  • PDF
    この世のしくみ

  • 不幸を手放すことで幸せになろうという本。幸福であることを追求するのではなく、不幸であることに気づきそのこだわりから自分を解放することを勧めている。
    般若心経の超訳が面白い。どんなこと言ってるのかな?と興味ある人にお勧め。観自在菩薩が語る、瞑想の極意といったところ。

  • 面白いし、わかりやすい。
    宗教、果ては般若心経の意味が面白いと思うとは。
    1冊目と合わせてとてもお勧めです。

  • ■ 1629.
    <読破期間>
    201/4/23~216/4/27

  • どんな意味を見出すか、様々な物事の関係性の中に。いやなものは手放してしまえ。

  • もう少し読み込んでみたい

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著者プロフィール

1973年、北海道生まれ。グラフィックデザイナーを経て、札幌の広告代理店に入社。2004年、セロトニン欠乏による記憶障害をきっかけに、突然の霊的な目覚めを体験。その経験をもとに立ち上げたブログ「あの世に聞いた、この世の仕組み」が大きな話題に。2010年、本書の前作となる著書を発表。現在は東京を拠点にブログや執筆活動、全国各地でトークライブを通じて、ユーモアあふれる人生哲学を発信している。温水便座の水圧を、最強にして使用するのがモットー。主な著書に『あの世に聞いた、この世の仕組み』(サンマーク出版)、『極楽飯店』(小学館)がある。

「2020年 『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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