美術の森の番人たち

著者 :
  • 求龍堂
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本棚登録 : 31
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763020246

作品紹介・あらすじ

著者・酒井忠康(現世田谷美術館館長)が、学芸員としての第一歩を踏み出した神奈川県立近代美術館時代から始まり、56年にも及ぶ美術館での仕事を通じて出逢った、多くの忘れがたき人々。
本書では、美術界を「美術の森」と呼び、を豊かで風通しのいい世界にしたいと、自分の持ち場で思い切り力を発揮した、美術館や画廊や美術系大学で仕事をもった人、新聞・雑誌の記者や編集者、美術評論家の中から、今は亡き35人を選び、それぞれの人達への追言葉として語られている。
著者との交流の中に滲む人間味溢れる人となりや生き様を、温かなまなざしで捉えた人物スケッチのような、心に残る名エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1941年、北海道に生まれる。1964年、慶應義塾大学文学部卒業後、神奈川県立近代美術館に勤務。1992年、同館館長。2004年、世田谷美術館館長に就任し現在に至る。著書に『海の鎖』(小沢書店)、『覚書 幕末・明治の美術』(岩波書店)、『彫刻家への手紙』『彫刻家との対話』『ある日の画家』『ある日の彫刻家』(以上、未知谷)、『若林奮 犬になった彫刻家』『鞄に入れた本の話』『芸術の海をゆく人 回想の土方定一』『芸術の補助線 私の美術雑記帖』(以上、みすず書房)。『鍵のない館長の抽斗』『片隅の芸術と文学の話』『美術の森の番人たち』(以上、求龍堂)。『横尾忠則さんへの手紙』(光村図書出版)ほか多数。

「2022年 『遅れた花──私の写真ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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