やらなくてもいい、できなくてもいい。

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 531
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763130471

感想・レビュー・書評

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  • 久々にノマド本をと思い手に取りましたが、
    良くも悪くも普通のビジネス自己啓発書でした。
    (著者は日本とニュージランドを行き来する
    デュアルライフを実践している人です。)

    タイトルがうまいというか、
    今の閉鎖的な時代背景にマッチしている印象ですね。
    うまくいかないことばかりにぶち当たっとき、
    こういう本に出会えれば、
    少しくらいは心の安らぎになるかもしれません。

    僕は小さくてもいいので自分のできることを
    コツコツとやるといところにグッときました。

  • 無理はしない。
    好きな人とだけつきあう。
    当たり前のことをコツコツと。

    どこかで聞いた内容な気もするけど、肩の力は抜ける。
    ものすごくコミュニケーション力がなかったのに、ミリオンセラーを何枚も出した著者の内側がわかった気がした。

    これを読んで、もっと自分の「やりたいこと」「興味があること」に目を向けてみようと意識し始めたことが収穫。

  • 友達に借りた本。自分らしさ、それを追求する為に書かれた本の気がする。この本を読んでひたすら、「今の自分は、本当に自分の内なる声に従っている?」とずっと自問自答していた。

    きっと、今後も常に「自分らしさ」で悩むと思う。
    でも、それを忘れてしまったら、ダメなんだと思う。
    常に、自分らしさを考えて、その度に反省して、
    自分を磨いていく、それが必要なんじゃないかと思う。
    そうすることで、本当に自分らしい人生を歩むことができる。
    ある組織にいると、同じ傾向を持った人達と一緒にいると、
    気づかないうちに、考え方や見方が偏ってくる。

    その中にいる内は、気づかない。だから、本を読んだり、違う世界の人に会ったりして、自分が「他の誰か」になっていないか、確認する必要がある。

    そんなことを思いださせてくれた本。

    以下、気になった箇所をピックアップ!

    ○自分を隠さなくてもいい!
    ありのままでいるときが、実は他人に、いちばん魅力的に見えるときなのです。すごい才能を発揮している人は、僕の知る限り、それでしか自分を表現することができないから、それを選んでいるのです。彼らの最大の強みは「迷いがないこと」です。
    そのヒントは、"外"にはありません。あなた自身の"内側"にあるのです。

    ○「TO DO」リストはつくらなくていい!
    「TO DO」リストをよく見てみると、来年も、十年後も、もしかしたら一生やらなくていいことですら、「やらなくてはいけない」ことのなかに入っています。自分が本当にやりたいことを見つけることこそ、クリエイティブ活動の第一歩です。

    「らしさ」満点の人生に!

  • 絢香、Superfly、CHEMISTRY、平井堅などのアーティストをプロデュースした人というだけあって、説得力があった。

    一番心に響いたのは、「隣の芝生は見なくてもいい」ということ。
    王道をいって成功している人が眩しく思えることがある。
    しかし、自分らしく生きることができ、キラキラ輝ける場所があるということこそが、その人にとっての「成功」なのではないか。

    「我が道を行く」のは、険しい道のりだけど、四角さんの生き方をみていると、それをやる価値はあるのだなあと、勇気づけられた。

  • 「ありのまま」「できることをやればいい」系の本。
    方向性は納得する部分はあるけど、鵜呑みにしてはいけない。
    120点を叩き出せる特定の分野をもっていて、他のできないことを帳消しにデキる人は多くない。
    それでうまくいく人がいることも確かだろうけど、大抵の人にとって再現性は低い。

    ■参考にする部分
    すでにあるもの、いいと思えるネタを混ぜることで全く新しいものを作り出せる。ひらめきや、いいなと思うもの、それにふれて感じたことをメモをとることでクリエイティブになれる。
    アウトプットのためにと言う意識を持ってアンテナを立てた瞬間から世界がキラキラ輝いて見えて、生きることが楽しくなる。
    やりたいことリスト。やりたいことをメモして、リスト化して、分類する。それで人生において優先すべきものが見えてくる
    自分の強みを育てて、他人と補い合ってチームで成果を出す
    チーム内の人に感情移入を促し、自発的に最高の仕事を行ってもらう。やる気のスイッチを押すということ。
    ハウツーを鵜呑みにしてオーバープロデュースしてはいけない。自分を捻じ曲げて疲れてしまったり、ちぐはぐな印象を与えてしまう。
    本人が本来持っているキャラクターよりも実像とは違うイメージを優先させてしまうと殆どの場合うまくいかない。
    自分の理想像目指して努力することもよい。それは自分のイメージ
    自分らしさを突き詰めるためには、自分の好きなことを一生懸命やればいい。

  •  
    本当に仕事がうまくいくようになったのは、自分の仕事を減らしていくようになってからだった。
    何をやらないのか決めるのが、生きるうえでいちばん大切。

    他人と親しくなるには、会う時間より回数を増やしたほうが良い。、

    「なりたいもの」になれなくても「やりたいこと」ができれば良い。

    「できるだけ多くの人にバラマク」という漠然としたイメージではヒットは作れない。一人一人に手売りするイメをもつ。(ペルソナ)

    自分が飛び抜けて仕事ができなくても、周りの部下・同僚がデキるようになれば成果はあがる。
     
    ひとつにしがみつかないための、前向きな逃げ道を作っておくべき。心の拠り所。

    仕事のパートナーとは、阿吽の呼吸までトコトン仲良くなるか、ぶつかり合うか、で良い。適度な友だち関係は1番最悪、お互いなんのプラスもない。

    やらなくていい。自分の得意・不得意を明確にして、不得意を補ってくれる人を周りに配置する。

    チームメンバーの誰もが、あの仕事は自分がやったと誇れるようなチームづくりが、上司やリーダーの役割。

    クレド(中心軸となる方針)をら常に持ち続けている人、と思われるべき。他人の意見は聞くが、飲むか飲まないかはクレドに従い判断し、断る理由もクレドからブレずに論理的に説明する。

    プロデューサーのイメージの範囲内で完成してしまうのは、失敗に等しい。クリエイターには、プロデューサーの想像を超える能力を発揮してもらえる環境づくりを目指す。
    そのためには、
    ・明確なクレドやビジョンを伝える
    ・指示は細かすぎないように

    欠点も含めて個性。欠点を頑張って潰さなくていい。

    仕事のオファーが来るようになった時こそ勝負。それまで以上に丁寧に仕事をする。

  • いい本だった。
    "「できることをやればいい」「無理をしなくていい」「ありのままのあなたでいい」のです。自分にとってどういう状態が心地よくて、何をやることが苦痛なのかを理解してあげること。そうやって、自分をオーバープロデュースせずら自分を解放してあげるだけで、人生の景色を変えることができるのです。"
    "僕のいう成功とは「自分らしく生きられる」ということを指します。お金や、ビジネス上で成功することももちろん大切ですが、自分自身を殺してまで、無理やり目的地に到達できたとしても、それは本当の成功ではありません。自分自身に過剰な期待をかけず、自分の心を失わずに結果を出す方法があるということを、この本を通してひとりでも多くの人に気付いていただけたら幸いです。"

  • p2
    目の前にある
    「自分だけにできることだけ」
    に集中し、それをやりはじめたとたん
    仕事も人生もうまくいく
    ようになったのです。

    p59
    何事も全力でやっていくことで、
    周囲に気持ちが伝わっていくはずです。

    p221
    「できることをやればいい」
    「無理をしなくていい」
    「ありのままのあなたでいい」
    のです。自分にとってどういう状態が心地よくて、
    何が苦痛なのかを理解してあげること。
    そうやって、自分を開放してあげるだけで、
    人生の景色を変えることができるのです。

  • 心に響くフレーズ
    ① ひらめきをメモする。
    ② 僕のいう成功とは、自分らしく生きられること。

  • 自己啓発
    ビジネス

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著者プロフィール

モバイルテクノロジーを活用することで場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、
ニュージーランドの湖で半自給自足の”森の生活”を、
年の数ヶ月は世界中で”移動生活”を送りながら様々なプロジェクトを手がける。
Instagram、多数の連載、公式メディア〈4dsk.co〉を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。
アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとしながら、複数の企業の役員やアドバイザー、
大学非常勤講師、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』学長を務める。
著書に、12万部を突破し若者のバイブルともなっている、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』や、
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
レコード会社プロデューサー時代に配信を含めて10度のミリオンヒット、CD売上2000万枚を記録。

「2018年 『人生やらなくていいリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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