からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て

著者 :
  • ソレイユ出版
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本棚登録 : 141
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763130044

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず食に関する知識としてこの本に関することは大方頭に入れておきたいと思える。生きて行く上で必要な知識だと思う。更に突っ込んだ事を知りたいなら旦那さんの方の本を読んだほうがいいのかな。さらっと頭に入れとくならこの本で十分。でも結局季節の物を食べるっていう凄いシンプルな結論に至るんだけど、最近の異常気象の事を考えると、それだけではやっぱり足りないような気がする。突然熱くなって、突然冷えて、その繰り返しが最近は多い。まあ普段から胃腸ををちゃんと気遣って運動して健康的にしてればそんなに体調を崩すことはないと思うのだけれど、いつそんな事になるかわからんからやっぱり必要な知識なんだろう。最近の病院の実態や西洋医療の不自然さ加減を考えると、古来から東洋の人間が築いてきた知恵を活かす療法のほうが身体には良い気がする。何事も自分のことは自分だけで処理できるようになったほうが強い。evernoteに全部ぶっこみたい知識と、脳みそに全部ぶっこみたい知識の二種類があるが、この本はその中間くらい。ある程度はあたまに入れておこうと思う。

  • ちょっと不調かな…と言う時や市販薬に頼りたくない時に知っておくとよい事だと思います。昔は当たり前にしていたことでも、今は忘れられてる知恵が詰まっている本です。

  • 498.583-オオ 000445916

  • 20120818

  • 非科学的とも思える陰陽の考え方により、食べもので病気の予防や症状を緩和しようという本です。

    前半部分は、陰陽についてや食べものについて全般的なことが書かれています。
    食べものには陰陽があり、人の体も食べたものにより陰陽に傾きます。
    陰陽の真ん中の中庸に保つことが健康の基本だということです。

    実際にこの本に書いてあることを意識して食事を続けてみると、納得できることがたくさんありました。
    例えば、私の頭痛のほとんどの原因は食べ過ぎで、食べ過ぎて1日から2日後に頭痛が起こることがわかりました。
    食べものが体全体に影響を及ぼしているということが実感できて驚きました。

    後半部分には、病気や不調の症状別に何を摂ればよいかが書いてあります。
    薬はよく効きますが、副作用も強いですし、なにより原因を取り除かないと再発してしまいます。
    体の声を聴き、自然の食べもので症状を緩和しつつ、体を中庸に近づけていくことが大事だと思いました。
    健康の基本は食べもので、毎日の食事で健康にもなり不健康にもなるのだなと再認識させられました。

    私の体は陰性に傾いているようなので、陽性の強い「梅しょう番茶」をよく飲みます。
    「梅しょう番茶」は冷え性や低体温の方にはお勧めですよ。

    この本は、食べものが体にどのような影響を与えるかを知りたい人にお勧めです。

  • 「食養」という考え方を学べます。
    自分は陽の体質なので、陰の食べ物を積極的に食べたほうがいいらしい。
    シンプルな和食のレシピも載ってます。
    粗食なら自分でも作れるかもしれないので、ちょっと自炊してみようかと思う。

  • 一家に一冊、あると便利ですね。急の病だと家での対処を先にしてから病院探しをしたいもの。救急病院へ行ったからと言って、すぐに診てもらえるかは分からない。また、病院へ行かずとも良いという程度の病なら、この本でなんとか治せそうなのも良いですね。
    マクロビティックや民間療法を合わせた考えで、この著者は6人のお子さんを育ててきてます。少し面倒な感じもする治療法だったりしますが、慣れればすぐに対処できるようになるのは、何事にも通じると思います。西洋医学のお薬は万能ではありません。使うところでは使わなければいけませんが、家の手当で治せれば、無駄に薬で身体を痛める事はありません。

  • 小さい頃、風邪を引いたときやお腹が痛いとき、肌のトラブルなどのときに、おばあちゃんが大根おろしをすって飲むといいよとか、かりん漬けを飲みなさいとか、いろいろ教わったけど、そんなのより薬局に行ったり病院に行ったりしてもらう薬が一番効くに決まってるじゃんと腹の中では思っていた。
    鼻から信用していなかった…。
    でも薬に頼らず、昔からの方法で治すのが副作用はないし、身体にやさしい。
    何よりも民間療法にもちゃんと根拠があって理屈が通っているし、薬を飲むよりも安心できる。

    この本を読んで改めて気付きました。
    ありがとう。死ぬまで大事にします。

    人間は、あらゆる生き物のおかげで生かされています。ありとあらゆる、生き物は土から生まれて土に還っていきます。

    根源は同じなんだな~。

    わたしが今生きているのもみんなのおかげ、と素直に思えるようになった本。

  • 食生活を考える 根幹になるような本だと思いました

  • これ1冊あれば、薬を使わず、不調を整えたり、日々を健康に暮らす食事がわかります。

    症状別の手当て法がわかりやすく、絵もかわいく読みやすいのがいい。

    人の歯の形からみると、臼歯(すりつぶす)が20本、門歯が8本、犬歯が4本となっていて、その用途を考えると、穀物:野菜:肉魚は5:2:1の割合でとればいいという。

    とっても説得力があり感心しました。買ってけして損はない1冊。

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著者プロフィール

1933年、静岡県生まれ。純正菜食料理研究家、栄養士。食養医学家であった夫・大森英櫻氏の無双原理をベースに陰陽の法則に基づく食生活を半世紀以上実践。からだと心のバランスをとりもどす食事と手当て法を伝える穀物菜食料理の学校「一慧のクッキング」を開校。自然治癒力を高める陰陽料理のおいしさと手当ての的確な判断には定評がある。著書に『いちばんやさしい! マクロビオティックおいしいレシピ98』(新星出版社)、ビデオに「病気別料理実習シリーズ」など。

「2022年 『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 令和版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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