小さな星だけど輝いている 輝く瞬間はいつも永遠ではない。それでも、時には堂々と、時には淡々と、私らしく輝けばいい。

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 581
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761276256

作品紹介・あらすじ

★2021年間ベストセラーランキング第1位、ついに日本上陸★
★韓国で20万人が共感!★
★世界的人気K-POPアイドルグループNCTのリーダーTAEYONG(テヨン)が
VLIVEで紹介した話題の本★

誰にでも輝く瞬間はあるだろうが、いつも永遠ではない。
ふと心に闇が舞い降りる瞬間があっても、転んでも倒れても大丈夫。
また立ち上がればいいから。
いちばん大事なことは、その間も成長しているということを忘れないこと。
時には堂々と、時に淡々と、私らしく輝けばいい。
小さくても大丈夫。星は、小さいほど長く残って輝くから。
夜空のような日常で、あなたという星もすでに輝いている。

人生はいつも幸せというわけではなかったけれど、不幸もあったからこそ、幸せにもっと価値が生まれるのでしょう。多くの人間関係をつくってきたからこそ、いま大切な人たちと一緒にいられるのかもしれません。
***
無理だとわかっていても、できないとわかっていても、しがみついたこともある。でも、これからはぴんと張った人生との綱引きをやめて、ゆるく生きていこう。悪いことがいくつか続いたあとの、うれしいことひとつ。それが、わたしを生かしてくれるのだから。
***
いつだったか、マリリン・モンローが語った人生の助言を読んだことがあります。星に関するものでした。「わたしたちはみんな星、誰もが輝く権利がある」。その一言に、心臓がどきりとしました。
***
ある本で読んだことがある。人は愛【サラン】から人【サラム】になった、愛の存在だと。だから、いちいち他人の言葉に傷つく必要はない。自分の愛し方を知っていれば、他人の言葉に振り回される理由もない。自分より大切な人も、自分よりいい人もいない。
***
人間関係に意味をつけ加えるのは、時間ではなく記憶だから。意味のある記憶があれば、関係が崩れることはない。それは、お互いを生かす救いとなる。
***
人生が文章なら、どんな単語たちが、わたしの人生を説明してくれるだろう。どんな文章でも、愛が抜けていませんように。
***
自分の努力で得たものじゃないなら、自分のものじゃないのだから、うらやましがらないこと。自分の失敗で起こった結果じゃないなら、自分のせいじゃないのだから、がっかりしないこと。
***
「思う存分」という言葉が大好きだ。短くて簡潔だけど、すべてを与えてくれるような、頼もしさが感じられるから。それは完全無欠の許可の言葉だ。
***
一度くらいは自分の好きに、一度くらいは何も考えずに、がんばらない時間も必要だから。これからわたしは、人生という戦場で、これまでのように走らないで、ゆっくり歩く準備をしよう。

感想・レビュー・書評

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  • 1.おすすめする人
    →恋愛している、切ない、エモい気持ちになりたい
     人生の教訓を学びたい

    2.内容
    →「ひとり」でいる時に読みたい。
     難しい言葉は書いてなくて、単純で、
     人間の心理をついてくる。
     恋愛についてもだけど、その他の人との関係性を
     改めて見直す機会になった。
     必ずしもイエスマンでなくてもいいと、
     自分を慰めることができた作品。

  • 辛い時、挑戦する時に読みたい自尊心を高めてくれる本。一ページあたりの文字数が少ないので読みやすい。愛読書として持ち歩くのにいいかも。

  • 表紙、内容、挿絵(写真)全てが美しい1冊。
    ただ2章においては大きく『愛』がテーマなのだろう、それが恋人、配偶者、子、に対してなのか。自分が冷酷なのだろう、少々綺麗事に聞こえる。そしてそれが悲しい。きっとライフステージで響く言葉が違うのだろう。手元に置いておき、時々ページをめくってみようと思った。

  • 自尊心を高めようとしてくれる、自分を大切にすることを思い出させてくれる、優しい一冊でした。

    読んだだけですぐに自尊心が高まったりなにか解決したりするわけではない。
    だけど、悲しい時にちょんと袖を引っ張ってくれるような印象の本です。

    写真も美しく可愛いものでした。

  • どうしようもなく、寂しい夜に寄り添ってもらえる本と出会えたと思っています。
    今までの自分の気持ちを整理できたり、今抱えてる気持ちとの向き合い方だったりがこの本と出会えた事でほっと一息ついて、息ができました。
    装丁の通り、夜に読むのがオススメです。

    何度も読み返した1冊です。

  • 自分が嫌だ!と思っていたけど、自分をこれからは大切にしていきたいな。
    大事なことを忘れていたかもしれないです。

  • よかった!絶対に読み返す!

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著者プロフィール

多情多感なのに表現することが苦手で、弱いくせに強く見せようとがんばる人。悲しみを癒やすためにときどき音楽を聞き、乱れた心を落ち着かせるために文章を書く人。繊細ではないけれど、温かいなぐさめが誰かの心に届くことを願っている。

「2022年 『小さな星だけど輝いている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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