不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761275303

作品紹介・あらすじ

お金で買えない若さを手に入れる方法の全てがここに。
メンタリストDaiGo 推薦

肌、髪、体、心が細胞レベルでアップデート!
世界最先端の科学が証明

「ここ最近、頭が鈍ってきた」「気力が落ちてきた」「肌が…髪の毛が…体型が…」などなど。「いつまでも若々しくあり続けたい」。本書は、人類史上最大と言ってもいい難題である「不老」に挑む1冊です。

加齢に対する印象の良し悪しは、あなたの若さと寿命を左右するインパクトを持ちます。
イェール大学の研究では、
「老化に対する考え方がポジティブな人は痴呆のリスクが下がりやすい。ポジティブな思考がストレスをやわらげ、認知症の防御壁のような働きをするのだろう。この結果はエイ
ジズム(老化に対するネガティブな印象)に立ち向かうことの重要さを示している」ことがわかっています。

具体的な数値を挙げると、加齢について「経験が豊富」や「思慮深い」といった前向きなイメージを持つ人は、49.8%も認知症の発症率が低い傾向がありました。この数字は、食習慣や運動の改善効果に匹敵するレベルです。

これからは人生100年時代。「老い」はますます身近になっていきます。対策が必要です。

そこで、本書では気鋭のサイエンスライターが、
すぐ実践できて効果が表れる世界最先端の科学が証明した
メソッドを厳選して解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 人生100年時代。
    若々しく、健康で、元気に生きていくために必須の本です。
    著者の本は、多数の科学的エビデンスをもとにして書かれているので、とても説得力があります。
    ぜひぜひ読んでみてください

  • ①この本を読む目的
     かっこいい身体を作って死ぬまで維持できるように今から習慣をつくる。

    ②読んで感じたこと
    ・まとまった時間運動できなくても、階段使ったり歩いたり家事したりリスク(苦痛、不快感)を伴う行動を選択すれば同じくらい健康効果を得られる。

    ・人間の脳はエネルギーを節約するために現状維持を促すメカニズムになっている。成長するためにはリスクを伴う行動を選択しないといけない。
    人生を通じて成長するために、昨日よりもリスクある行動を選択する。

  • すぐに実践できる内容がたくさんありました!
    具体的な行動が書いてある点が良かったです!


    ★本当に効果的な休憩は全て攻めの姿勢を持っている
    ▶コントロール感を得ること

    ★適量の苦痛レベルを上げていく
    ▶苦痛↔回復の繰り返し

    ★苦味が強い野菜は有効ただし、生食
    ★人間関係のストレス、金銭関係ストレスは老ける
    リスクメーター→感情リスクと社交リスクが足りていない
    ★タンパク源はハーブやスパイスとセットで食べる
    ⇛酸化を防ぐ

  • 本書での著者の主張は極めてシンプルで、肉体と精神に適度な「苦痛」を与え、そこから「回復」させ、このサイクルを繰り返すことで、若さと長寿が実現できる、というもの。

    具体的には、体力レベルに応じた負荷を与える運動、ファスティング(断食)を中心とした食生活、適度なストレスを脳に与える「エクスポージャー」の3種類を実践的内容と共に紹介している。

    ただそうはいっても、「長寿」はともかく、現実には「不老」は不可能だと思われるので、本書の内容をまじめに実践しても廊下を遅らせるだけで、「不老」にはならないだろう。

    ところで、ファスティングと言えば細胞のj食作用である「オートファジー」をファスティングにより活性化させることで、健康を目指す方法もよく聞くが、本書ではファスティングの項ではオートファジーについては一切触れていない。
    そして本書では、ファスティングを行うと「AMPK」なる酵素が活性化し、それにより細胞の働きがアップし、寿命の延長が期待できるとのこと。

    一方で、オートファジーを利用した健康本を数冊だが読んだ限りでは、AMPKという単語は出てこなかった。

    どちらも、ファスティングを引き金に健康増進作用が発動するようなので、だとすれば相互に関連性があるようにも思えるのだが、ここらへんはどうなっているのだろう、と感じた。

    それはべつにしても、本書では運動のメニュー、食べるべき食品や推奨サプリ、快眠やより良いメンタル状態になるためのアドバイス、果ては化粧品までかなり具体的な紹介をしていて非常に実践的であるとも感じた。全てを行う事は極めて難しいと思うが、できるとこらから少しずつ取り入れてみて、様子を見てみたいたいと思う。

  • 身体の老化を防ぐ方法をまとめた本。
    基本は、苦痛を受けてから回復させ、ひたすらそれを繰り返す事である。
    7種類の項目について全部で83の方法があり、流石に全部取り入れるのは無理だと思うが、最後の章で目標に合わせたロードマップがまとめられており、実験しやすい内容になっている。
    自分視点で行くと、運動、ファスティング、メンタル、睡眠、脱洗脳はかなり出来ているが、美肌はさっぱりかな。男だからだと思うが美肌はほとんど自分には刺さる内容がなかった。まあ何にせよ、出来そうな所から取り入れて少しでも老化を防ぐ様にしたい。

  • 健康に関心があるのと、パレオさんこと鈴木祐さんの本を読んだことがあったため本書を読んでみた。アンチエイジングに対して具体的な効果ややり方を明確に書かれてあってすぐに行動に移しやすいと思う。ロードマップを参考に頑張っていきたい。

  • ざっくりとした自分なりの解釈。


    若返りのメカニズム

    ホルミシスとは多すぎれば有毒になるが、少なければ有効に働く作用のこと。
    例えば、ワクチンの仕組みやサウナなど


    食事はカロリーの質が大事!

    満足感があって、栄養価が高く吸収率も良い食べものを食べること
    例えば、ほうれん草やブロッコリー、卵、鱈(タラ)、鶏むね肉など


    運動はできる範囲で意識するだけでも効果が上がる!

    例えば、自分はこれだけ動いてるんだからと、普段の家事(掃除、洗濯、皿洗い、風呂掃除)を意識したり、猫背になってないか意識したり、少し速い速度で歩くだけでも効果はある。


    ファスティングでAKMP(代謝のマスタースイッチ)をオンにする!

    とりあえず、16〜18時間の間は水、コーヒー、お茶だけでしのぐ。
    朝食を抜いたりするのが現実的。


    美肌のためのビッグスリーは保湿!レチノール!日焼け止め!

    朝はクレンジング→保湿→日焼け止め
    夜はクレンジング→保湿

    レチノールは刺激が強いので濃度が低いものから少ない量で試すこと!


    などなど、簡単なメソッドもあるので初心者にもオススメ!

    この他にも、もっと難易度の高い運動や著者がオススメする美肌を作るため具体的な商品名などが載っているので気になる方は是非、読んでほしい!

  •  ありとあらゆる方法がずらりと並んでいて、どれにしたらいいんだろうと思ってしまったけど、最後にロードマップも入れてもらえてるのでありがたい。読んだら実践あるのみの本。

  • 長生き、健康のための「運動、食事、睡眠」について。

    不老長寿のための脱洗脳の話が印象に残った。

    研究では幸福を感じていて、未来は明るいと思っている人ほど長生きであるということがわかっている。

    現代では老人に対して「頑固だ」とか、「老いると身体にガタが来る」などのネガティブなイメージを抱く「エイジズム」という思想があり、それが人を老いやすくさせていると筆者は語る。

    自分に対してネガティブなイメージを抱いてしまうのは若者も同じことである。現代ではSNSで簡単に他人と自分を比較することができる。このような環境で、ありのままの自分を認めるのは難しい。重要なのは外見や考え方を他人と比較するのではなく、今自分が持っている身体の機能に目を向け、何ができるのかを観察し、それに満足することだ。 

  • パラパラ読みをしただけ。
    巷で出ている健康本と書いていることは一緒。
    健康に良い食事、質の高い睡眠、適度な運動が長生きの秘訣。
    肌の保湿はワセリンでいいらしい。

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「2020年 『ヤバい集中力ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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